としょかんでつくったほんのリスト

こんなほんあんなほん(小学生向き) 2017年度版

2017年度版

2016年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

〈 〉内は分類をあらわします。

1~2年生向き

ねこどけい

『ねこどけい』表紙画像

きしだえりこ/さく
やまわきゆりこ/え
福音館書店
〈エ〉

ことちゃんのいえには、じかんになるとまどからおもちゃの「はと」がでてくる「はとどけい」があります。ねこのねねこは、とけいのはととあそびたいなとおもっていました。そこではとがでてきたとき、ねねこはとけいにとびのりました。すると、とけいのやねがまがり、はともでてこなくなってしまいました。

トルーシー・トルトルとトラ

『トルーシー・トルトルとトラ』表紙画像

ヘレン・スティーヴンズ/作
ふしみみさを/訳
BL出版
〈エ〉

トルーシー・トルトルのパパは、おおどろぼうです。どうぶつえんにいったとき、トルーシーはいいました。「どろぼうしたら、しいくがかりさんにたのんで、トラにおしおきしてもらうからね!」それでもきにせず、せっせとどろぼうしているパパを、トラがじっとみていたのでした。

路線バスしゅっぱつ!

『路線バスしゅっぱつ!』表紙画像

鎌田歩/作
福音館書店
〈エ〉

日曜日、つばさくんたちは、はじめてじぶんたちだけで路線バスにのって出かけることにしました。家のちかくのバス停から公園まで、さあ、しゅっぱつ!
路線バスには、さまざまなそうちや、安全のためのくふうがたくさんあります。これをよむと、バスの仕組みがわかりますよ。

みちくさしようよ!

『みちくさしようよ!』表紙画像

はたこうしろう/作
奥山英治/作
はたこうしろう/絵
ほるぷ出版
〈エ〉

きょう、がっこうはおひるでおわり。おにいちゃんがみちくさしながらかえるっていうから、ぼくもついていったんだ。おにいちゃんはこうえんやじんじゃにいって、アリやカタツムリ、カエルのことをおしえてくれる。はっぱをちぎってつくったヒコーキもとばしたよ。みちくさってたのしいね!

へっちゃらトーマス

『へっちゃらトーマス』表紙画像

パット・ハッチンス/ぶん・え
小宮由/やく
大日本図書
〈93〉

トーマスは、これまでに一ども字をおぼえようとしたことがありません。でも、へっちゃら!いつも「かんけいないね。」なんていっています。字がよめないので、いつもたいへんなことになってしまうトーマス。そしてついに、ろうやに入れられてしまいます。さてさて、どうなることでしょう。

こどもどうぶつえんのみんなの1日

『こどもどうぶつえんのみんなの1日』表紙画像

福田豊文/しゃしん
なかのひろみ/ぶん
アリス館
〈48〉

ゾウやライオンにはあえないけれど、ウシやヒツジなど、むかしからにんげんとくらしてきたどうぶつたちとあえるのが、こどもどうぶつえんです。この本では、どうぶつたちの1日のようすをしゃしんでしょうかいしています。じょうずなだっこのしかたや、さわるコツものっていますよ。

ウミガメものがたり

『ウミガメものがたり』表紙画像

鈴木まもる/作・絵
童心社
〈エ〉

なつのよる、日本のすなはまで生まれた子ガメはいっせいにうみをめざします。いろいろないきものにねらわれながらも、いきのびておとなになったウミガメは、やがて10,000キロもうみをこえてカリフォルニアからまた日本にかえってきます。
ウミガメといっしょにながいたびができる絵本。

かようびのドレス

『かようびのドレス』表紙画像

ボニ・アッシュバーン/文
ジュリア・デーノス/絵
小川糸/訳
ほるぷ出版
〈エ〉

おきにいりのドレスをきるのはだいすきなかようびだけってきめているの。なのにあるひ、このドレスをきようとしたら、たけがみじかくなっていたの。おきにいりがきられなくなってないていると、ママが「ぎゃくてんのはっそう」で、ドレスをすてきにへんしんさせてくれたのよ。

ソーニャのめんどり

『ソーニャのめんどり』表紙画像

フィービー・ウォール/作
なかがわちひろ/訳
くもん出版
〈エ〉

おとうさんが、ソーニャにひよこを三ばくれました。ソーニャがまいにちたいせつにせわをしたので、ひよこたちはすくすくそだち、りっぱなめんどりになりました。ところがあるさむいよる、とりごやがきつねにおそわれて、めんどりの一わがさらわれました。

トンチンさんはそばにいる

『トンチンさんはそばにいる』表紙画像

さえぐさひろこ/作
ほりかわりまこ/絵
童心社
〈913〉

ゆうくんは、Tシャツの水玉の数をぴたっとあてたり、かみなりがくるのがわかったり、ほかの人にはわからないことがわかります。ひなたちゃんがそのわけを聞くと、ゆうくんは「トンチンさんが教えてくれるから」と言います。トンチンさんってだれなんだろう?とひなたちゃんは考えます。

やさいの花

『やさいの花』表紙画像

埴沙萠/写真
嶋田泰子/文
ポプラ社
〈62〉

やさいも野の草花とおなじように花をつけます。やさいは、花がさくまえにしゅうかくされることがあるので、花をみることはすくないけれど、アザミににたゴボウの花、ナノハナそっくりのキャベツの花、アサガオみたいなサツマイモの花など、どれもとてもきれいです。いろいろなやさいの花をみてみましょう。

おとうふやさん

『おとうふやさん』表紙画像

飯野まき/さく
福音館書店
〈エ〉

みっちゃんは、おとうふやさんのみせさきで、おおきなおけに、たくさんのまめがはいっているのをみつけました。これは、だいずといって、おとうふやあぶらあげ、がんもどきなどのざいりょうになるそうです。つぎのひのあさはやく、みっちゃんは、つくりかたをみせてもらうことにしました。

めいちゃんの500円玉

『めいちゃんの500円玉』表紙画像

なかがわちひろ/作・絵
アリス館
〈913〉

めいちゃんが道でひろったのは、はなすことができるふしぎな500円玉でした。この500円玉でおかしやお花を買おうとしたり、募金(ぼきん)をしようとしたりするのですが、なかなかうまくいきません。けれどもめいちゃんは、この500円玉で500円よりもっととくべつなものを手に入れます。

ガスこうじょうききいっぱつ

『ガスこうじょうききいっぱつ』表紙画像

シゲリカツヒコ/作
ポプラ社
〈エ〉

ここは、とあるばしょにあるガスこうじょう。おじさんたちが24じかんこうたいではたらいています。においやおとのけんきゅうもして、できあがったガスは、さいごにはっしゃされます。でも、きょうはガスがうまくはっしゃできません。あわてふためくおじさんたち。いったいなにがおきているのでしょう?

ウォーリーと16人のギャング

『ウォーリーと16人のギャング』表紙画像

リチャード・ケネディ/ぶん
マーク・シーモント/え
小宮由/やく
大日本図書
〈93〉

おまわりさんたちが川へつりに出かけているあいだに、16人のギャングが町へやってきました。町の人たちがかくれるなか、ウォーリーはたったひとりでギャングのボスにしょうぶをいどみます。ぶきをもったギャングたちを、やっつけることはできるのでしょうか。

てんきのいい日はつくしとり

『てんきのいい日はつくしとり』表紙画像

石川えりこ/さく・え
福音館書店
〈913〉

ちえちゃんは、おばあちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんとつくしとりにでかけました。おおきなつくしのさがしっこをして、ちえちゃんは、みたこともない「おうさまつくし」をはっけんします!
「つくしのたまごとじ」のつくりかたものっていますよ。

ポンちゃんはお金もち

『ポンちゃんはお金もち』表紙画像

たかどのほうこ/さく・え
こぐま社
〈913〉

きょうは1年に1回〈はらっぱ公園〉に〈いどうゆうえんち〉がくる日です。でもコータは算数のテストの点がわるかったので、おかあさんに算数のもんだいしゅうをするようにいわれてしまいました。しばらくすると、にこにこ顔のしらない男の子がにわにいるのに気がつきます。

おしりポケット ウォンバットのあかちゃん

『おしりポケット』表紙画像

ゆうきえつこ/文
福田幸広/写真
そうえん社
〈48〉

ウォンバットはオーストラリアにしかいない生きものです。地面に巣穴をほってくらしています。あかちゃんは生まれてすぐにお母さんのポケットに入り、その中で大きくなります。ポケットの入り口は後ろにあるので、お母さんのおしりから顔が出ているみたいに見えますね。

にわとり城(じょう)

『にわとり城』表紙画像

松野正子/作
大社玲子/絵
こぐま社
〈913〉

むかし、びんぼうでのろまなむすこがいました。家もなくし、たびにでたむすこに、一羽のめんどりがついてきました。むすこは、まよいこんだ森の中で、夜のまものとなぞなぞたいけつをします。こたえられないと食べられてしまいますが、むすこがこまると、めんどりがヒントをくれるのです。

りゅうおうさまのたからもの

『りゅうおうさまのたからもの』表紙画像

イチンノロブ・ガンバートル/文
バーサンスレン・ボロルマー/絵
津田紀子/訳
福音館書店
〈エ〉

むかしモンゴルのそうげんに、なまけもののにいさんとはたらきもののおとうとがいました。あるひ、おとうとはうつくしいさかなをたすけ、そのほうびとして、りゅうおうさまからきんのはこをもらいました。しかし、りゅうおうさまからけっしてあけてはならないといわれていたのに、にいさんがはこのふたをあけてしまいます。

3~4年生向き

ペットのきんぎょがおならをしたら......?

『ペットのきんぎょがおならをしたら......?』表紙画像

マイケル・ローゼン/作
トニー・ロス/絵
ないとうふみこ/訳
徳間書店
〈93〉

エルビーは子犬がほしくてたまりません。けれど、ママがかってきたのは、きんぎょでした。しかたなくエルビーは、きんぎょに「フワフワ」というなまえをつけ、犬のげいをおしえることにしました。するとそのうちに、フワフワはすごいことができるようになったのです!

300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート

『300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート』表紙画像

エミリー・ジェンキンス/文
ソフィー・ブラッコール/絵
横山和江/訳
あすなろ書房
〈エ〉

ブラックベリー・フールは、ブラックベリーの実とあわだてた生クリームで作るデザートです。300年まえから今に伝わるこのデザートは、電動あわだてきやれいぞうこがない時代、どのようにしてつくられていたのでしょう。4つの時代の4つの家族の物語。でも、おいしさは昔も今も同じです。

すばこ

『すばこ』表紙画像

キムファン/文
イスンウォン/絵
ほるぷ出版
〈エ〉

ベルレプシュだんしゃくは、鳥がだいすきでした。森にたくさんの鳥がきてくれるように、ひなを食べようとするヘビやネコをおいはらい、水あびができる場所をつくりました。ところが、森にくる鳥はふえません。そこでだんしゃくは、鳥たちがあんしんして子そだてができるように「すばこ」をつくることにしました。

どうなっているの?だんめん図鑑(ずかん)

『どうなっているの?だんめん図鑑』表紙画像

断面マン/製作・監修
小学館
〈50〉

「もの」の中がどうなっているのか、気になったことはありませんか?スマートフォンやカメラ、そしてバイクまで、56個の「もの」をスパッと切った断面(だんめん)を見ることができます。「もの」には外から見るだけではわからない、すばらしい技術(ぎじゅつ)やアイディアがつまっていることがわかります。

世界一の三人きょうだい

『世界一の三人きょうだい』表紙画像

グードルン・メプス/作
はたさわゆうこ/訳
山西ゲンイチ/絵
徳間書店
〈94〉

パパとママが家を空ける一週間、三年生のマキシは小さな弟といっしょに、ひとりぐらしをしているお兄ちゃんのアパートでくらすことになりました。弟のおむつをかえたり、みんなのごはんを作ったり、お兄ちゃんはてんやわんやですが、マキシは楽しくてしかたがありません。

アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ

『アマミホシゾラフグ』表紙画像

江口絵理/ぶん
大方洋二/しゃしん
友永たろ/え
ほるぷ出版
〈48〉

アマミホシゾラフグは、九州と沖縄(おきなわ)のあいだにある奄美(あまみ)大島にすむとても小さな魚です。このフグのオスは、海の底に不思議なもようの大きなサークルをつくります。ひれやおなかをつかってすなをほったり、ゴミをどかしたり、貝がらのかざりをおいたり。なぜ、このようなサークルをつくるのでしょうか?

サリバン先生とヘレン ふたりの奇跡(きせき)の4か月

『サリバン先生とヘレン』表紙画像

デボラ・ホプキンソン/文
ラウル・コローン/絵
こだまともこ/訳
光村教育図書
〈289〉

小さいときの病気がもとで、目が見えず耳も聞こえないヘレン・ケラーは、自分の気持ちを伝えられず、いつもかんしゃくを起こしていました。けれどサリバン先生と出会い、 「言葉」を知ることで、人と心を通わせることができるようになります。ふたりの出会いから、ヘレンが手紙を書けるまでに成長した4か月の日々を描(えが)いた本です。

となりに生きる動物たち

『となりに生きる動物たち』表紙画像

共同通信社写真部/著
講談社
〈48〉

家のまわりにいる動物は、カラスやハト、スズメ、ネコだけではありません。この本の「庭に水を飲みにくるタヌキ」や「自動販売機にはりつくアマガエル」のように、気がつかないだけで野生動物は意外と身近にいるのです。人間のとなりでひっそりと、でも一所懸命(いっしょけんめい)生きている動物たちの姿(すがた)を追った写真絵本です。

シロナガスクジラ

『シロナガスクジラ』表紙画像

ジェニ・デズモンド/さく
福本由紀子/やく
BL出版
〈エ〉

シロナガスクジラは、地球上でいちばん大きな生きものなんだって。その長さは、トラクターとワゴン車、オートバイ、自転車、車、ボート、ショベルカー、トラックをずっとならべたくらい。重さは、50から60頭のカバが山積みになったほど!ほかにもおどろくことがいっぱいだよ。

くろグミ団は名探偵(たんてい) カラス岩の宝物(たからもの)

『くろグミ団は名探偵』表紙画像

ユリアン・プレス/作・絵
大社玲子/訳
岩波書店
〈94〉

「くろグミ団」は、くろいグミ(ラクリッツ)が好きな子ども3人、大人2人の5人組探偵グループ。今までに、するどい観察と推理(すいり)でいくつかの事件を解決(かいけつ)してきました。あなたも絵の中にかくれた手がかりを見つけながら、くろグミ団といっしょに4つの事件のなぞを解(と)いてみましょう。

つちはんみょう

『つちはんみょう』表紙画像

舘野鴻/作絵
偕成社
〈48〉

土の中にうみつけられた卵から、いっせいにかえったつちはんみょうの幼虫は、とおりかかった虫たちにしがみついて、いどうする。その中で、運よくひめはなばちに出会い、巣にたどりついたものだけが成虫になるのだ。寿命(じゅみょう)は、わずか4日。その瞬間(しゅんかん)を生き抜く虫たちの姿(すがた)を見てみよう。

プーさんとであった日 世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話

『プーさんとであった日』表紙画像

リンジー・マティック/ぶん
ソフィー・ブラッコール/え
山口文生/やく
評論社
〈エ〉

世界中で愛されているぬいぐるみのクマ、プーさんには、モデルとなったほんもののコグマがいました。そのコグマ、ウィニーはカナダから戦地にむかう軍隊のマスコットとなって、イギリスにわたってきました。そして動物園で、クリストファー・ロビンと出会うのです!

干(ほ)したから...

『干したから...』表紙画像

森枝卓士/写真・文
フレーベル館
〈61〉

干し柿(がき)を食べたことはある?しぶくて食べられない柿が、干すことであまくなっているよね。イカや大根など、そのまま食べられるものも干したりする。それは、どうしてかな? 日本だけではなく、世界じゅうにたくさんある干したもの。干すということは、むかしの人たちのくらしの知恵(ちえ)なんだ。

ファーブル先生の昆虫(こんちゅう)教室 本能(ほんのう)のかしこさとおろかさ

『ファーブル先生の昆虫教室』表紙画像

奥本大三郎/文
やましたこうへい/絵
ポプラ社
〈48〉

動物のフンを大きな玉に丸めて巣に運ぶスカラベ、毒針(ばり)をさしてゾウムシを生きたまま幼虫のえさにする狩(か)りバチ、目に見えない物質(ぶっしつ)でメスのいどころを知るガのオスたち。昆虫学者のファーブル先生が、長年の観察や実験から発見した虫たちのおどろきの生態(せいたい)を楽しく説明してくれます。

オバケ屋敷(やしき)にお引っ越(こ)し スギナ屋敷のオバケさん

『オバケ屋敷にお引っ越し』表紙画像

富安陽子/作
たしろちさと/絵
ひさかたチャイルド
〈913〉

"オバケさん"こと尾羽健一郎(おばけんいちろう)さんは、有名な料理研究家です(もちろん人間ですよ)。
ある日オバケさんは、テンテル山の斜面(しゃめん)に建つ古い家"スギナ屋敷"に引っ越してきました。広いキッチンや暖炉(だんろ)のあるすてきな家に、オバケさんは大満足。でも実は、この家にはとんでもない秘密(ひみつ)がかくされていたのです。

ざざ虫 伊那谷(いなだに)の虫を食べる文化

『ざざ虫』表紙画像

松沢陽士/写真・文
フレーベル館
〈38〉

長野県の伊那谷には、「ざざ虫」の漁をする人がいます。「ざざ虫」とは、川のなかにすむトビケラやカワゲラなどのよう虫のことです。とった「ざざ虫」は、調理して食べます。虫を食べるなんて、びっくりするかもしれませんが、これは、昔からこの地方で受けつがれてきた大切な文化なのです。

ウナギのいる川いない川

『ウナギのいる川いない川』表紙画像

内山りゅう/著
揖善継/監修
ポプラ社
〈48〉

あまからいたれをつけて食べる「ウナギのかば焼き」は、昔から日本人が大好きな料理のひとつ。でもその材料となるニホンウナギは、今や絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)にあります。ウナギのすみやすい川とはどんな川でしょう?謎(なぞ)が多いウナギについて学んで、ウナギを守るにはどうすればいいか考えてみましょう。

ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン

『ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン』表紙画像

マイケル・モーパーゴ/作
ヘレン・スティーヴンズ/絵
おびかゆうこ/訳
徳間書店
〈93〉

「山のドラゴンまつり」は、山にかこまれたドルタ村のふうがわりなクリスマスのおまつりだ。毎年12月24日、村人たちはラッパやたいこの大きな音でドラゴンをおどかしに山へ向かう。でも、つぎの日の夜には、ドラゴンのためにベルをならし、歌をうたうのだ。なぜそうするのかって?それは読んでのおたのしみ。

ゆうかんな猫(ねこ)ミランダ

『ゆうかんな猫ミランダ』表紙画像

エレナー・エスティス/作
エドワード・アーディゾーニ/絵
津森優子/訳
岩波書店
〈93〉

ローマの街(まち)にすんでいた猫のミランダは、むすめのプンカとともに、人間の女の子クラウディアのもとで、しあわせにくらしていました。ところがある日、蛮族(ばんぞく)が攻(せ)めてきて、街は火の海に。クラウディアとはぐれたミランダは、プンカや街に置き去りにされた数十ぴきの子猫たちをまもり、危険(きけん)にたちむかいます。

5~6年生向き

ミュージアムにスフィンクスがやってきた

『ミュージアムにスフィンクスがやってきた』表紙画像

ジェシー・ハートランド/さく
志多田静/やく
六耀社
〈エ〉

何千年もむかし、エジプトの女王が命じ、彫刻家(ちょうこくか)に巨大(きょだい)なスフィンクスをつくらせました。ところが、女王なきあとスフィンクスはこなごなにくだかれてしまいます。では、なぜ私(わたし)たちは、破壊(はかい)されたはずのスフィンクスを現代(げんだい)のミュージアムで見ることができるのでしょう。

旅のお供(とも)はしゃれこうべ

『旅のお供はしゃれこうべ』表紙画像

泉田もと/作
岩崎書店
〈913〉

父親の使いで窯元(かまもと)まで旅に出た惣一郎(そういちろう)は、帰る途中(とちゅう)大切な茶碗(ちゃわん)を奉公人(ほうこうにん)に盗(ぬす)まれてしまった。家に帰れず、さまよい歩いた山の中で出会ったのは、なんとおしゃべりなしゃれこうべ。助佐(すけざ)と名乗るしゃれこうべは、話を聞いて茶碗を取り返しにいくようすすめる。こうして助佐をお供にした旅が始まった。

空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ

『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』表紙画像

ケイト・ディカミロ/作
K.G.キャンベル/絵
斎藤倫子/訳
徳間書店
〈93〉

フローラはある日、となりの家の掃除機(そうじき)にすいこまれかけて気絶(きぜつ)したリスを助けます。そのリスは事故(じこ)のショックで、人間の言葉を理解(りかい)したり空を飛んだりできるようになっていました。フローラはそのリスをこっそり飼(か)いはじめますが、しばらくすると連れ去られてしまいます。犯人(はんにん)はだれ?

きかせたがりやの魔女(まじょ)

『きかせたがりやの魔女』表紙画像

岡田淳/作
はたこうしろう/絵
偕成社
〈913〉

ぼくは学校で、はでな化粧(けしょう)に黒ずくめの女のひとにであった。そのひとは、自分は魔女で、ぼくに話をきいてほしいという。それいらい、2か月おきにあらわれるようになった魔女は、たいていの小学校にいるという魔女や魔法(まほう)使いたちがひきおこしたふしぎな話をきかせてくれるのだ。

伊能忠敬(いのうただたか)歩いてつくった日本地図

『伊能忠敬歩いてつくった日本地図』表紙画像

国松俊英/著
岩崎書店
〈289〉

約200年前、はじめて実測によってつくられた日本地図が誕生(たんじょう)しました。地図をつくったのは伊能忠敬と協力者たち。50歳(さい)で天文暦学(てんもんれきがく)の勉強を始め、55歳から亡(な)くなるまでの17年間、北海道から九州まで、歩いて全国を測量しました。誤差(ごさ)が少なく正確(せいかく)なその地図は、その後100年以上も使われることになりました。

落語少年サダキチ

『落語少年サダキチ』表紙画像

田中啓文/作
朝倉世界一/画
福音館書店
〈913〉

忠志(ただし)は、ひょんなことから、落語家の笑酔亭粋梅(しょうすいていいきうめ)と出会う。名人の話芸に引き込(こ)まれ、落語にはまった忠志は、クラスのお楽しみ会で落語をやって、みんなを大爆笑(ばくしょう)させることができた。ところが、そのことを報告しようと出かけたところ、粋梅の姿(すがた)が石碑(せきひ)の前で煙(けむり)のように消えるのを見てしまう。

これから戦場に向かいます

『これから戦場に向かいます』表紙画像

山本美香/写真と文
ポプラ社
〈31〉

2012年シリア内戦取材中に銃撃(じゅうげき)されて亡(な)くなったジャーナリスト山本美香(やまもとみか)さんの写真絵本です。戦場で何が起きているのかを伝えることで、いつの日か何かが変わるかもしれない...。そう信じて紛争地の最前線で取材をつづけた著者(ちょしゃ)からのメッセージがつまっています。

自転車ものがたり

『自転車ものがたり』表紙画像

高頭祥八/文・絵
福音館書店
〈53〉

自転車はべんりなのりものです。かるくてじょうぶ、だれでもらくにのれ、空気をよごすこともありません。でも、200年ほど前にはじめて考えだされた自転車は、ペダルもなく地面をけってすすむ、ただの「はやく歩く器械」でした。その後、多くの人の知恵(ちえ)と工夫によって、今の形に変わっていったのです。

ハルと歩いた

『ハルと歩いた』表紙画像

西田俊也/作
徳間書店
〈913〉

陽太は一年前、奈良(なら)の町に引越(ひっこ)してきた。町にも学校にもなじめないままむかえた卒業式の日、ホームレスの男から一匹(ぴき)のフレンチブルドッグをもらう。この迷い犬の飼(か)い主を捜(さが)すよう頼(たの)まれた陽太は、犬といっしょに町じゅうを歩き始める。そして、次第に町の人たちのあたたかさに気づいていく。

賢女(けんじょ)ひきいる魔法(まほう)の旅は

『賢女ひきいる魔法の旅は』表紙画像

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/作
アーシュラ・ジョーンズ/作
田中薫子/訳
佐竹美保/絵
徳間書店
〈93〉

エイリーンはスカア島の賢女である叔母(おば)と暮(く)らしている。ある日二人は、大王の命令で旅に出ることになった。十年前にさらわれた皇子(おうじ)を、見えない障壁(しょうへき)に隔(へだ)てられた敵(てき)の島から救出するのだ。旅の途中(とちゅう)、風変わりな仲間たちが加わるが、叔母が呪(のろ)いをかけられて正気を失い、エイリーンが一行をひきいることになる。

日小見(ひおみ)不思議草紙

『日小見不思議草紙』表紙画像

藤重ヒカル/作
飯野和好/絵
偕成社
〈913〉

日小見の町の忠明院(ちゅうめいいん)という寺の境内(けいだい)にある、苔(こけ)むした古い墓(はか)。言いつたえでは、日小見藩主(はんしゅ)忠明(ただあき)公に仕えていた剣(けん)の名手〈立花たんぽぽ丸〉の墓とされているが、藩の記録にそんな名前の侍(さむらい)はいない。じつは、そこに秘密(ひみつ)がかくされていて...。
日小見のむかしの不思議な5つの物語。

人類の歴史(れきし)を作った船の本 乗りもの歴史図鑑(ずかん)

『人類の歴史を作った船の本』表紙画像

ヒサクニヒコ/絵・文
子どもの未来社
〈55〉

人や物を運ぶため、水に浮(う)く木や竹などで作られたかんたんな乗りものが、船の始まりだといわれている。技術(ぎじゅつ)が発達するにつれ、移動(いどう)する距離(きょり)やスピードは増(ま)し、大きな戦争(せんそう)では、船が勝敗を左右することもあった。船と人類の長い歴史(れきし)を、たくさんのイラストで紹介(しょうかい)した一冊(さつ)。

転んでも、大丈夫(だいじょうぶ) ぼくが義足(ぎそく)を作る理由

『転んでも、大丈夫』表紙画像

臼井二美男/著
ポプラ社
〈49〉

義肢装具士(ぎしそうぐし)の著者(ちょしゃ)は、大事な手足をなくした人に、かわりとなる「義手(ぎしゅ)」や「義足」を作る仕事をしています。それらを使う人の気持ちによりそいながら、「やりたいことをあきらめない」手助けがしたいと考えているのです。著者と義足との関わりのほか、義足の世界の進化や未来についても紹介(しょうかい)します。

テオの「ありがとう」ノート

『テオの「ありがとう」ノート』表紙画像

クロディーヌ・ル・グイック=プリエト/著
坂田雪子/訳
PHP研究所
〈95〉

ある日テオは、身体が不自由であるために「ありがとう」ばかり言っていることにうんざりし、健常者(けんじょうしゃ)と同じくらいしか言わないことを決心する。そのための作戦は、人の手伝いなしに自分で出来ることを増(ふ)やすこと。「ありがとう」を言う回数より言われる回数が多くなったとき、テオは自分の変化に気づく。

駅鈴(はゆまのすず)

『駅鈴』表紙画像

久保田香里/作
坂本ヒメミ/画
くもん出版
〈913〉

奈良(なら)時代、駅使(はゆまづかい)といわれる使者たちは、そのしるしである駅鈴を鳴らし、馬で駆(か)けて国の大事を知らせた。彼らの馬の世話や道案内は駅家(うまや)にいる駅子(うまやのこ)の役目で、13歳(さい)の小里(こざと)は、駅子になるのが夢(ゆめ)だ。女には無理だと周囲から言われるが、たった一人、京からの使者井上若見(いのうえのわかみ)だけが、小里の夢を応援(おうえん)してくれるのだった。

ぼくたちのリアル

『ぼくたちのリアル』表紙画像

戸森しるこ/著
佐藤真紀子/絵
講談社
〈913〉

幼(おさな)なじみのリアルは、学年一の人気者。近くにいると自分と比(くら)べてしまうから、ぼくは正直リアルが苦手だ。でも、サジが転校してきてから、ぼくらの関係は変わり始める。大人びた態度(たいど)に隠(かく)されたリアルの悲しみ、サジが抱(かか)えている秘密(ひみつ)。この夏、ぼくは思いがけない真実を知る。

世界一のランナー

『世界一のランナー』表紙画像

エリザベス・レアード/作
石谷尚子/訳
評論社
〈93〉

エチオピアの田舎(いなか)に暮(く)らすソロモンは、走ることが大好きな少年です。ある日、ソロモンはおじいちゃんと遠く離れた街(まち)へ歩いて出かけました。けれど、ようやくたどり着いた街で、おじいちゃんが倒(たお)れてしまいます。ソロモンはお父さんを呼(よ)ぶため、30㎞以上もある道のりを夢中(むちゅう)で走って戻(もど)ります。

さっ太の黒い子馬

『さっ太の黒い子馬』表紙画像

小俣麦穂/著
ささめやゆき/絵
講談社
〈913〉

少年さっ太の住む水笠(みかさ)の里では、毎年「駒王祭(こまおうさい)」というお祭りがあります。馬の世話がじゅうぶんできるようになった男の子は、長(おさ)から自分の子馬がもらえるのです。さっ太がほしいと願う馬は、今年いちばんのきれいな黒い子馬でした。さっ太たちは、だれがこの馬にふさわしいかを決める「試練(しれん)」に挑(いど)みます。

寿命図鑑(じゅみょうずかん) 生き物から宇宙(うちゅう)まで万物の寿命をあつめた図鑑

『寿命図鑑』表紙画像

やまぐちかおり/絵
いろは出版/編著
いろは出版
〈46〉

何かが壊(こわ)れた時、「寿命だ」って言うのを聞いたことはないかな。寿命って、生き物の命だけじゃない。食べ物は食べられる間、機械はつかえるうち、建物は壊れるまで、どんなものにも寿命がある。この本では、324個のあらゆるものの寿命を紹介(しょうかい)している。つかい方や手入れの仕方で、長生きするものもあるよ。

子ども~大人♪

おはなをあげる

『おはなをあげる』表紙画像

ジョナルノ・ローソン/作
シドニー・スミス/絵
ポプラ社
〈エ〉

赤いフードの小さな女の子が、お父さんと灰色(はいいろ)の町を歩いています。すると...あっ、おはなみつけた!道ばたにも、ブロックのすきまにも、かれんなはなが顔をのぞかせています。そっとつんだおはなのまわりは、あたたかな色にそまります。声やにおい、風の感触(かんしょく)が絵から伝わる文字のない絵本です。

あおのじかん

『あおのじかん』表紙画像

イザベル・シムレール/文・絵
石津ちひろ/訳
岩波書店
〈エ〉

ひがしずんだあと、よるがおとずれるまでのひとときは、あおいひかりがあたりをみたす「あおのじかん」。まほうがかかったようなうすやみのなか、あおいいろのいきものたちが、おもいおもいにときをすごします。ページをめくるたびにめをみはるような、うつくしいせかいがひろがるえほんです。

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