としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2019年度版
2018年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
このねこ、うちのねこ!
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ヴァージニア・カール/作・絵 こだまともこ/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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白いねこが、いえをさがしてちいさな村にやってきました。そこにあるななけんのいえぜんぶで、ねこはたべものをもらい、ちがうなまえをつけられます。ある日、どのいえでもねこをかわなくてはいけないほうりつができ、やくにんがしらべにきました。村のみんなは、きりぬけることができるでしょうか。 |
にちようびのぼうけん!
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はたこうしろう/作 ほるぷ出版 〈エ〉 |
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にちようびのあさ、ミスターX(エックス)からなぞのてがみがとどいた。「いそいで公園のベンチに行け!だれにも、みつかるな。つぎのしれいは、ベンチの下をみろ」すぐに、おにいちゃんとでかけた。だれにもみつからないようにするのってたいへん!こうえんについたら、こんどはなぞときだ。たどりついたところにあったのは? |
ねこはまいにちいそがしい
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ジョー・ウィリアムソン/作・絵 いちだいづみ/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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ぼくはねこ。まいにちとってもいそがしい。あさからばんまで、かぞくのためにいろんなことをしてあげてる。あさはねているみんなをおこしてあげて、いえのそとをしっかりみはり、おてつだいも。ほかにもしごとはたくさん。ああいそがしい、いそがしい!うちのかぞくは、ぼくがいないとだめなんだ。 |
チトくんとにぎやかないちば
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アティヌーケ/文 アンジェラ・ブルックスバンク/絵 さくまゆみこ/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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チトくんはおかあさんにおんぶされて、いちばへきました。おかあさんは、かったしなものをあたまにかついだかごへいれていきます。いちばでは、たくさんのひとがチトくんにたべものをくれます。たべきれなかったたべものは、かごのなかへぽいっ。西アフリカのいちばってたのしそう! |
いっぺんやってみたかってん
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はっとりひろき/作 講談社 〈エ〉 |
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あめふりのこうえん。 「いっぺんあそばせてや~。」そういってうごきだしたのは、すなばのすなくんに、すべりだいくん。ぶらんこくんもいっしょになって、あそびまくります。 そろそろ、あめもあがって、だれかがあそびにきそうだけれど、だいじょうぶかな? |
王さまになった羊飼(ひつじか)い チベットの昔話
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松瀬七織/再話 イヨンギョン/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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いつも、ひもじい思いをしていた羊飼いの男の子ですが、お昼ごはんをうさぎに分けてあげました。ごはんを分けつづけて百日目にうさぎは、元のすがたの天の神にもどりました。お礼にどうぶつのことばがわかるようにしてもらった男の子は、よげんしゃにまちがわれて、王子の病気をなおすようにたのまれてしまいます。 |
ぼくの島にようこそ!
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市川里美/作 BL出版 〈エ〉 |
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ぼくがすんでいるのは、南たいへいようにうかぶクニエというちいさな島。きょうはルーシーとママがおきゃくさんでやってきた。ぼくはルーシーを、さかながあつまってくるとっておきのばしょへつれていったんだ。やしのみをのんだり、ブーニャというごちそうをたべたりもしたよ。あしたはルーシーにおよぎをおしえてあげたいな。 |
はつめいだいすき
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ピップ・ジョーンズ/ぶん サラ・オギルヴィー/え 福本友美子/やく BL出版 〈エ〉 |
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はつめいがだいすきなイジーは、おもしろいマシンをつくってみるけれど、しっぱいばっかり。あるひ、はねをおってとべなくなったカラスにであい、あたらしいはねをつくってあげようとするけれど、やっぱり、しっぱいばっかり。かんしゃくをおこすイジーですが、おじいちゃんやカラスにはげまされ、あきらめずにがんばります。 |
ぼくのなまえはへいたろう
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灰島かり/文 殿内真帆/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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ぼくのなまえは「へいたろう」。このなまえをよばれるたびに「むかしの人みたい」とかいわれて、くろうしている。なまえって、かえられるのかな?お父さんはどうしてこのなまえをつけたのかな?ぼくがしつもんすると、市役所につとめているおじさんや、お父さんが、なまえについていろんな話をしてくれた。 |
わたしをわすれないで
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ナンシー・ヴァン・ラーン/さく ステファニー・グラエギン/え 角野栄子/やく マイクロマガジン社 〈エ〉 |
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わたしのおばあちゃんは、おりょうりもおかしづくりも、なんでもじょうずにできるやさしいおばあちゃん。だけどすこしずつわすれんぼになっていった。でかけたばしょや、わたしたちのなまえも。どんどんわすれていくおばあちゃんに、わたしはたのしいことをおもいださせてあげたいなあ。 |
せかいでさいしょのポテトチップス
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アン・ルノー/文 フェリシタ・サラ/絵 千葉茂樹/訳 BL出版 〈エ〉 |
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料理がだいすきなクラムさんのレストランに、『こだわりや』のおきゃくさんがやってきた。ちゅうもんは、ポテトだけ。じまんのポテト料理を、「ぶあつい」「味がしない」とおしのけられて、いたずらずきのクラムさんが、つぎにつくったのは...。ポテトチップスをはつめいしたといわれている人をモデルにしたおはなしです。 |
クルミの森のニホンリス
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ゆうきえつこ/文 福田幸広/写真 小学館 〈48〉 |
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クルミの木がたくさん生えている森でくらす、ニホンリス。夏は木の上でやわらかいクルミの実をおなかいっぱい食べます。秋に地面にあなをほって、たくさんのクルミをうめておき、冬になると雪にもぐってクルミをさがします。クルミの森のリスたちの1年を、たくさんの写真でしょうかいしています。 |
きっちり・しとーるさん
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おのりえん/作・絵 こぐま社 〈913〉 |
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しとーるさんはいつもきっちりした図書館員。きっちりしすぎてまわりからこわがられることも。でも雪の日にきたない子ねことであい、ふりまわされて、いつもどおりいかなくなります。 しとーるさんのドタバタぶりと、図書館にくる人のあたたかさをユーモアたっぷりにえがいた本。 |
ふたごのカウボーイ
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フローレンス・スロボドキン/文 ルイス・スロボドキン/絵 小宮由/訳 瑞雲舎 〈93〉 |
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カウボーイごっこをするのが大すきなふたごの男の子、ネッドとドニー。ある日、「カウボーイのスティーブ」と「カウボーイのジム」になりきったふたりは、町へぼうけんにでかけます。ふたりは町の人にもカウボーイのなまえをいうものだから、のちのちたいへんなことになってしまいます。 |
おかわりへの道
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山本悦子/作 下平けーすけ/絵 PHP研究所 〈913〉 |
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かすみは、先生が給食のあまったごはんで作ってくれるおむすびを食べてみたいと思っていました。でも「おのこし」なし、「へらし」もなしで食べおえた子からはやいものがちです。すききらいのあるかすみがおむすびを手にいれることはできるでしょうか。まずはおかわりのじょうれん、げんちゃんのまねをしてみました。 |
こだわっていこう
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村上しいこ/作 陣崎草子/絵 学研プラス 〈913〉 |
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「そうまくんとは、遊ばないほうがいいよ。」と、お母さんがいった。そうまくんは、ときどき「こだわりスィッチ」が入ってしまって、じけんをおこしてしまう。そうまくんがなわとびのかたづけにこだわったせいで、ぼくが顔にけがをしたことも、それがげんいんだ。でも、ぼくはそうまくんと遊びたい。友だちだから。 |
四人のヤッコ
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西内ミナミ/作 はたこうしろう/絵 鈴木出版 〈913〉 |
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ヤッコはひとりっ子。ふたごだったら、ピアノのれんしゅうをかわってもらえるのに...とおもったら、ほんとうにじぶんそっくりな子があらわれました。そして、三人目、四人目のヤッコもあらわれて、ほんとのヤッコのかわりをしてくれました。ところが、なぜかほんとのヤッコはだんだんげんきがなくなっていきます。 |
3~4年生向き
ポケットに色をつめこんで
イッツ・ア・スモールワールドのディズニー・アーティスト メアリー・ブレアの世界
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エイミー・グリエルモ/文 ジャクリーン・トゥールヴィル/文 ブリジット・バラガー/絵 神戸万知/訳 フレーベル館 〈エ〉 |
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メアリーは、子どものときから自由に色と遊んできました。ウォルト・ディズニー・スタジオではたらくことになりましたが、メアリーのあざやかな色づかいは、えらい人たちにわかってもらえません。社長のウォルトをのぞいては。 |
コクルおばあさんとねこ
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フィリパ・ピアス/作 アントニー・メイトランド/絵 前田三恵子/訳 徳間書店 〈93〉 |
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ふうせん売りのコクルおばあさんは、黒ねこのピーターをとてもかわいがっていました。でもそのピーターがある時、家出をしてしまいます。心配のしすぎでやせてしまったおばあさんは、とうとうつよく風のふいた日に、売りもののふうせんといっしょに空高くとばされてしまいます。 |
凸凹(でこぼこ)あいうえおの手紙
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別司芳子/著 ながおかえつこ/絵 くもん出版 〈913〉 |
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小学校で地域(ちいき)のおじいさんやおばあさんを毎月招待(しょうたい)する交流会が始まった。ぼくは担当の佐山(さやま)さんが目が不自由なことに気づき、点字の招待状を出すことにする。何か月も練習して、点字の手紙を出したけれど、佐山さんは来てくれず...。ぼくは佐山さんを知るにつれ、交流会に来てほしい気持ちがだんだんふくらんでいく。 |
月とアポロとマーガレット 月着陸をささえたプログラマー
きみは宇宙飛行士! 宇宙食・宇宙のトイレまるごとハンドブック
マングローブの木の下で
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横塚眞己人/写真と文 小学館 〈65〉 |
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うみのしお水につかっても、かれないマングローブの木。しおがひくと、たくさんのカニたちで、にぎやかになる。ピョンピョンはねるのは、りくの上がすきなさかな、ミナミトビハゼ。しおがみちてくると、カニたちは土の中にもぐり、ミナミトビハゼは木の上へ。 マングローブに育(はぐく)まれた生きものを、写真でえがきだす。 |
世界一おもしろい国旗の本
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ロバート・G.フレッソン/絵と文 小林玲子/訳 河出書房新社 〈28〉 |
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国の建物(たてもの)や船のマスト、それからスポーツの応援(おうえん)など、いろいろな場所で目にする国旗。アメリカの国旗の横じま、フランスの国旗の三色、日本の国旗の赤い丸など、いったいどんな意味があるのでしょう?この本は、世界中のいろいろな国旗の歴史(れきし)とデザインの意味について、わかりやすいイラストで説明してくれています。 |
ソフィーのくだものばたけ
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ゲルダ・ミューラー/作 ふしみみさを/訳 BL出版 〈62〉 |
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ソフィーは南フランスのいなかにすむ女の子。最近(さいきん)、大きな町からひっこしてきました。新しい家には広い庭があって、くだものの木がたくさんあります。ブドウ、オレンジ、クルミなど。ソフィーは庭のくだものや家の近くの木の実をたくさん収穫(しゅうかく)します。ソフィーといっしょに、くだものの歴史(れきし)やお料理についてくわしくなりましょう。 |
花・木の実・藍(あい)・野菜・葉っぱのかんたん染めもの
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春田香歩/[著] 偕成社 〈75〉 |
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身近にあるものを使って、おうちでかんたんに安心して布を染(そ)める方法が紹介(しょうかい)されています。同じ花びらでも布地によって染め上がりの色がちがったり、もとの材料とちがう色に染まったり。思っていた色になったり、思いもしない色になったり。色が変わっていく様子はわくわくしますよ。 |
もぐらはすごい
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アヤ井アキコ/著 川田伸一郎/監修 アリス館 〈48〉 |
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「もぐらはちからもち!」そして、「もぐらはとてもおおぐい!」どれぐらいちからもちでおおぐいかは、このほんをよんでみてください。ほかにも「どうやってあなをほるのか」、「くらいつちのなかでどうやってたべものをみつけるのか」、「どんなときにすみかのトンネルからじめんにでるのか」など、もぐらのひみつがいっぱいかかれています。 |
ムラサキダコ 海からあらわれるマントの怪人(かいじん)
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中村宏治/写真・文 奥谷喬司/監修 フレーベル館 〈48〉 |
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島根県の漁港(ぎょこう)、沖泊(おきどまり)にはふしぎな生きものが現(あらわ)れる。その正体はムラサキダコ。タコといっても海底をはうマダコとはまったくちがう。海面近くを泳ぎまわり、敵が近づくと、うでの間にあるうすくて大きなまくを広げて、体の形をかえる。まるでマントの怪人だ。なぜ、こんなにふしぎな体なんだろう? |
石はなにからできている?
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西村寿雄/文 武田晋一/写真 岩崎書店 〈45〉 |
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月は灰色の世界。月の石は灰色のものばかり。でも地球の石は、いろとりどり。よく見ると、つぶつぶが見える石と見えない石がある。つぶつぶがキラキラひかるのはマグマからできた石。つぶつぶはあるが、キラキラしてないのは水の流れによって生まれた石。 ほかにどんな石があるか、この本を読むとわかります。 |
羽毛恐竜(うもうきょうりゅう) 恐竜から鳥への進化
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大島英太郎/作 真鍋真/監修 福音館書店 〈45〉 |
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かつて、恐竜は絶滅(ぜつめつ)してしまったと考えられていましたが、羽毛におおわれた小型の恐竜や、鳥のつばさのようにおりたためる構造(こうぞう)の前あしをもつ恐竜の化石が発見されたことにより、一部の恐竜は鳥にすがたを変え今も生きつづけていることがわかってきました。恐竜について、最新の研究にもとづき、美しい再現図とともに解説(かいせつ)した本です。 |
虫のしわざ探偵団(たんていだん)
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新開孝/写真・文 少年写真新聞社 〈48〉 |
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林や草原で「これ、何だろう?」と思うヘンなものに出合ったら、それはきっと虫の残した「しわざ」です。虫のフンだったり、食べたあとだったり、巣(すみか)だったりします。よく観察(かんさつ)すると「しわざ」を残したヌシがどんな虫かがわかりますよ。さあ、みなさんもいっしょに探してみましょう。 |
もりのほうせきねんきん
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新井文彦/写真・文 ポプラ社 〈47〉 |
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もりのなかで、たおれたきのうえやじめんをかんさつしてごらん。まるでほうせきのようにうつくしいねんきん(粘菌)にであえるよ。あかやきいろのもの、くろくてぴかぴかのものなど、いろんないろやかたちをしたねんきんがいるよ。ふしぎないきものねんきんのすがたをしょうかいした写真絵本です。 |
ハチごはん 季節のごちそう
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横塚眞己人/写真と文 ほるぷ出版 〈38〉 |
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子どもたちがおいしそうに食べているごはんのおかず。じつは、このおかずは虫なのです。むかしから世界中で、虫は食べられてきました。日本では、岐阜県(ぎふけん)などで、今でもハチの子を食べています。それはけして特別(とくべつ)なものではなく、当たり前に食べられてきた、地域(ちいき)のひとのごちそうです。いったいどんなふうに食べているのでしょう。 |
昆虫の体重測定
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吉谷昭憲/文・絵 福音館書店 〈48〉 |
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テントウムシの重さを「電子天びん」を使ってはかってみた。なんと0.05g!1円玉(1g)の20分の1の重さ。じゃあカブトムシはどれくらいの重さ?カブトムシは幼虫(ようちゅう)のときに一番重くて30g、さなぎで20g、成虫(せいちゅう)で10g、どんどん軽くなっていくんだ。重さがわかると、昆虫観察(こんちゅうかんさつ)がますます楽しくなるよ。 |
パイパーさんのバス
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エリナー・クライマー/作 クルト・ヴィーゼ/絵 小宮由/訳 徳間書店 〈93〉 |
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パイパーさんは、バスの運転手。町の人がバスを利用してくれるのが、なにより楽しみです。でも、うちにかえるとひとりきりなので、さびしくてなりません。そんなある日、犬やねこ、ひよこがパイパーさんの家にやってきました。にぎやかにはなりましたが、このままアパートでかうことはできません。 |
消えた時間割
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西村友里/作 大庭賢哉/絵 学研プラス 〈913〉 |
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今週の『時間割予定』を当番がこぼれた墨汁(ぼくじゅう)の上に落としてしまった。クラスの何人もが、黒いしみがついた予定表をもらったが、やがて真子(まこ)たちは、墨汁で消えた部分が、本当になくなることに気がついた。墨汁は、同じクラスの海斗(かいと)が、妙法寺(みょうほうじ)で拾ったという。寺の伝説とどんな関係があるのだろうか。 |
ハートウッドホテル 1
ねずみのモナと秘密のドア
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ケイリー・ジョージ/作 久保陽子/訳 高橋和枝/絵 童心社 〈93〉 |
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ひとりぼっちのねずみの女の子、モナは嵐(あらし)で川に流され、ハートウッドホテルにたどりつきました。そして、秋のあいだメイドとしてはたらけることになりました。ホテルのみんなは親切なのに、なぜかリスのティリーは、モナにつらくあたります。それでもモナは、ホテルでつぎつぎに起きるそうどうに、けんめいにとりくんでいきます。 |
滞空型キッズおり紙ヒコーキ 長くよく飛ぶ20機
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戸田拓夫/著 いかだ社 〈75〉 |
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滞空型(たいくうがた)とは、飛行時間が長いということ。そんな紙ヒコーキの作り方を教えてくれるのは、ギネス世界記録を持つ、戸田拓夫(とだたくお)さんだ。戸田さんは、折り方と紙選びを徹底的(てっていてき)に追求(ついきゅう)し、いろいろな形の紙ヒコーキを考えた。飛ばす前の調整や投げ方も大事だ。イラストや折り図をよく見て作って、飛ばしてみよう! |
5~6年生向き
ガーティのミッション世界一
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ケイト・ビーズリー/作 井上里/訳 岩波書店 〈93〉 |
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ある目的のために世界一の五年生になりたいと思っているガーティ。そしてそのためのミッションなら、なにがあってもあきらめない。ところがある日、すごい転校生がやってきた。かわいいうえに優等生(ゆうとうせい)、おまけにパパは映画監督(かんとく)だ。世界一の五年生への道はとたんにあやうくなる。しぶとくガッツあふれるふたりの対決ははたして...? |
風がはこんだ物語
マンザナの風にのせて
天からの神火(しんか)
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久保田香里/作 小林葉子/絵 文研出版 〈913〉 |
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郡司の末っ子柚麻呂(ゆずまろ)は学問も武術(ぶじゅつ)も苦手だ。ある時、郷(さと)の少年早矢太(はやた)から弓を教わることになった柚麻呂は、それから何度か郷を訪れる。そこで郷の民の厳(きび)しい暮らしぶりを知り、自分にできることはないだろうかと考え始める。 奈良時代(ならじだい)、坂東(ばんどう)と呼ばれていた今の関東地方が舞台(ぶたい)のお話です。 |
シロクマが家にやってきた!
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マリア・ファラー/作 ダニエル・リエリー/絵 杉本詠美/訳 あかね書房 〈93〉 |
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アーサーは、弟のリアムが大きな音や人ごみがにがてで、パニックをおこしてしまうのがいやだった。ある日、リアムや両親にはらをたてたアーサーが、家出しようとすると、げんかんにミスターP(ピー)という名前のシロクマがたっていた。ミスターPは、そうどうをおこすけど、リアムとも気が合い、いっしょに学校へ行くことになった。 |
大坂オナラ草紙
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谷口雅美/著 イシヤマアズサ/画 講談社 〈913〉 |
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5年生の平太(へいた)は、おじいちゃんが集めている古文書の片づけを手伝うことになった。平太が片づけをしていると、突然江戸時代(えどじだい)へタイムスリップしてしまう。オナラをすることで、江戸時代と現代を行き来するようになった平太は、現代では学級新聞、江戸時代ではかわら版づくりにふんとうする。 |
青い月の石
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トンケ・ドラフト/作 西村由美/訳 岩波書店 〈94〉 |
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ある日、学校の昼休みに子どもたちが遊んでいると、地面の下から恐(おそ)ろしい姿(すがた)の男があらわれ、「自分でとりにくるなら青い月の石をやろう」と歌い、姿を消した。男は地下世界の王、マホッヘルチェ。ヨーストは同じクラスのヤンといっしょに、男の足あとを追って、地下の世界へとむかうのだった。 |
イチからつくるワタの糸と布
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大石尚子/編 杉田比呂美/絵 農山漁村文化協会 〈58〉 |
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服がどうやってできているか考えたことはありますか。そう、布を縫(ぬ)うのですね。では布や糸はどうやってつくるのでしょう。この本では、植物のワタをタネから育て、糸をつむいで、布を織(お)ってみます。なんと、糸つむぎの道具や織り機(き)は、段ボールや菜箸(さいばし)でもつくることができるんですよ。 |
ひとりじゃないよ、ぼくがいる
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サイモン・フレンチ/作 野の水生/訳 福音館書店 〈93〉 |
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ぼくの学校に転校生が二人やってきた。一人はぼくのいとこのボン、もう一人は気になる女の子ジュリア。風変わりなボンは、いじめっ子たちの標的(ひょうてき)になり、ジュリアからはボンと仲良くするよう言われ、今までのおだやかな生活は一変する。複雑(ふくざつ)な家庭に育ち、居場所(いばしょ)を探す二人に出会って、ぼくも変わってゆく。 |
ぼくらの山の学校
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八束澄子/著 PHP研究所 〈913〉 |
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学校にも家にも居場所(いばしょ)をなくしたぼく。偶然(ぐうぜん)観(み)たテレビで取り上げられていた山村留学(りゅうがく)センターに心ひかれた。そのころのぼくはときどき息がつまるような感覚に悩(なや)まされていたが、ここならきっと息ができると感じ、センターに入ることにした。13人の集団生活はまるで合宿のようだった。 |
よりみち3人修学旅行
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市川朔久子/著 講談社 〈913〉 |
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転校してきたため、修学旅行に行けなかった天馬(てんま)。卒業式後の春休みに柊(しゅう)と風知(ふうち)とともに、3人だけの修学旅行に出かけることになった。行き先は、離れて暮らす風知のお父さんのところ。ただし、お父さんからは「旅のとちゅう、10人の人に卒業アルバムに寄せ書きをしてもらい、いっしょに写真も撮る」という課題が出されていた。 |
いいたいことがあります!
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魚住直子/著 西村ツチカ/絵 偕成社 〈913〉 |
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6年生の陽菜子(ひなこ)は、勉強も家事もきちんとやるよう、お母さんから毎日注意されてばかりいる。友だちの家にも遊びに行きたいし、中学生のお兄ちゃんは何もいわれないのは不公平...。そう思っていても、お母さんにはっきりと自分の気持ちをいうことができない。そんな時、陽菜子はふしぎな体験をする。 |
ぼくらの一歩 30人31脚(きゃく)
ぼくたち負け組クラブ
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アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社 〈93〉 |
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授業中に先生の目を盗(ぬす)んで本を読むほど読書好きのアレックが、両親の仕事の都合で毎日放課後プログラムへ通うことに。一人でゆっくり本が読みたいアレックは、「負け組クラブ」という名の読書クラブを新しく作ります。だれも入りたがらないようにと名付けたこのクラブですが、少しずつメンバーがふえていき...。 |
流星と稲妻(いなずま)
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落合由佳/著 講談社 〈913〉 |
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5年生の3学期に東京から転校してきた宝(たから)は手で表情をかくし、ほとんどしゃべらない。6年生になった今もクラスで浮いている。そんな宝が剣道(けんどう)の経験者と知って、善太(ぜんた)はびっくり。あんなビビりの宝に剣道ができるだろうか。でも善太の予想は剣を交えて大きく変わる。 宝は流星のように、善太は稲妻のように。2人はライバルとして互(たが)いに成長してゆく。 |
十年屋 時の魔法はいかがでしょう?
![]() |
廣嶋玲子/作 佐竹美保/絵 静山社 〈913〉 |
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とても大切なものだから、こわれていても捨てられない。思い出がつまっている品物だから、どこかで大切に保管しておきたい。そんな想いをあなたが強く持ったとき、「十年屋」から招待状(しょうたいじょう)が届きます。あなたの寿命(じゅみょう)1年と引きかえに、魔法(まほう)で物と想いを10年間そのままの状態(じょうたい)で預(あず)かってくれるのです。 |
カーネーション・デイ
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ジョン・デヴィッド・アンダーソン/著 久保陽子/訳 ほるぷ出版 〈93〉 |
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ビクスビー先生はぼくらにとって最高の先生だった。髪(かみ)をピンクに染(そ)めていたり、格言(かくげん)が大好きだったり、すごく変わっているけどいい先生。ある日、先生は癌(がん)をわずらって入院してしまう。ぼくは以前に先生が言っていたことを実現するために、仲間のトファー、スティーブと危険な旅に出発する。 |
ガラスの梨 ちいやんの戦争
ぶどう畑で見る夢は こころみ学園の子どもたち
![]() |
小手鞠るい/著 原書房 〈36〉 |
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昭和44年。知的障害(しょうがい)をかかえ、中学卒業とともに行き場をなくす子どもたちのための学園ができた。中学で先生をしていた川田昇(かわたのぼる)さんがつくった「こころみ学園」。そこでは先生も子どもたちもいっしょに、ぶどう畑で働いたり、しいたけを育てて生活している。 体を動かし、心を育て、質素(しっそ)な暮らしを目標とする「こころみ学園」の日々をえがく。 |
子ども~大人♪
私はどこで生きていけばいいの?
![]() |
ローズマリー・マカーニー/文 西田佳子/訳 西村書店 〈36〉 |
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戦争が起こると、家族みんなで安全な場所をもとめて、旅立つことになる。平和な場所をさがし、ひたすら歩く人々。どこまで行けば見つかるのか?階段のうらがわに住んだり、ひとつのベッドにみんなで寝(ね)たり。それでも希望(きぼう)をいだいて、明るく生きる。 そんな"難民(なんみん)"とよばれる人たちの旅や暮らしを写真でえがく。 |
ミジンコでございます。
![]() |
佐藤まどか/文 山村浩二/絵 フレーベル館 〈エ〉 |
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ミジンコはからだがスケスケなので、たべたものがまるみえで、しょうめんからみると「ひとつめこぞう!」みたい。でも「ひとつめ」ではございません。たくさんのめがあつまった「ふくがん」というものなのです。1ミリメートルのおおきさだけど、にんげんのいのちともつながっているミジンコをユーモラスにえがいています。 |
テルミのめいろ
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田中喜代司/著 小学館 〈エ〉 |
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めいろのせんがふくらんでいるから、めのみえるこもみえないこも、ふくらみをゆびでさわってたのしめるよ。ゴールをめざしてやってみよう。 点字つき絵本「手で見る学習絵本テルミ」のにんきのページ「めいろコーナー」にのったことのある17のめいろが、この1さつでたのしめます。 |