としょかんでつくったほんのリスト

こんなほんあんなほん(小学生向き) 2018年度版

2018年度版

2017年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

〈 〉内は分類をあらわします。

1~2年生向き

とのさま1ねんせい

『とのさま1ねんせい』表紙画像

長野ヒデ子/作・絵
本田カヨ子/作・絵
あすなろ書房
〈エ〉

あそぶことのだいすきなとのさまは、もうすぐ1ねんせい。でも「1ねんせいはいやじゃ」とにげだしました。けらいたちはとのさまをおいかけていましたが、そのうちじぶんたちが1ねんせいになりたくなりました。そこで、らんどせるやぼうさいずきんをつくって、じゅんびをはじめました。

ウサギのすあなにいるのはだあれ?

『ウサギのすあなにいるのはだあれ?』表紙画像

ジュリア・ドナルドソン/文
ヘレン・オクセンバリー/絵
とたにようこ/訳
徳間書店
〈エ〉

ウサギがすあなにもどってくると、なかから「おいらははらぺこぴょんがぶりん。ウサギのみみがだいこうぶつ」とおおきなこえがしました。ウサギはこわくて、すあなにはいれません。ウサギはネコに、ネコはクマに、クマはゾウにたすけをもとめます。ぴょんがぶりんのしょうたいはなんでしょう?

エルマーとブルーベリーパイ

『エルマーとブルーベリーパイ』表紙画像

ジェーン・セアー/さく
シーモア・フレイシュマン/え
おびかゆうこ/やく
ほるぷ出版
〈エ〉

あるひ、ようせいのエルマーはいえのひとたちがやいたブルーベリーパイをたべました。そのおいしかったこと!エルマーはもういちどたべたくて、とびはねたりさわいだりしますが、エルマーのすがたはにんげんのめにはみえません。そこでエルマーは、なんとかしてじぶんのことにきがついてもらおうとかんがえます。

マスターさんとどうぶつえん

『マスターさんとどうぶつえん』表紙画像

アーノルド・ローベル/さく
こみやゆう/やく
好学社
〈エ〉

マスターさんは、どうぶつがだいすきなおじさんです。てんきのいいひはいつも、ちかくのどうぶつえんへでかけます。どうぶつたちも、マスターさんがだいすきです。だから、どうぶつえんがしまるじかんになると、みんなかなしいきもちになります。あるひ、どうぶつたちはどうぶつえんからにげだして、あるところへむかいました。

うみのとしょかん

『うみのとしょかん』表紙画像

葦原かも/作
森田みちよ/絵
講談社
〈913〉

ここは、うみのとしょかんです。本はかいそうでできているので、水の中でもだいじょうぶ。わかいヒラメにそうだんすると、ぴったりの本をさがしてくれます。本をよんだことのないマンボウや、およぎつづけてとまれないマグロなど、いろいろなさかながとしょかんにやってきましたよ。

一日だけうさぎ

『一日だけうさぎ』表紙画像

原知子/ぶん
こばようこ/え
くもん出版
〈エ〉

一年にいちどだけやってくる「うさぎの日」。この町の人がみんなうさぎになってしまう日です。じゅぎょうはぜんぶたいいくになり、やさいがたべたくなるうさぎたち。ちょっとかわった町の、とくべつな一日のおはなし。
小学生がかいたおはなしが、えほんになりました。

シラユキさんとあみあみモンスター

『シラユキさんとあみあみモンスター』表紙画像

アンネマリー・ファン・ハーリンゲン/作
野坂悦子/訳
BL出版
〈エ〉

ヤギのシラユキさんは、あみものがだいすき。きょうはたくさんのヤギをけいとであんでみました。ところが、ヒツジおばさんにけなされて、なにをあんでいるのかわからなくなってしまいます。そのあと、シラユキさんがぷんぷんおこりながらあんだものは、おそろしくおおきな、とんでもないものでした。

小さな赤いめんどり

『小さな赤いめんどり』表紙画像

アリソン・アトリー/作
神宮輝夫/訳
小池アミイゴ/絵
こぐま社
〈93〉

おばあさんの家に、やせた赤いめんどりがやってきました。めんどりは家のしごとや、はりしごとをじょうずにこなし、おばあさんをたすけてくれました。ところが、もとの主人がやってきて、めんどりをつれもどそうとします。つかまっためんどりは、食べられてしまうのでしょうか?

おしろのばん人とガレスピー

『おしろのばん人とガレスピー』表紙画像

ベンジャミン・エルキン/ぶん
ジェームズ・ドーハーティ/え
小宮由/やく
大日本図書
〈93〉

おしろのばん人をしている三人は、せかいでいちばん目のいいきょうだいです。王さまは、この三人をだませたものには、ほうびをやるとはっぴょうしましたが、せいこうしたものは、だれもいません。そこでガレスピーは、なんとか三人をだまそうとかんがえます。

ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし

『ごちそうの木』表紙画像

ジョン・キラカ/作
さくまゆみこ/訳
西村書店
〈エ〉

むかし、日でりがつづいたためどうぶつたちは、はらぺこでした。おいしそうな実をたくさんつけたごちそうの木がありましたが、実はたかいところにあります。木の名まえをとなえれば、木は実をおとしてくれるといいます。大きいどうぶつたちがとおくのカメの家までききにいきますが、長い名まえをとちゅうでわすれてしまいます。

ヒルダさんと3びきのこざる

『ヒルダさんと3びきのこざる』表紙画像

クェンティン・ブレイク/文
エマ・チチェスター・クラーク/絵
むらおかみえ/訳
徳間書店
〈エ〉

ヒルダさんは3びきのこざるをかっています。こざるたちはげんきいっぱいで、ヒルダさんがおでかけすると、るすばんちゅうはいたずらのしほうだい。あんまりいたずらがつづくので、やさしいヒルダさんもついにおおきなこえをはりあげました。「ああ、もういいかげんにして!」

へろへろおじさん

『へろへろおじさん』表紙画像

佐々木マキ/さく
福音館書店
〈エ〉

おじさんがポストにてがみをいれにでかけました。そのとちゅう、かいだんからおちたり、いぬにひきずられたり、ひどいめにあいます。へろへろにくたびれたおじさんがベンチでないていると、おんなのこがあるものをさしだしてくれました。さて、おじさんがにっこりわらったプレゼントとは?

ぼくのもものき

『ぼくのもものき』表紙画像

広野多珂子/文・絵
福音館書店
〈エ〉

さくらのはながさきはじめたにちようび、ぼくはかあちゃんともものきをかって、いえでそだてることにした。ベランダにおいたうえきばちにもものきをいれて、たっぷりとみずをやった。すると、つぎのひから、ピンクいろをしたはながどんどんひらいていった。

人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし

『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』表紙画像

マイケル・ボンド/文
エミリー・サットン/絵
早川敦子/訳
徳間書店
〈エ〉

むかし、ネズミのペックさんふうふと子ネズミたちは、はくしゃくのおやしきにある人形の家でくらしていました。ある日、おやしきのなかがぬりなおされると、人形の家はみすぼらしく見えるようになりました。そこで、子ネズミたちは人形の家をきれいにしようとそうじをはじめましたが...。

はまべでひろったよ

『はまべでひろったよ』表紙画像

ひさかたチャイルド
〈40〉

うみにいったことある?はまべには、たからものがいっぱいおちているよ。いろいろなかたちやいろのかいがら、かいそうにさかなのほねもあるよ。きのみやくさのみだって、やまからかわにながされて、はまべにたどりつくんだ。
みんなもさがしにいってみよう。

サイモンは、ねこである。

『サイモンは、ねこである。』表紙画像

ガリア・バーンスタイン/作
なかがわちひろ/訳
あすなろ書房
〈エ〉

サイモンは、ねこだ。ライオンやチーター、ピューマにクロヒョウ、そしてトラも、サイモンににている?!よーくみてみると、よくきこえるみみ、りっぱなひげ、ながいしっぽ。するどいはと、とがったつめ。くらくてもよくみえる、おおきなめがある。そう、からだのおおきさはちがっても、みんなねこのなかまなのである。

イードのおくりもの

『イードのおくりもの』表紙画像

ファウズィア・ギラニ・ウィリアムズ/文
プロイティ・ロイ/絵
前田君江/訳
光村教育図書
〈エ〉

あしたはイード。ラマダンのおわりをいわうおまつりのひです。くつやさんのイスマトは、かぞくへのおくりもののほかに、じぶんのためにズボンをかいました。たけがながいのでつめてもらいたいのですが、かぞくのだれもがいそがしく、ことわられてしまいます。

くらやみのなかのゆめ

『くらやみのなかのゆめ』表紙画像

クリス・ハドフィールド/作
ザ・ファン・ブラザーズ/絵
さくまゆみこ/訳
小学館
〈エ〉

クリスは、うちゅうひこうしになったつもりで、かみでできたロケットにのったり、いぬのアルバートとあそんだりします。ところがよるになると、くらやみがこわくて、ひとりでねられません。あるひ、クリスはテレビでほんもののうちゅうひこうしをみました。

まよなかのせんろ

『まよなかのせんろ』表紙画像

鎌田歩/著
アリス館
〈エ〉

マルチプルタイタンパーは、まいばん、でんしゃのはしらないまよなかに、せんろのゆがみをなおすしごとをしているしゃりょうです。せんろをなおすために、どんなさぎょうをおこなっているのでしょう?
マルチプルタイタンパーの図解(ずかい)ものっています。

くるみのなかには

『くるみのなかには』表紙画像

たかおゆうこ/作
講談社
〈エ〉

ひとつぶのくるみのなかにはなにがある?もし、シャリンチリンといいおとがしたら、それはちいさなたからものかも。もし、りすがかくしたくるみなら、りすのさいほうどうぐかも。もし、ドアがついてたら、ちいさなおじいさんとおばあさんがすんでいるかも。むげんにひろがるちいさなせかいのえほん。

てんこうせいはワニだった!

『てんこうせいはワニだった!』表紙画像

おのりえん/作・絵
こぐま社
〈913〉

ぶったまげーたー、アリゲーター!ぼくのクラスにやってきたてんこうせいは、ワニだった!ワニくんはいすにすわれなかったり、きゅうしょくをおぼんごと食べようとしたり、こまったことがつぎつぎおきる。でも、だいじょうぶ!ぼくたちいろいろ考えて、とってもうまくやっているんだ。

たんけんクラブ シークレット・スリー

『たんけんクラブ シークレット・スリー』表紙画像

ミルドレッド・マイリック/ぶん
アーノルド・ローベル/え
小宮由/やく
大日本図書
〈93〉

ビリーとマークは、すなはまでみどりいろのビンを見つけました。中には、しまにすむトムという男の子からのひみつのてがみが入っていて、「たんけんクラブをつくりたい」とかいてありました。そこでビリーたちは、あんごうをつかって、へんじのてがみをかいてみました。

3~4年生向き

とうふやのかんこちゃん

『とうふやのかんこちゃん』表紙画像

吉田道子/文
小林系/絵
福音館書店
〈913〉

かんこは、とんがり山のふもとにあるとうふやさんのこどもです。とうさんは早おきしてとうふをつくりますが、なかなかまんぞくする味になりません。ある日、二ひきのキツネがお店にやってきました。おいしいとうふがすぐわかるというばっさまギツネは、かんこにとうふの歌をおしえてくれます。

いいにおいのおならをうるおとこ

『いいにおいのおならをうるおとこ』表紙画像

ジル・ビズエルヌ/文
ブルーノ・エッツ/絵
ふしみみさを/訳
ロクリン社
〈エ〉

おとうとの犬が畑をきれいにたがやしてくれるときいて、よくばりのにいさんが犬をつれかえりました。ところがおもいどおりにならないので、にいさんは犬をなぐってみちばたにすててしまいます。かなしんだおとうとは犬をうめ、ちかくにはえていた竹でかごをあむと、ふしぎなことがおこります。

バクのバンバン、町にきた
ふたりはなかよしマンゴーとバンバン

『バクのバンバン、町にきた』表紙画像

ポリー・フェイバー/作
クララ・ヴリアミー/絵
松波佐知子/訳
徳間書店
〈93〉

マンゴー・ナンデモデキルは、なんでもできる女の子。ある日マンゴーは、町にまよいこんだバクの子を見つけて家へつれてかえりました。
バンバンとマンゴーがかつやくするお話が4つはいっています。
シリーズ2作めの『バクのバンバン、船にのる』もあります。

わたり鳥

『わたり鳥』表紙画像

鈴木まもる/作・絵
童心社
〈48〉

ツバメは、はるになるとみなみのくにから日本にきてたまごをうみ、そしてひなをそだてるとまたみなみのくににとんでいきます。こういう鳥を「わたり鳥」といいます。世界中ではなんびゃくしゅるいものわたり鳥たちが、あたらしいいのちをそだてるために、ながいながいたびをしているのです。

いろいろいっぱい ちきゅうのさまざまないきもの

『いろいろいっぱい』表紙画像

ニコラ・デイビス/文
エミリー・サットン/絵
越智典子/訳
ゴブリン書房
〈エ〉

ちきゅうには、なんしゅるいのいきものがいるとおもう?こたえは、いろいろいっぱい!しゅるいがおおすぎて、とてもかぞえきれないんだ。あたらしくいきものがみつかるほど、いきものどうしのつながりがみえてくる。すべてのいきものはふくざつにからみあって、おたがいをひつようとして、いきているんだ。

犬とおばあさんのちえくらべ 動物たちの9つのお話

『犬とおばあさんのちえくらべ』表紙画像

アニー・M.G.シュミット/作
西村由美/訳
たちもとみちこ/絵
徳間書店
〈94〉

おばあさんの家には、とてもすわり心地のよいいすがありました。けれど、いつも犬のトムが先にすわっているのです。一つしかないいすを取りあって、おばあさんとトムはちえをはたらかせます。(「犬とおばあさんのちえくらべ」より)動物が出てくる、ゆかいで短いお話が9つ入っています。

アルバートさんと赤ちゃんアザラシ

『アルバートさんと赤ちゃんアザラシ』表紙画像

ジュディス・カー/作・絵
三原泉/訳
徳間書店
〈93〉

アルバートさんは海ベの村で、アザラシ親子にであいました。ところが母親アザラシがいなくなり、赤ちゃんアザラシはぐったりしてしまいます。アルバートさんは、赤ちゃんアザラシをたらいに入れて汽車にのせ、ペットきんしの自分のアパートにつれて帰りました。このあと、赤ちゃんアザラシは、どうなるのでしょうか。

ネコの家庭教師

『ネコの家庭教師』表紙画像

南部和也/さく
さとうあや/え
福音館書店
〈913〉

市場にすんでいたネコのベスは、ある日トリア姫(ひめ)に出会い、家庭教師(きょうし)としていっしょに暮(く)らすことになりました。ベスは教養を身につけようと勉強するうちに、まもなく開かれるトリア姫の誕生会(たんじょうかい)が、周辺の国との平和を保(たも)つために重要な意味を持つことを知ります。

昆虫って、どんなの?
地球でいちばん繁栄(はんえい)しているいきもの

『昆虫って、どんなの?』表紙画像

いしもりよしひこ/著
ハッピーオウル社
〈48〉

「昆虫(こんちゅう)」とそうでないものは、何がちがうか知ってる?この本をよむと、そのちがいや、こまかいパーツの名前までわかるんだ。さらに口やはねの形もわかるから、これから昆虫をよ~く見るのがおもしろくなるよ。かわいいイラストの「昆虫しりとり」で、友だちといっしょにあそんでみよう。

カルペパー一家のおはなし

『カルペパー一家のおはなし』表紙画像

マリオン・アピントン/作
ルイス・スロボドキン/絵
清水眞砂子/訳
瑞雲舎
〈93〉

デビーはお父さんに、紙人形の家族と紙の家を作ってもらいました。だんなさんにおくさん、そして男の子四人と女の子四人。デビーはカルペパー一家と名づけました。ふしぎなことに、カルペパー一家は、自分たちで考えてうごくことができました。

ホテルやまのなか小学校

『ホテルやまのなか小学校』表紙画像

小松原宏子/作
亀岡亜希子/絵
PHP研究所
〈913〉

「やまのなか小学校」のさいごの卒業生ミナさんが、廃校(はいこう)になった学校をすてきなホテルにかえました。教室の机(つくえ)と体育館の運動マットでベッドをつくったり、そうじ用具入れをすてきな洋服だんすにしたり。さっそくお客さんがふたりやってきますが、ちょっと気むずかしそうな人たちでした。

かがやく昆虫のひみつ

『かがやく昆虫のひみつ』表紙画像

中瀬悠太/著・写真
内村尚志/絵
野村周平/監修
ポプラ社
〈48〉

昆虫(こんちゅう)のなかには、色とりどりの美しいはねをもつチョウや、金属(きんぞく)のようにかがやくタマムシなど、からだがまるで宝石(ほうせき)のようにかがやいているものがいます。その美しいかがやきをつくるしくみは、私(わたし)たちのくらしの中にも生かされています。昆虫のかがやきのひみつをさぐってみましょう。

人と出会う場所 世界の市場

『人と出会う場所』表紙画像

小松義夫/写真・文
アリス館
〈38〉

市場は品物を売り買いするだけでなく、人と人とが出会い、情報(じょうほう)を交換(こうかん)することで文化や流行がそだつ場所です。市場に人びとが定着して「町」となった場所もあり、イタリアのマルケ州など、「市場」という意味をもつ地名もうまれました。世界のいろいろな市場や人びとの生活をのぞいてみましょう。

わたしも水着をきてみたい

『わたしも水着をきてみたい』表紙画像

オーサ・ストルク/作
ヒッテ・スペー/絵
きただいえりこ/訳
さ・え・ら書房
〈94〉

プールの授業の日、ファドマはいつも見ているだけ。なぜなら、ソマリア人の女の子は、男の子といっしょにおよいじゃいけないから。でもほんとうは、水着をきておよぎたい。ある日、だれもいない更衣室(こういしつ)にすてきな水着がおちていたので、こっそり着てみたら、そこに先生がやってきた!

5~6年生向き

化けて貸します!レンタルショップ八文字屋

『化けて貸します!レンタルショップ八文字屋』表紙画像

泉田もと/作
岩崎書店
〈913〉

江戸(えど)時代、町外れに「八文字屋(はちもんじや)」という損料屋(そんりょうや)(今でいうレンタルショップ)があった。不便な場所だが、細かい注文にも応(こた)えてくれるので、ずいぶんと繁盛(はんじょう)している。この八文字屋で働くことになった文吾(ぶんご)はある時、お店の重大な秘密(ひみつ)を知ってしまう。なんと、店の主人や番頭、奉公人(ほうこうにん)は全員タヌキだったのだ!

ジャンケンの神さま

『ジャンケンの神さま』表紙画像

くすのきしげのり/作
岡田よしたか/絵
小学館
〈913〉

駄菓子屋(だがしや)の「まる花」には、ジャンケンがめっぽう強い「ジャンケンの神さま」がいる。勝てばおまけをしてくれるというけれど、まだだれも勝ったことがない。ジャンケンが強くなりたいショウタ、ミツル、ユウイチ、アイコの四人は「ジャンケンの神さま」に一週間だけ弟子入りをすることにした。

いのちのひろがり

『いのちのひろがり』表紙画像

中村桂子/文
松岡達英/絵
福音館書店
〈46〉

38億年前、地球上に一個の細胞(さいぼう)が生まれました。やがて細胞は集まって役割の分担をし、いっしょに一つの体をつくり、さまざまな生きものに進化していきます。植物も、魚も、恐竜(きょうりゅう)も、人間も、みんな38億年前の一個の細胞からはじまったのです。生きものの進化の歴史をわかりやすく解説(かいせつ)してくれる本です。

あたしの、ボケのお姫(ひめ)様。

『あたしの、ボケのお姫様。』表紙画像

令丈ヒロ子/著
ポプラ社
〈913〉

水口まどかはお笑い芸人志望(しぼう)の中学生。小学生の時に漫才(まんざい)をしていたキエ蔵(ぞう)とコンビを解消(かいしょう)して以来、相方をさがしていた。そこへ千佳瑠璃莉(ちかるりり)という転校生がやってきた。昭和のアイドルのようなるりりを見てピンときたまどかは、漫才の相方になってほしいと誘(さそ)い、「るりりと水口さん」の活動が始まった。

クララ
300年前にはじめてヨーロッパを旅したサイのはなし

『クララ』表紙画像

エミリー・アーノルド・マッカリー/作
よしいかずみ/訳
BL出版
〈エ〉

300年くらい昔、オランダ船の船長はインドの友人の家でサイのクララを見ました。そしてみんなに見せようとふるさとへ連れて行きました。世話をしているうちにいつしか心をゆるせる友になった船長とクララは、17年ものあいだヨーロッパじゅうを旅しました。

はっけよい!雷電

『はっけよい!雷電』表紙画像

吉橋通夫/著
講談社
〈913〉

小学六年生の太郎は、ひょんなことから江戸(えど)時代の相撲場(すもうば)にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは名力士、雷電為右衛門(らいでんためえもん)。太郎は雷電の親戚(しんせき)の子どもとしてゆうかい事件を解決(かいけつ)し、江戸のくらしを楽しみながらもとの世界に帰る方法をさがす。
江戸時代の相撲事情もわかる本。

奮闘(ふんとう)するたすく

『奮闘するたすく』表紙画像

まはら三桃/著
講談社
〈913〉

野沢佑(のざわたすく)は、五年生の夏休みの自由研究にデイサービス(通所介護(かいご))の様子をレポートすることになった。友だちの一平と一緒(いっしょ)に、佑の祖父(そふ)が通うケアハウスに付き添(そ)うが、お年寄りたちの行動はびっくりすることばかり。だが食事の世話や介護の手伝いをするうちに、二人は少しずつお年寄りたちの気持ちに気づいていく。

涙倉の夢(ゆめ)

『涙倉の夢』表紙画像

柏葉幸子/作
青山浩行/絵
講談社
〈913〉

夏休みを田舎(いなか)のおばあちゃんの家ですごすことになった亜美(あみ)は、お母さんから倉の鍵(かぎ)をあずかる。おばあちゃんの実家が昔やっていた温泉宿の、涙倉(なみだくら)とよばれるその倉へ入った亜美は、何十年もまえの世界へまよいこんでしまう。その世界では動物の顔をした人たちが人間にまぎれて暮(く)らしていた。

香菜とななつの秘密

『香菜とななつの秘密』表紙画像

福田隆浩/著
講談社
〈913〉

小学五年生の香菜(かな)は恥(は)ずかしがりやで、引っ込(こ)み思案で、人前で話すことが苦手で苦手でしょうがない。でも、聞き上手で、細かいところに気付き、気になったことは納得(なっとく)いくまで考える。そんな香菜が、学年文庫や担任の先生など、学校で起きるななつの秘密(ひみつ)をクラスメートといっしょに解決(かいけつ)していく。

走れ!!機関車

『走れ!!機関車』表紙画像

ブライアン・フロッカ/作絵
日暮雅通/訳
偕成社
〈68〉

1869年、アメリカ大陸の西と東をつなぐ大陸横断(おうだん)鉄道が開通した。線路を走るのは、嵐(あらし)のように大きな音をたてて進む蒸気(じょうき)機関車。制動手(せいどうしゅ)(ブレーキ係)や運転士たちの慎重(しんちょう)なはたらきにより、機関車は西へと走る。蒸気機関車はこれまでのアメリカ人の生活をがらりと変えることになった。

ながいながい骨の旅

『ながいながい骨の旅』表紙画像

松田素子/文
川上和生/絵
桜木晃彦/監修
群馬県立自然史博物館/監修
講談社
〈46〉

私(わたし)たちの体の中にあたりまえのようにある骨(ほね)。でもとおいむかし、海にあらわれた生きものにはまだ骨がありませんでした。環境(かんきょう)が変化し生きものが進化する中で骨ができ、「カルシウムの貯蔵庫(ちょぞうこ)」や「体をささえる柱」など、大切な役目をしていきます。骨の旅をたどりながら、生きものの進化をみつめなおす本です。

大林くんへの手紙

『大林くんへの手紙』表紙画像

せいのあつこ/著
PHP研究所
〈913〉

大林くんが学校に来なくなり、クラス全員で彼(かれ)に手紙を書くことが決まった。文香(ふみか)は適当(てきとう)な文を作るがはずかしくなり、さんざん考えて「いつかちゃんとした手紙を書きます」という一行だけ書いた。
ウソじゃない手紙を書こう、そう思った文香は大林くんに伝えたいことを考えはじめる。

タイガー・ボーイ

『タイガー・ボーイ』表紙画像

ミタリ・パーキンス/作
ジェイミー・ホーガン/絵
永瀬比奈/訳
鈴木出版
〈93〉

ニールはインドの島の学校で一番成績がよい男の子。奨学金(しょうがくきん)を勝ち取って都会の中学へ進学することを期待されているが、ニールは島から離(はな)れたくなくて勉強に集中できない。ある日、自然保護区(しぜんほごく)からトラの子が逃(に)げ出した。おとなに密売(みつばい)されるより先に見つけようと、ニールは夜中に家をぬけ出す。

スラムにひびくバイオリン
ゴミを楽器に変えたリサイクル・オーケストラ

『スラムにひびくバイオリン』表紙画像

スーザン・フッド/作
サリー・ワーン・コンポート/絵
中家多惠子/訳
汐文社
〈エ〉

パラグアイのスラム街に住むアーダは、11歳(さい)のときにファビオ・チャベスから楽器の演奏(えんそう)を教わります。アーダたちの楽器は、ゴミをリサイクルしてつくり出したものです。やがて、楽器をもった子どもたちは団結し、「リサイクル・オーケストラ」が誕生(たんじょう)しました。

世界中からいただきます!

『世界中からいただきます!』表紙画像

中山茂大/文
阪口克/写真
偕成社
〈38〉

世界中の人たちはどんなごはんを食べているのでしょう。作者が世界各地の家庭に「居候(いそうろう)」して、いただいたごはんの紹介(しょうかい)です。モンゴル遊牧民の羊肉のむし焼きや、カンボジアの水上集落で食べた魚料理、パプアニューギニアのブタの丸焼きなど、ごはんから人びとのくらしがわかります。

サルってさいこう!

『サルってさいこう!』表紙画像

オーウェン・デイビー/作
越智典子/訳
中川尚史/日本語版監修
偕成社
〈48〉

サルってなにもの?「ほ乳類(にゅうるい)」のなかの「霊長類(れいちょうるい)」というグループに入るどうぶつなんだって。サルの種類は260をこえていて、それぞれ体の大きさ、生息している場所も違(ちが)うし、どうぐをつかうものもいる。この本では、たくさんの種類のサルが紹介(しょうかい)されているよ。読んだら「サルって、さいこう」っておもうはず!

骨董(こっとう)通りの幽霊省

『骨董通りの幽霊省』表紙画像

アレックス・シアラー/著
金原瑞人/訳
西本かおる/訳
竹書房
〈93〉

幽霊省(ゆうれいしょう)は、1792年にできたイギリスの政府機関(せいふきかん)だ。幽霊の存在(そんざい)を調べるため、四人の職員(しょくいん)と一匹(いっぴき)のネコが働いている。しかし、あと三か月で幽霊を見つけ出さないと廃止(はいし)されてしまうため、幽霊探しのアルバイト少年・少女を募集(ぼしゅう)した。採用(さいよう)された子どもたちは、あの手この手で幽霊を探そうとする。

狐霊(これい)の檻

『狐霊の檻』表紙画像

廣嶋玲子/作
マタジロウ/絵
小峰書店
〈913〉

両親を亡(な)くした千代(ちよ)は、檻(おり)の中の霊(れい)、あぐりこ様の世話をするために金持ちの屋敷(やしき)に売られてきました。人間にだまされ90年も閉じ込(こ)められているあぐりこ様を自由にしたいと思った千代は、あぐりこ様と一緒(いっしょ)に逃(に)げようと計略(けいりゃく)をたてます。はたしてうまくいくのでしょうか。

オオカミを森へ

『オオカミを森へ』表紙画像

キャサリン・ランデル/作
ジェルレヴ・オンビーコ/画
原田勝/訳
小峰書店
〈93〉

フェオは、ロシアの森で母とオオカミたちと暮(く)らしていた。母は、貴族(きぞく)が飼えなくなったオオカミを森へ帰す「オオカミ預(あず)かり人」だ。残忍(ざんにん)なラーコフ将軍(しょうぐん)に目を付けられた母は、オオカミを保護(ほご)した罪(つみ)で兵士に連れ去られてしまう。自分を逮捕(たいほ)しに来た少年兵イリヤとオオカミとともに、フェオは母を取り戻(もど)すため旅に出る。

ぐるぐるの図書室

『ぐるぐるの図書室』表紙画像

工藤純子/著
廣嶋玲子/著
濱野京子/著
菅野雪虫/著
まはら三桃/著
講談社
〈913〉

好きな子の誕生日(たんじょうび)にプレゼントを渡(わた)せなかったことを後悔(こうかい)している女の子が、茜色(あかねいろ)の貼(は)り紙に誘(さそ)われて入った図書室。そこで『あなたの物語』という本に出会い、本の力で何度も誕生日にさかのぼり、同じ日をやり直します(「時のラビリンス」)。茜色の貼り紙から始まる5つの物語が入っています。

子ども~大人♪

すごいね!みんなの通学路 世界に生きる子どもたち

『すごいね!みんなの通学路』表紙画像

ローズマリー・マカーニー/文
西田佳子/訳
西村書店
〈37〉

あなたは、どうやって学校に行きますか。世界に目を向けると、とても苦労して学校に通う子どもたちがいます。川を歩いてわたったり、舟をこいでわたったり、高いがけをのぼったりおりたりする子もいます。どんなに大変でも、子どもたちは通います。だってみんな学校が大好きだから。

重力って...

『重力って...』表紙画像

ジェイソン・チン/作
竹内薫/訳
偕成社
〈エ〉

りんごやボール、バケツがおちるのは、重力があるからなんだ!もし、重力がなかったら、みんなういていってしまう。つきはちきゅうからはなれていくし、ちきゅうもたいようからはなれていってしまう。でもだいじょうぶ。どんなものにも重力があって、みんな重力でつながっているんだよ。

このあいだになにがあった?

『このあいだになにがあった?』表紙画像

佐藤雅彦/作
ユーフラテス/作
福音館書店
〈エ〉

毛でもこもこのひつじと、すっきりしたひつじ。みずのなかをおよぐおたまじゃくしと、はっぱのうえにとまるかえる。ひっくりかえったかめやひとでと、もとにもどったかめやひとで。おふろでゆぶねのなかにあるおもちゃと、あらいばにちらばっているおもちゃ。この2つのあいだになにがあったのか、そうぞうしてみよう。

あからん ことばさがし絵本

『あからん』表紙画像

西村繁男/作
福音館書店
〈エ〉

「あ」から「ん」まで、それぞれのもじのページに、そのもじからはじまることばがたくさん、絵でかかれています。たとえば「し」のページは、しろくまとしかがしょうぎでしょうぶしている絵です。でも、ほかにもしんぶん、シーサー...まだまだかくれていますよ。ぜんぶさがしだせるかな?

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