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お知らせ

名古屋市図書館100周年記念事業

-いっしょにページをめくろう!名古屋市図書館100周年-

1923(大正12)年10月1日、鶴舞公園に市立名古屋図書館が開館し、令和5年に名古屋市図書館は100年目を迎えます。

100周年という節目を記念し、次の100年に向けて新たな一歩となる様々な事業を実施します。


名古屋市図書館 100年のあゆみは、こちらのページをご覧ください。

図書館100周年ロゴマーク

名古屋市図書館100周年を記念して作成しました。

名古屋市図書館「100周年ロゴ」の画像

「人々と図書館の光あふれる未来」をイメージしてデザインしました。

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名古屋市図書館100周年記念事業への寄附にご協力ください

記念事業を実施するにあたり、名古屋市教育基金として寄附を募集しております。

ぜひみなさんのご協力をお願いいたします。


記念事業の一例

  • 記念行事(パネル展、スタンプラリー等)
  • 記念誌発行
  • 記念式典

※記念事業の内容は今後変更する場合があります。

寄附の方法

まずは各図書館にお問い合わせください。専用納付書をお渡しします。

※インターネットを利用したクレジットカードでの寄附はご利用いただけません。

税金の控除

個人の場合

この寄附金は、ふるさと寄附金(納税)に該当します。寄附をすると、寄附金額のうち2千円を超える部分について、一定の限度額まで、所得税・個人住民税から控除されます。

※税の控除を受けるには、翌年に確定申告を行う必要があります。ただし、寄附時に「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の申請をしていただくと、確定申告を行わなくても控除を受けられます。詳しくは下記問い合わせ先にご連絡ください。


法人の場合

寄附された金額を法人税法(第37条第3項第1号)の規定により損金算入することができます。

お問合せ先

名古屋市鶴舞中央図書館 庶務係
郵便番号:466-0064 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番155号
 TEL:052-741-3133 FAX:052-733-6337


名古屋市教育基金について、詳しくは名古屋市公式ウェブサイト(外部リンク)をご覧ください。

寄附者のご紹介

名古屋市図書館100周年記念事業(教育基金)にご寄附いただいた皆様を、こちらでご紹介しております。

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市立名古屋図書館時代の資料たち

大正12年(1923年)10月1日、鶴舞公園に市立名古屋図書館が開館しました。
その後、昭和20年戦災により焼失、昭和27年に再建、昭和59年現在の建物に新築、という経過を経て、2023年にいよいよ100周年をむかえます。

ここでは市立名古屋図書館時代に関係する資料をご紹介します。

No. 書名・表紙画像 著者名 出版者 出版年 コメント 内容画像
1 「市立名古屋図書館案内」
(「市立名古屋図書館案内」表紙画像)
  名古屋市立名古屋図書館 1923.09 「入館手引」には"先づ御来館になって、閲覧人入口から御這入りになると、直様下足場があります..."と迷わないよう具体的な説明があります。
「館内で確守すべき事柄」では、"中京の圖書館として一種の美風を作成すること"とあります。格調の高さが求められたようです。
 
2 「財団法人名古屋公衆図書館設立概要」
(「財団法人名古屋公衆図書館設立概要」表紙画像)
  [名古屋公衆図書館] [1925.2序] 名古屋公衆図書館(西図書館の前身)設立にあたっての概要が書かれています。
設立者であり理事長である矢田績氏の、名古屋、そして図書館設立に対する思いが「設立の趣意」に書かれています。
(「財団法人名古屋公衆図書館設立概要」中の画像)
3 「市立名古屋圖書館概要」
(「市立名古屋圖書館概要」表紙画像)
市立名古屋圖書館/[編] 市立名古屋図書館 1923.9 立名古屋図書館(鶴舞中央図書館の前身)の沿革や館則など概要が書かれた冊子です。
表紙に銀色で刷られているのは館の紋章で、図書館を意味する巻物の軸に名古屋市の紋章である丸八マークをあしらったものです。
 
4 「回數閲覽券」
(「回數閲覽券」表紙画像)
  市立名古屋圖書舘 [192-] 現在は図書館法第17条により無料で使える公共図書館ですが、かつては閲覧料がかかりました。
これは市立名古屋図書館の回数閲覧券です。30回分で50銭、現在の金額に換算すると約1万円(諸説あります)。高いとみるか安いとみるか?この回数券綴りには券が13枚残っています。
(「回數閲覽券」中の画像)
5 「兒童のためになる讀書週間おはなしの會」
(「兒童のためになる讀書週間おはなしの會」表紙画像)
  市立名古屋圖書館 1926.11 1926(大正15)年の市立名古屋図書館(鶴舞中央図書館の前身)での、おはなしの会のチラシです。
おはなしのタイトルと並んで、おはなしする人の名前が載っているのが今と違うところでしょうか。
市立名古屋図書館が開館したのは、1923(大正12)年。開館間もないころの児童室のにぎわいが想像できます。
 
6 「市立名古屋図書館館報 [第1] 」
(「市立名古屋図書館館報 [第1] 」表紙画像)
市立名古屋図書館/編 市立名古屋図書館 1928 開館から半年後の1924(大正13)年1月から発行されました。
初代館長、阪谷俊作氏の発刊之辞をはじめ、閲覧統計表、お話の會のプログラム、寄贈図書一覧などが掲載されているほか、当時のカード(圖書掲出特許證!)のデザインなどが載っています。
(「市立名古屋図書館館報 [第1] 」中の画像)
7 「全國一齊讀書週間」
(「全國一齊讀書週間」表紙画像)
  名古屋市社會教育課市立名古屋圖書館 1926.11 1926(大正15)年の全国一斉読書週間のプログラムです。
1週間かけて、毎日何らかの催しが行われていました。青年文庫とは今でいう移動図書館のようなもので、木製の箱に新刊が入れられ、市内の小学校や青年会などの巡回先に1ヵ月ほど置かれて利用されました。
 
8 「「書庫」小野稔(『作家』1950年7月号)」
(「「書庫」小野稔(『作家』1950年7月号)」表紙画像)
  作家社 1950 市立名古屋図書館をモデルにしていると思われるN市の図書館に勤務している主人公の、3年にわたる書庫出納手としての生活が描かれている小説です。
この話はあくまでフィクションですが、当時の図書館の様子が見てとれます。
 
9 「図書分類表 | 稿本」
(「図書分類表 | 稿本」表紙画像)
[名古屋市立名古屋図書館/編] [名古屋市立名古屋図書館(製作)] [製作年不明] 現在名古屋市図書館では日本十進分類法(NDC)を使用して図書を分類していますが、NDCの発表は1928年でした。
それよりも前、1923年開館の市立名古屋図書館時代に使われていたと思われる図書分類表です。
最初にこれを作成した先人の知恵と努力が偲ばれます。
(「図書分類表 | 稿本」中の画像)
10 「市立名古屋図書館講演集」
(「市立名古屋図書館講演集」表紙画像)
  市立名古屋図書館 [1933] 市立名古屋図書館では、阪谷館長が自ら東京に赴き、様々な文化人を招いて講演会を行いました。
東京帝国大学図書館長・和田万吉、東京市立日比谷図書館頭・今澤慈海、東京帝国大学教授・上田万年、児童文学者・巌谷小波など。
当時の講演内容が講演集として保存されています。
 
11 「閑田耕筆」
(「閑田耕筆」表紙画像)
伴蒿蹊著     太平洋戦争時の空襲で市立名古屋図書館も戦火を免れることはできませんでした。貴重書の一部は隣の名古屋市公会堂に避難していましたが、残りは焼けてしまいました。この本はその時の生き残りです。
「閑田耕筆」は江戸時代の国学者伴蒿蹊(代表作に「近世畸人伝」など)の随筆です。
(「閑田耕筆」中の画像)

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100年をともに走った車たち

市立名古屋図書館が車で本を届けるサービスを始めたのは1926年(大正15年)、図書館開館から3年目のことでした。

それから約100年、みなさんに本を届けるために走った車たちをご紹介します。

【前史:書函を届ける・宣伝カーで届ける】

書函を届けるサービスを市立名古屋図書館、名古屋公衆図書館(後の西図書館)が実施
本の入った箱(書函)を届け、各団体に1か月貸出
写真は傷痍軍人のため、赤十字の車で陸軍病院へ図書を運んだ軍人慰安文庫
他に「青年巡回文庫」、「教員文庫」「店員修養文庫」「家庭訪問文庫」など
軍人慰安文庫の車両の写真
第1回移動図書館の写真
第1回移動図書館 昭和22年(1947年)
朝日新聞社の協力で、児童図書約200冊を24の小学校へ
復活した移動図書館の写真
2年中断後、中部日本新聞社の協力で復活
以後恒例となり、昭和36年まで続く
(昭和34年は伊勢湾台風で中断)
読書週間パレードの写真
読書週間パレード風景

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【巡回文庫時代1:栄図書館(後の西図書館)の最初の4台】

昭和31年(1956年)市内74か所へ巡回開始

巡回文庫1号の写真
巡回文庫1号(プリンス56年CF)
巡回文庫2号の写真
巡回文庫2号(トヨペット58年RK30)
後に大阪市天王寺図書館へ譲渡
わかば号の写真
わかば号(プリンス60年クリッパー)
伊勢湾台風直後、市の児童福祉事業団から寄贈
被災した学校等へ巡回
後にこども巡回文庫専用車として活躍
橘川号の写真
橘川号(トヨペット62年RK150)
前名古屋市長・小林橘川氏のご遺族からの寄贈
栄図書館前に並ぶ巡回文庫の写真
栄図書館(後の西図書館)前に並ぶ巡回文庫左からわかば号、巡回文庫1号、橘川号
巡回文庫2号の写真
天王寺図書館の自動車図書館として活躍する巡回文庫2号(写真は大阪市立図書館提供)

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【巡回文庫時代2:なごや号の時代】

最初の4台が順に買い替えされ、4台のなごや号が活躍

なごや1号初代の写真
なごや1号(初代)
(トヨペット66年RK170B2)
なごや2号初代の写真
なごや2号(初代)
(トヨタ42年RK170B2)
なごや3号初代の写真
なごや3号(初代)
(トヨタ43年RK171B)
なごや5号の写真
なごや5号(左端か?)
(トヨタ44年RU18)
なごや5号と2代目のなごや1・2・3号の写真
なごや5号と2代目のなごや1・2・3号
2代目1号(トヨタ48年RU19)
2代目2号(ミツビシ49年B215)
2代目3号(ミツビシ52年B217)
2代目なごや号の写真
2代目なごや号(2号か?)
なごや5号と2代目なごや3号は、昭和58年(1983年)南図書館へ移管

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【4館6台体制時代:西・名東・中川・南図書館に配置】コアラの図柄


初代あおぞら号の写真
初代あおぞら号(いすず53年DBR370)
昭和53年(1978年)名東図書館に配置
初代わかくさ号の写真
初代わかくさ号(三菱ローザ54年K-BH212F)
昭和54年(1979年)中川図書館に配置
初代みなみ号の写真
初代みなみ号(トヨタ59年M-RB20)
昭和59年(1984年)南図書館に配置
3代目なごや1号の写真
名古屋1号に描かれたコアラの図柄の画像3代目なごや1号
(愛称:コアラ号)
(トヨタ63年
 N-BB21改)
3代目なごや2の写真
3代目なごや2号(愛称:ちびすけ号)
(トヨタ2年U-BB21改)
五味太郎氏の図柄の画像
2代目なごや3号の写真
西図書館と南図書館で活躍した2代目なごや3号は、廃車後にラオスへ
イラストはラオス行きの前に描かれた。

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【再編の時代:中川・名東・西で廃止、南は鶴舞へ移管】

2代目わかくさ号の写真
2代目わかくさ号(三菱4年U-BE47F)
後に南図書館に移管
2代目みなみ1号としても活躍
平成18年(2006年)引退
2代目あおぞら号の写真
2代目あおぞら号(三菱5年U-BE437F改)
後に西図書館に移管
平成19年(2007年)引退
みなみ2号の写真
みなみ2号(トヨタ9年KC-BB40)
平成19年(2007年)引退
2代目みなみ1号の写真
2代目みなみ1号
(元2代目わかくさ号)
なごや号の写真
なごや号(現役)
(ニッサン18年UD-DVW41改)
平成18年(2006年)3代目なごや2号にかわり、西図書館に配置
現在は南図書館に移管
みなみ号の写真
みなみ号(現役)
(ニッサン18年UD-DVW41改)
平成18年(2006年)2代目みなみ1号にかわり、南図書館に配置

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主な参考文献

▲【100年をともに走った車たち】 トップへ


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寄附者のご紹介

名古屋市図書館100周年記念事業(教育基金)にご寄附いただいた皆様を紹介させていただきます。
(お名前の公表についてご了承を得ている方のみ)

令和4年度

  • 後藤 宗理 様
  • 前川 芳久 様

掲載順は寄附をいただいた日付順です。

◆名古屋市図書館100周年記念事業への寄附については、こちらをご覧ください。

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