としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2013年度版
2012年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
がっこういこうぜ!
もとしたいづみ/作 山本孝/絵 岩崎書店 〈エ〉 |
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「がっこういこうぜ!」とけんごをむかえにきたせいぎ。 でも、かぜはなおったのに、けんごはがっこうへいきたくありません。そこでけんごは、ようかいがでるから、といいわけして、キョーレツなようかいやかいじんのはなしを、せいぎにするのですが...。 |
メガネをかけたら
くすのきしげのり/作 たるいしまこ/絵 小学館 〈エ〉 |
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おいしゃさんから「メガネをかけたほうがいい」といわれた女の子。メガネをかけてがっこうへいくのがいやでたまりません。クラスのだれもメガネをかけていないのに、ひとりだけかけていったら、みんなにわらわれるにちがいありません。ところががっこうへいくと、女の子がびっくりすることがまっていました。 |
りゅうのぼうや
富安陽子/作 早川純子/絵 佼成出版社 〈エ〉 |
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りゅうのぼうやは、いつもおかあさんといっしょです。あるひ、くものきれめからみえるひかりにさそわれて、ぼうやはひとりでくだっていきました。そのひかりは、まちのひかりでした。たくさんのくるまとひとがいきかうのをみて、ぼうやは、おそろしくなって、おかあさんのところへかえろうとしますが...。 |
キュッパのはくぶつかん
オーシル・カンスタ・ヨンセン/さく ひだにれいこ/やく 福音館書店 〈エ〉 |
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キュッパは、まるたのおとこのこ。いろいろなものをあつめるのがだいすきです。あつめたものを、ぶんるいしてラベルをつけて、しまうばしょをさがすと、どこもいっぱいです。こまったキュッパは、おばあちゃんにそうだんしました。 |
はばたけ!ツバメ
孝森まさひで/しゃしんとぶん そうえん社 〈48〉 |
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はるのはじめ、サクラがまんかいにはなをさかせるころ、ツバメがやってきます。ツバメは、たまごをうんであかちゃんをそだてるために、にほんにやってくるのです。やねのしたのかべなどにすをつくっているのを、みたことがあるひともいるでしょう。ふつうではみえにくいすのなかのようすも、しゃしんでよくわかりますよ。 |
ネビルってよんでみた
ノートン・ジャスター/文 G.ブライアン・カラス/絵 石津ちひろ/訳 BL出版 〈エ〉 |
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あたらしいうちにひっこしてきたおとこのこ。ともだちはまだひとりもいない。きんじょをひとまわりしているとちゅう、そらにむかって「ネビル」というなまえをよんでみた。すると、まちのこどもたちがつぎつぎとあつまってきて、みんなでネビルってよびだした。ネビルっていったいだれ? |
中をそうぞうしてみよ
佐藤雅彦/作 ユーフラテス/作 福音館書店 〈エ〉 |
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中をそうぞうしてみよ、ぶたのちょきんばこ。コインはどのくらい、はいっているかな?中をそうぞうしてみよ、いすにつかわれているくぎ。じつは20
ぽんもささってた! 中がすけてみえるしゃしんはエックスせんしゃしんというぎじゅつをつかったものだよ。 ほかにもいろいろみてみよう。 |
ニブルとたいせつなきのみ
ジーン・ジオン/ぶん マーガレット・ブロイ・グレアム/え ひがしちから/やく ビリケン出版 〈エ〉 |
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りすの子どものニブルは、ある日、感謝祭のごちそうにするたいせつなきのみであそんでいました。そこへわるいおじさんがやってきて、ニブルをだましてきのみをもっていってしまいました。レストランでそのおじさんをみつけたニブルは、いったいどうしたでしょう。 |
ナスレディンのはなし トルコの昔話
八百板洋子/再話 佐々木マキ/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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村でいちばん知恵と勇気があるナスレディンが、いばった坊さまからりっぱなロバを手に入れたり(「ロバになった男」)、酔っぱらった裁判官から絹の上等な上着などをまんまと自分のものにする話(「ナスレディンと裁判官」)など。ユーモアたっぷりのトルコの昔話。 |
おばあちゃんとひみつのともだち
ほりうちしのぶ/作 たかばやしまり/絵 偕成社 〈913〉 |
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エリカのおばあちゃんは、森のそばにある小さな家にすんでいます。エリカはときどき、ひとりでおばあちゃんの家へいきます。ある日、やねうらべやをかたづけるのをてつだっていると、空色のスカーフがでてきました。それをもってそとにでると、だれもいないのに、はなしごえがきこえてきます。 |
パオアルのキツネたいじ
蒲松齢/原作 心怡/再話 蔡皋/絵 中由美子/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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むかし、パオアルという男の子がいました。ある日、おとうさんがなんにちも家をあけていたとき、きゅうにおかあさんのぐあいがわるくなりました。かみをふりみだして、わらったりないたりしています。どうやら、キツネがとりついているようです。パオアルは、キツネをやっつけることにしました。 |
いつもみていた ゆめをかなえた女の子ジェーン・グドール
ジャネット・ウィンター/作 まえざわあきえ/訳 福音館書店 〈エ〉 |
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ジェーンは生きものをみているのがだいすきでした。大人になると、アフリカにわたり、チンパンジーの研究を手伝います。まいにち休まずチンパンジーをみているうちに、世界じゅうの学者がだれも知らなかったことを発見していきます。そして、森とチンパンジーをまもるように、みんなに知らせます。 |
アンナのうちはいつもにぎやか アンナ・ハイビスカスのお話
アティヌーケ/作 ローレン・トビア/絵 永瀬比奈/訳 徳間書店 〈93〉 |
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アフリカにすむアンナは、おおぜいのしんせきとくらしています。かぞく5人だけで旅行すると、さみしいくらいです。おばさんがアメリカから帰ってくるときは、みんなでむかえたり、毎日がにぎやかです。かぞくがおたがいを大すきで、いつも思いあっています。 |
おかしなゆきふしぎなこおり
片平孝/写真・文 ポプラ社 〈45〉 |
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ふゆのよる、ゆきがしんしんとふってきます。あさ、そとにでるとおかしなかたちのゆきやこおりにであいます。パンケーキみたいなおいしそうなゆき。ひとのかたちみたいなゆき。ふしぎなかたちをしたこおり。つめたいくうきが、みずをいろんなかたちにかえるのです。ふゆになったらさがしてみてくださいね。 |
小さなミンディの大かつやく
エリック・A.キメル/文 バーバラ・マクリントック/絵 福本友美子/訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
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教会堂のかべのなかに、小さな人たちがひっそりと住んでいました。ユダヤ教のおまつり、ハヌカのためにろうそくがいるのですが、ネコが出るのです。 むすめのミンディは、勇気を出して、それをとりに行くことにしました。 絵がすてきで、楽しく読めます。 |
セミとわたしはおないどし
高岡昌江/文 さげさかのりこ/絵 福音館書店 〈48〉 |
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セミは卵からかぞえて7年めの夏に羽化して成虫になります。だから、小学1年生のみーこと成虫のセミはおないどしです。でも幼虫は、そんなに長いあいだ土のなかでなにしてるの?羽はどこにしまってるの?きょうみしんしんのみーこは、たくさんのぬけがらをあつめてかんさつをはじめました。 |
リンゴのたび 父さんとわたしたちがオレゴンにはこんだリンゴのはなし
デボラ・ホプキンソン/作 ナンシー・カーペンター/絵 藤本朝巳/訳 小峰書店 〈エ〉 |
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リンゴをそだてるのがだいすきな父さんは、アイオワからオレゴンへのひっこしにリンゴの木もつれて行くことにした。デリシャス一家とリンゴの木の長いたびのはじまり!川や風や「じんじんこおらすぞう」からリンゴの木をまもって、ぶじにオレゴンにたどりつけるのだろうか? |
ねずみのオスカーとはるのおくりもの
リリアン・ホーバン/作 みはらいずみ/訳 のら書店 〈93〉 |
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ねずみのオスカーとおとうさんは、はるにうまれる赤ちゃんとおかあさんのため、たべものさがしや赤ちゃんのベッドのじゅんびに大いそがし。でも今はふゆ。たべものもベッドにするわらも、なかなかみつかりません。しんぱいごとでいっぱいのオスカーたちは、ちゃんとはるをむかえることができるでしょうか? |
パンがいっぱい
大村次郷/写真・文 福音館書店 〈38〉 |
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ピデ、ユフカ、ナン、ノン、サンギャク、ケダム。これはぜんぶパンの名前です。食べたことがあるパンがありますか?「パン」とはポルトガル語で、今から460年前まえに日本に伝えられました。円盤型や、うすいもの、かたくて大きなものなどいろいろな形の世界のパンをおいしそうな食べ方とともに紹介します。 |
3~4年生向き
ピーターサンドさんのねこ
ルイス・スロボドキン/作 清水真砂子/訳 あすなろ書房 〈93〉 |
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ホタル島のピーターサンドさんはたくさんのネコとくらしていました。夏に島の別荘にやってくる人たちはピーターサンドさんのネコをかりることができます。ところがある年の夏、ピーターサンドさんは足をけがして本土の病院に入院することになってしまいました。夏がおわり、ネコたちは行き場をうしなってしまいます。 |
ライオンがいないどうぶつ園
フレート・ロドリアン/作 ヴェルナー・クレムケ/絵 たかはしふみこ/訳 徳間書店 〈94〉 |
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どうぶつが大すきな町の人たちのために、どうぶつ園をつくることにした町長さん。でも、できあがったどうぶつ園には、ライオンがいません。がっかりしたビーネとウリは、なんとかしてライオンをつれてきたいとかんがえます。ふたりは、ライオンのために、アイスクリームをがまんして、お金をためることにしますが...。 |
カエサルくんとカレンダー 2月はどうしてみじかいの?
いけがみしゅんいち/文 せきぐちよしみ/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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ゆうかちゃんが、「なんで2月だけみじかいの?」と思っていると、とつぜん小さなおじさんがカレンダーのなかからあらわれました。おじさんの名前はカエサル。どうして2月だけがみじかいのか、カレンダーがどうやってできたのかを、わかりやすく話してくれます。 |
願いのかなうまがり角
岡田淳/作 田中六大/絵 偕成社 〈913〉 |
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ぼくのおじいちゃんはすごい!わかいころ、雲までおよいでのぼっていって、カミナリのむすめさんとけっこんしたんだって!子どものころは、森があるひろーいにわのあるいえにすんでいて、しんぶんをとりにいくために、毎日ぼうけんしていたんだって! うそ?ほんと?おじいちゃんのゆかいなおはなし7つ。 |
名犬ボニーはマルチーズ1 ボニーがうちにやってきた
ベル・ムーニー/作 宮坂宏美/訳 スギヤマカナヨ/絵 徳間書店 〈93〉 |
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ハリーは、ずっと犬をかいたくてたまりませんでした。大きくて強くて親友になってくれる犬がいれば、引っこしてきたばかりでお母さんとふたりきりでも、きっとさびしくありません。しかし、ある日お母さんがプレゼントしてくれた犬は、小さなマルチーズで、ハリーはがっかり。 |
オバケの長七郎
ななもりさちこ/作 きむらなおよ/絵 福音館書店 〈913〉 |
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やなぎした商店街にある古道具屋「へなもんや」の源ジイがひろったのは、なんと長七郎という名のオバケ!でもオバケといっても小さくて白くて丸くて、まるでおもちか大福のようです。オバケらしいことはなにもできない長七郎ですが、たちまち商店街のにんきものになり、たのしい毎日がはじまります。 |
ひみつのたからチョコラーテ
平山暉彦/作 福音館書店 〈エ〉 |
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今ではだれでもたべられるチョコレート。しかし、かつてはひみつののみものチョコラーテとしてこっそりつくられ、身分のたかい人だけにのまれていました。過去にタイムスリップしたしょうたとおじさんは、チョコラーテのひみつをしり、命をねらわれることに。金や銀よりねうちのあったチョコラーテのお味とは? |
パイとねこと秘密のレシピ
サラ・ウィークス/著 海後礼子/訳 成瀬瞳/絵 岩崎書店 〈93〉 |
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「どうもありがとね」それがおばさんのさいごの言葉。母さんといるよりも、おばさんのパイの店ですごす時間のほうが長かったアリスにとって、おばさんは世界でただひとりたよれる人だった。そしてパイづくりの名人だったおばさんが死んで、レシピをさぐろうとする人があらわれる。 おいしいパイのレシピつき。 |
月へ アポロ11号のはるかなる旅
ブライアン・フロッカ/作絵 日暮雅通/訳 偕成社 〈53〉 |
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3人の宇宙飛行士がアポロ11号に乗りこみ、まだだれもいったことのない宇宙へと旅に出ます。炎をあげ、大気をふるわせ宇宙船が飛んでいきます。月へ着陸し、まっ暗な空を見上げると美しい地球がかがやいていました。1969年、アメリカの宇宙船アポロ11号が月面着陸をし、任務を終えて地球へ帰るまでを描いています。 |
世界一力もちの女の子のはなし
サリー・ガードナー/作 三辺律子/訳 小峰書店 〈93〉 |
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ある日「パキーン」と力がみなぎり、とんでもない力もちになったジョシー。暴走した車を止めたことで有名になったジョシーは、ニューヨークに招待されますが、ホテルにとじこめられ、なんと力くらべの賞金かせぎをさせられてしまいます。力を良いことに使いたいと思うジョシー。その時、事故がおきました。 |
ぼくとおじちゃんとハルの森
山末やすえ/作 大野八生/画 くもん出版 〈913〉 |
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モリおじちゃんは、腕のいい大工。仕事をやめて山小屋でくらしはじめたおじちゃんと、ぼくは夏休みをいっしょにすごすことにした。 友だちが転校してしまい、さみしいけれど、森の植物やのら犬のハル、おじちゃんがむかし登校拒否したことなど、気になることがたくさん。 |
マドレーヌは小さな名コック
ルパート・キングフィッシャー/作 三原泉/訳 つつみあれい/絵 徳間書店 〈93〉 |
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パリのセーヌ川の近くに世にも変わったおいしい食べ物を売っているお店があります。「サソリのしっぽニンニクオイルづけ」というぐあいです。レストランでおじさんの手伝いをするマドレ―ヌは、その店のペーストのレシピをぬすんでくるように命令されます。さて、うまくいくでしょうか。 |
ドライアイスであそぼう
板倉聖宣/著 藤沢千之/著 丹下京子/絵 仮説社 〈43〉 |
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アイスクリームを買うときについてくるドライアイスが手にはいったら、いろいろたのしい実験ができるよ。水のなかにいれるとどうなる?ふくろのなかにいれて口をしばるとどうなる?ドライアイスをとかした水の味はどんな味? 実験する時は大人といっしょにやってね。 |
ハンナの学校
グロリア・ウィーラン/作 中家多惠子/訳 スギヤマカナヨ/絵 文研出版 〈93〉 |
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目の見えないハンナの家に、ロビン先生が下宿することになりました。先生は、ハンナが学校に一度も行ったことがないのを知り、学校に通うことができるように、両親を説得してくれます。ついにハンナが、兄弟といっしょに学校に通える日がやって来ます。しかし、やはりはじめは、たいへんなことに...。 |
インカの村に生きる 地球ものがたり
関野吉晴/著 ほるぷ出版 〈38〉 |
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南アメリカ、ペルーの山ふかくにあるケロという小さな村。そこは電気もガスも水道も、もちろんテレビもゲームもコンビニもありません。岩だらけで、急な斜面にかこまれたきびしい自然の中で、村の人びとは数百年前とかわらない自給自足の生活をしています。どのようにくらしているのでしょうか? |
太陽のかがく
えびなみつる/絵と文 渡部潤一/監修 中西昭雄/写真 旬報社 〈44〉 |
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太陽は地球にいのちのめぐみを与えてくれます。そして、さまざまな顔をみせてくれる天空のスターです。まっ赤な夕日やオーロラも太陽の引き起こす現象です。太陽の光と熱は昼をつくり、地球を温めます。太陽はありがたい存在です。そんな太陽のことを科学的、天文学的にわかりやすくまとめました。 |
図解絵本東京スカイツリー 東京スカイツリー公認
モリナガ・ヨウ/作・絵 ポプラ社 〈52〉 |
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2012 年5月にオープンした東京スカイツリー。高さは電波塔では世界一の634メートルです。これは、10階建てマンションをたてに22棟分つんだ高さだそうです。どうやってそんなに高いタワーを建てたのか、少しずつできあがっていくようすがイラストでくわしくわかります。 |
ニルスが出会った物語1~6
セルマ・ラーゲルレーヴ/原作 菱木晃子/訳構成 平沢朋子/画 福音館書店 〈94〉 |
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いたずらがすぎて、妖精に小人にさせられてしまった男の子のニルスは、ガチョウの背中にのり、スウェーデン中を旅します。百年に一度だけよみがえる「まぼろしの町」や、姿の見えない「風の魔女カイサ」の話など、『ニルスのふしぎな旅』から6話を選び、美しい挿絵をつけたシリーズです。 |
ボクがつくった世界のおやつどうぞ!
平野恵理子/作 偕成社 〈59〉 |
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おやつを自分でつくってみませんか? この本には、イタリアのアイスクリーム、タイの焼きバナナ、日本の冷やし白玉など、世界のおやつ10種類のつくりかたがのっています。 たのしいイラストで、ていねいにレシピがかいてあるから、かんたんなものからつくってみてごらん。 |
5~6年生向き
風をつかまえたウィリアム
ウィリアム・カムクワンバ/文 ブライアン・ミーラー/文 エリザベス・ズーノン/絵 さくまゆみこ/訳 さ・え・ら書房 〈エ〉 |
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アフリカの少年ウィリアムは、発電したり水をくんだりできる風車があることを知ります。電気のない村にあかりをともし、地下から水をくみあげて、日照りのときでも畑に水がまけるようにしたかったウィリアムは、ゴミすて場からあつめたもので自分で風車を作りはじめます。 |
妖怪一家九十九(つくも)さん
富安陽子/作 山村浩二/絵 理論社 〈913〉 |
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九十九家の7人家族はみんな妖怪。お父さんはヌラリヒョン、お母さんはろくろっ首...。そんな一家が団地で人間と共に暮らすことになった。ある夜、ピクニックをしていた妖怪がどろぼうをつかまえた。そのお礼に妖怪のためにパーティを開くことになったが、そこでまた問題がおきる。 |
うちはお人形の修理屋さん
ヨナ・ゼルディス・マクドノー/作 おびかゆうこ/訳 杉浦さやか/絵 徳間書店 〈93〉 |
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アナのおうちはこわれた人形を直す修理屋さん。アナはおねえさんと妹といっしょに、お店にいる人形であそぶのが大好きです。ところが、戦争のために人形を直す部品が手に入らなくなり、お店がつづけられなくなりました。でも、アナはいいことを思いつきます。 |
お父さん、牛になる
晴居彗星/作 ささめやゆき/画 福音館書店 〈913〉 |
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ある朝、お父さんが突然牛になっていた。それも背中だけで2メートル、立派なツノをもった正真正銘の牛に。でもいったいどうして!? ぼくたちは必死になってお父さんのことをかくそうとするが、エサやフンの世話は思った以上に大変。おまけに近所のうるさいおばさんが、何かかぎつけて首をつっこんでくる。 |
はるかなるアフガニスタン
アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社 〈93〉 |
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学校で落第しそうになったアメリカの女の子アビーは、特別課題で外国の子に手紙を書くことに。地球儀でえらんだ国・アフガニスタンへ送った手紙に、やがて返事が来る。だがその返事には秘密があった。 はるかな国の友人との文通は楽しいものだったが、大人たちの反発である日とつぜん終わりをつげる。 |
カビのふしぎ 実験しよう
カビのふしぎ 調べよう
伊沢尚子/著 細矢剛/監修・写真 汐文社 〈46〉 |
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カビは食べものをくさらせるやっかい者?でもね、カビが栄養を分解してくれるおかげで、別の生きものたちは、その栄養をとりいれることができるんだよ。 カビを育ててみたい人は「実験しよう」を、カビについてくわしく知りたい人は「調べよう」を読んでみよう。 |
リックとさまよえる幽霊たち
エヴァ・イボットソン/著 三辺律子/訳 偕成社 〈93〉 |
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「おそろしのハンフリー」は、ちっともおそろしくない幽霊。古いお城で家族と幸せに暮らしていた。 ところが、人間たちがお城をリゾート施設にする工事を始めた!住みなれたお城を出た一家は、人間の男の子リックとともに、幽霊たちが安心して暮らせる場所を作るため、首相に会いにロンドンへ向かうが...。 |
糸子の体重計
いとうみく/作 佐藤真紀子/絵 童心社 〈913〉 |
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おいしいものを食べている時が幸せな5年生の糸子。転校生の理子を助けたことで、なぜか夏の間に9キロやせるダイエット勝負をすることに。糸子のダイエットを通して、友達を信じられない良子、自分に自信がない理子、良子の顔色をうかがうまみ、お調子者の滝島、それぞれの悩みがうきぼりになります。 |
海辺の宝もの
ヘレン・ブッシュ/著 鳥見真生/訳 佐竹美保/画 あすなろ書房 〈289〉 |
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メアリーは変わり石集めが大好き。ヒトデや貝やアンモナイト...遠いむかし生きていたものが石になっているなんて不思議でたまりません。とうさんの跡を継ぎ、変わり石集めをして売り始めたメアリーはまだ11歳でした。 世界初の女性化石採集者メアリー・アニングの伝記です。 |
おっちゃん、なんで外で寝なあかんの? こども夜回りと「ホームレス」の人たち
生田武志/著 下平けーすけ/絵 あかね書房 〈36〉 |
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駅のすみで寝たり、公園のテントでくらすホームレスの人たち。ホームレスになったのは、なまけ者だから?ホームレスはあぶない人?若者がホームレスを襲撃する事件が起こるのはなぜ?この本の著者は、児童館に集まる子どもたちと、おにぎりをくばりながら、ホームレスの人たちに話を聞いてまわりました。 |
つぼつくりのデイヴ
レイバン・キャリック・ヒル/文 ブライアン・コリアー/絵 さくまゆみこ/訳 光村教育図書 〈エ〉 |
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200ねんくらいまえのアメリカ。どれいのデイヴは、つぼをつくってくらしていた。ねんどのかたまりにみずをそそぎ、へらでまぜる。てで、ねんどのやまからつぼのかたちをうみだしていく。デイヴのあたまのなかだけにあったかたちが、だんだんすがたをあらわしてくる。 |
なぜカツラは大きくなったのか? 髪型の歴史えほん
キャスリーン・クルル/文 ピーター・マローン/絵 宮坂宏美/訳 あすなろ書房 〈38〉 |
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人類誕生の大昔から、髪の毛の手入れは大変だった。暑いし、虫がたかるし、というわけで、あの手この手のお手入れ作戦が開始される。はじめは、快適さを目的とした手入れも、やがて権力者の好みが反映されて、どんどん極端になっていくのだった。 |
青い鳥文庫ができるまで
岩貞るみこ/作 講談社 〈02〉 |
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青い鳥文庫編集部のモモタは、担当する人気シリーズの最新刊発売が企画会議で5ヵ月後と決まって大はりきり。ところが、製作はトラブル続きでなかなか前にすすまない。新刊の完成は無事発売日に間にあうのだろうか?本作りに関わる人々の奮闘をリアルに描いた物語。 |
よるの美容院
市川朔久子/著 講談社 〈913〉 |
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タケルの事故がきっかけで声をだせなくなったまゆ子は、ナオコ先生の美容院を手伝いながらくらしている。そして、休みになる前日、月曜日の夜になると、まゆ子はきまってナオコ先生にシャンプーをしてもらう。あまいシャンプーの香りにつつまれて、少しずつまゆ子の心もいやされていく。 |
イクバルと仲間たち 児童労働にたちむかった人々
スーザン・クークリン/著 長野徹/訳 赤塚きょう子/訳 小峰書店 〈36〉 |
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世界には今も貧しい家族のために働くたくさんの子どもたちがいます。 パキスタンのイクバル・マシーは、4歳でじゅうたん工場に売られました。奴隷のように働き、雇い主に虐待されながらも、勇敢に何度も抗議します。労働者を救う組織の努力で自由になってからは、児童労働をなくすために力を尽くしました。 |
夜明けの落語
みうらかれん/作 大島妙子/絵 講談社 〈913〉 |
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小学4年生の暁音(あかね)は、人前で話すことが大の苦手。それなのに、日直は終わりの会でスピーチをしなきゃいけない。朝から暗い顔をしていたら、もう一人の日直の三島くんが気付いて、わけをきいてくれた。「ほな、オレがなんとかしたるわ!」イスの上に正座し、扇子を取り出した三島くんが始めたのは落語だった! |
ものまね名人ツノゼミ
森島啓司/文・写真 福音館書店 〈48〉 |
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仕事で南アメリカのボリビアにあるスクレという町に行くことになった森島さん。熱帯雨林のめずらしい昆虫を見られると楽しみにしていたのに、スクレは砂漠みたいに乾いた土地でがっかりしていました。けれども、ある日、おとずれた森で小さな赤い虫を発見。小さな小さなツノゼミの仲間たちとの出会いでした。 |
心のおくりびと東日本大震災復元納棺師 思い出が動きだす日
今西乃子/著 浜田一男/写真 金の星社 〈916〉 |
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事故や災害などで傷ついた遺体を生前の姿に復元し、遺族が亡くなった人との大切な思い出や絆を取り戻す手伝いをする「復元納棺師」のボランティアを続ける笹原留似子さん。私たちにとって、彼女の活動を知ることで、今も復興の途中にある被災地に心寄せ続けていくのは大切なことです。 |
負けない! 挑戦することは楽しいこと
クルム伊達公子/著 ポプラ社 〈289〉 |
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テニスプレーヤーのクルム伊達公子は、幼いころに始めたテニスも高校まではなかなか上達しませんでした。けれども、コーチとの出会いが、彼女を女子テニスのトップクラスに導いていきます。その後一度は現役を引退しますが、37歳で再挑戦します。その理由とは?いくつになっても挑戦する勇気をもらえる本です。 |
子ども~大人♪
はじめてでもできるかんたんティッシュ工作
駒宮洋/著 学研教育出版 〈75〉 |
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おうちにあるティッシュをちぎって、まるめて、くっつけて、いろいろなものをつくってみよう。この本には、ゆびわやきかんしゃ、コップなど、ティッシュと木工用ボンドでできる工作がのっています。しっぱいしてもつくりなおせるので、だいじょうぶ。なんどでもつくってみてね。 |
72時間生きぬくための101の方法 子どものための防災BOOK
夏緑/著 たかおかゆみこ/絵 童心社 〈36〉 |
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72時間とは、災害や事故が起こって救助がくるまで、最大かかる時間。この72時間(3日間)を、自分の力で身を守り、生きぬくための方法がぎっしりとつまった本です。ここで身につけた防災の知識と心がまえは、大人になってからも一生役立つことでしょう。 |
おうさまのおひっこし
牡丹靖佳/作 福音館書店 〈エ〉 |
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めいれいするのがにがてなおうさまが、「おおきなベッドをつくりなさい」といいました。ところが、あわてんぼうのおともたちがつくったベッドは、おおきすぎておしろにはいりません。こまったおうさまは、もっとひろいおしろにひっこすことに...。 |