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ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第25号

ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第25号 発行

ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第25号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。

☆ 『ごちゃっと(第25号)』 <PDF形式,992KB>

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第25号の内容は、
日本の伝統文化入門
「ごちゃっと」ができるまで
などです。

◆◇ 日本の伝統文化入門 Introduction to Japanese Culture ◇◆

たとえば、歌舞伎や能などの伝統芸能。お正月になんだかテレビでやってたけど、ちゃんとは見たことない、なんて人いませんか? 今回はそんな人に日本の伝統文化について少しでいいから親しんでもらうための特集です。伝統文化といっても、伝統芸能、伝統工芸、伝統武術などさまざま。年の始めにあなたの好きな日本の文化を見つけてください。

★ 読めばわかる!? なんだかよくわからなかった伝統文化 ★

■ 『相撲のひみつ』 ■

新田一郎/著
朝日出版社

日本の国技といわれる相撲。1000年以上の長い歴史を経て、現在の大相撲の形で取組がされるようになるまでには、たくさんの変化や工夫の積み重ねがあった。

■ 『狂言でござる』 ■

南原清隆/著
祥伝社

狂言は何百年も前からある「お笑い」だ。お笑いコンビ、ウッチャンナンチャンのナンチャンが発見したコントと狂言の共通点、日本人の笑いの文化とは?

■ 『花火のふしぎ』 ■

冴木一馬/著
ソフトバンククリエイティブ

江戸時代に広まり、現在の技術は世界一ともいわれる日本の花火。普通に見物しているだけではわからない、花火の歴史や種類、作り方、打ち上げ方などの秘密に迫る。

■ 『お茶のすすめ』 ■

川口澄子/画と文
WAVE出版

「なんだかかっこいい!」それだけが動機でいきなり何の心構えもないまま茶道を習い始めてしまった著者の体験記。お茶の基本について知識ゼロから学べます。

■ 『一人で始める短歌入門』 ■

枡野浩一/著
筑摩書房

「○○ありけり」のような言葉を使わずとも、五七五七七のリズムに乗ってさえいれば、みんな短歌というのが著者の主張。1人暮らしをテーマにしたおもしろい短歌を百首掲載。

■ 『しょぼん ひらがな』 ■

武田双雲/著
池田書店

鉛筆、ペン、携帯電話やパソコンで普段何気なく書いている文字。「た」というひらがなも筆に思いを込めて書けば、たった一文字でも感情まで表現できてしまうのです。

★ 伝統文化に生きる 仕事としての伝統文化 ★

■ 『職人になるガイド』 ■

山中伊知郎/著
新講社

浮世絵彫師、三味線職人、陶芸家、和裁士など、一般的に「職人」といわれる様々な職業について、なり方や一日の仕事の流れ、収入などを具体的に紹介。

■ 『笑う門にはチンドン屋』 ■

安達ひでや/著
石風社

元ロックミュージシャン、ラジオDJという異色の経歴でチンドン屋になった著者。チンドン屋という職業の魅力と日常を語る。

★ 気軽に触れる 伝統文化の登場する小説 ★

【文楽】『仏果を得ず』 三浦しをん/著 双葉社
【落語】『笑酔亭梅寿謎解噺』 田中啓文/著 集英社
【花道】『花の道は嵐の道』 天野頌子/著 ポプラ社
【和菓子】『和菓子のアン』 坂木司/著 光文社

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◆◇ 「ごちゃっと」ができるまで ◇◆

「ごちゃっと」 が創刊5年目をむかえ、平成25年の幕開けに、25号を発行することができました! 8888(拍手)
それを記念して、創刊当時からの編集部員である(生)と(弓)が、「ごちゃっと」編集のウラ側を紹介します!

★ コツコツやって25号

(弓)いやー、とうとう5年ですよ。
(生)2009年1月に創刊して以来、隔月(年6回)の発行で、現在25号!
(弓)24号までに紹介した本は、新刊 170冊、特集など258冊、合計428冊!
(生)積み重ねましたなあ。
(弓)創刊のころ高校1年生だった人が、もう成人式だもんね。

★ 誌面の構成と分担のしかた

(生)毎号8ページで、「表紙と裏表紙」 「特集1」 「特集2」 「新刊紹介」 の4本立てが基本構成です。
(弓)この4本を、6人の編集部員のうち4人で手分けして、原稿を作ります。
(生)特集は、ひとつは本の紹介。もうひとつは特に決まりなしのフリースタイル。
(弓)ちなみに、編集部員は毎年少しずつ顔ぶれがかわっていて、現メンバーのほか、7人が関わってきました。

★ 編集会議は踊る

(弓)2ヶ月に1度、編集部員が集まって、ネタ決めと役割分担をします。
(生)ネタのアイデアはいろいろ出るけど、なかなか決まんないんだこれが。
(弓)みんなしてウンウンうなってます。
(生)それだけに、これだっ! ってネタがひらめくと、開放感がハンパない。
(弓)ネタはみんなで考えるけど、紹介する本を選んだり、具体的な構成を考えたりするのは、担当者におまかせ。
(生)できた原稿は必ずみんなでチェックするけどね。

★ 表紙のイラストを描くのは誰?
ごちゃっと10号表紙イラスト

人気があった10号の表紙イラスト

(生)特集や季節に合ったものを、イラストレーターに描いてもらってました。
(弓)トークショー(5号)をしてくれたイクタケマコトさんですね。
(生)ここ最近は、「こんなほんあんなほん」(図書館のオススメ本をまとめた年刊冊子)の表紙の公募作品を使わせていただいています。
(弓)みんなといっしょに作ってる感じがしていいよね。
(生)バリエーションも増えたしね。

★ 早い者勝ち! 新刊紹介

(生)新刊紹介ページの担当者がレイアウトやデザインを決めるけど、紹介文はメンバー全員で書いてます。
(弓)紹介したい本がときどきかぶるんだよね。
(生)読んでる途中の本で先に紹介文書かれると泣ける。
(弓)私は2冊紹介することもあります。
(生)こちとら1冊でもヒイヒイ言ってるのに...。その力をオラにも分けてくれ!

★ 意外と悩む? ウラ表紙

(弓)裏表紙では、本の分類を解説する 「ほんのいばしょ」 を連載中。
(生)最近やってないけどね。
(弓)3年前(7号)からやってるのに、まだ終わらない...。べっ、別に、忘れてるわけじゃないんだからねっ!
(生)ここんとこ、いろんなお知らせを掲載することが多いからなあ。
(弓) 「編集後記」 もありますね。
(生)何書くか、毎回めっちゃ悩むわ。

★ 特集あれこれ

(生)いろいろやったよね。
(弓)あいちトリエンナーレ(11号)ビブリオバトル(24号)など、時事ネタはやはり欠かせない。
(生)「図書館の意外なひみつ」(6号)「ザ! トショカンダッシュ」(12号)は、図書館ならではの企画だね。
(弓)図書館の裏側に迫る不定期連載企画、「シカクニト」48920号)もその系統ですね。
(生)作家の綾里けいしさんのトークショー(14号)や、NHKの中学生日記の取材(18号)など、コラボも敢行。
(弓)物語に出てくる料理(8号)や、手作りブックカバー(11号)など、いろんなことにチャレンジしたり。
(生)みんなよくやるわ。
(弓)コスプレ(10号)したあんたがいちばんチャレンジャーだよ!
(生)ブックリストも作りました。部活小説(3号)のほか、16号では怖い話、泣ける話、恋の話をリストアップ。
(弓)読書の参考にしてね!


こうして、発行の前月の20日くらいに原稿が完成。チェックを経て、みなさんにお届けしています!

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◆◇ 新刊案内 ◇◆

表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

■ 『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』 ■

山中伸弥/著
講談社

これまで不治と思われてきた難病を治せるようになるかもしれないと期待されるiPS細胞。でも、具体的にどういうものなのか気になっている人も多いのでは? iPS細胞の作製に世界で初めて成功し、昨年ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授がiPS細胞と、研究者としての自身の人生についてやさしく、熱く語る。(mt)

■ 『オレたちの明日に向かって』 ■

八束澄子/[著]
ポプラ社

花岡勇気は、勉強もスポーツも冴えない中学二年生。授業の一環で行われる職場体験の受入先に、家でお世話になっている保険代理店を希望する。保険屋の今井さんとお客さんのやり取りを見ていく中で、勇気は学校にいるだけでは気付かなかった人間の良い一面、悪い一面を知っていく。(忍)

■ 『社会の今を見つめて』 ■

大脇三千代/著
岩波書店

ふだん何気なく見ているテレビ。その中でもドキュメンタリー番組では身近な社会問題を取り上げ、映像で作成する人の思いを伝える。報道記者として働いてきた著者は、これまで作成した番組を紹介しながらニュースの裏側に潜む問題点を探る。番組作成の裏話も書かれており、テレビの仕事に興味がある人にもオススメ。(千雪)

■ 『ラビットヒーロー』 ■

如月かずさ/著
講談社

優柔不断で自信なし、童顔小柄で中学生に間違えられる男子高校生、宇佐。特撮ヒーロー好きなことは、まわりにからかわれるのが嫌だから秘密だ。そんな彼が、ローカルヒーロー(の中の人)になることに!?(弓)

■ 『まるごと日本の道具』 ■

面矢慎介/監修
学研教育出版

約1000種類の日本の道具を、オールカラーのイラストで紹介。名前はかわいいけどゴツい「しょいこ」とか、武器みたいな「ノギス」とか、空想世界のアイテムに負けない魅力がある。イラストを描くときの見本にもなりそう。 (生)

■ 『空中トライアングル』 ■

草野たき/著
講談社

彼氏はかっこいい幼なじみの琢己。進学も余裕の女子高推薦。おっとりのんびりの日々を送る律子は琢己から、もうひとりの幼なじみの圭が同じ高校にいると聞かされる。6年ぶりの再会に心弾む律子だが、その日からさまざまなことがすっきりしなくなり・・・(弓)

■ 『大空のドロテ 1』 ■

瀬名秀明/著
双葉社

1919年、フランス、ノルマンディー。少年ジャンは、飛行機乗りの少女ドロテと出会う。何者かに狙われているらしい彼女の手には、金色のメダルが握られていた。人気SF作家が描く、もうひとつの「怪盗ルパン」の物語。三部作の第1巻。(sh)

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◆◇ 次号予告 ◇◆

昨年6月、名古屋市立中学校・特別支援学校と図書館で配布した「なごやっ子読書カード」。みなさんは書いてくれたかな?
11月に発行した「ごちゃっと」特別版に続き、次回「ごちゃっと」26号でも「なごやっ子読書カード」を特集します!

★一足早くオススメ本を紹介します!★

■ 『1リットルの涙』 ■

木藤亜也/[著]
幻冬舎

◎おすすめコメント◎
難病と闘い続ける亜也がすごいと思いました。どんどん体が悪くなってきているのに笑顔でいるところが感動しました。
いやなことがあってもすぐ忘れてしまうくらい夢中になれる本だと思います。

「ごちゃっと」特別版では掲載しきれなかった、皆さんからのオススメ本が続々登場予定。ぜひ、ご期待ください!

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