- 詳細検索
- よくおたずねのある資料・検索のヒント
- 雑誌一覧
- 新聞・官公報一覧
- 新着図書
- 貸出・予約ベスト
- なごやコレクション:特別集書検索
- 「まるはち横断検索」について:公共・専門・大学図書館の本を探す
- ティーンズ:おすすめ本リスト
- こども:こんなものつくってます
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第5号
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第5号 発行
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第5号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館20館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader4.0以上を推奨しています。
第5号の内容は、
・「イラストレーター イクタケマコト トークショー」
・特集 「みてみてみて 見て楽しい本♪」
・ミニ特集 「もっと!借りてみそ 読んでみそ ~司書のおすすめの本~」
などです。
◆◇ イラストレーター イクタケマコト トークショー ◇◆
8月6日(木)、鶴舞中央図書館にて、プロのイラストレーター、イクタケマコト氏をゲストに招いて、トークショーを開催しました。
仕事のやりかたや、プロになるまでの話など、いろんなお話をきかせてもらいました。
対談した(生)が内容をレポートします!
☆ 13時半スタート ☆
まずは小手調べ。会場からお題をもらい、即興で黒板にお絵かき。かいたのはこれ、「かえる」でした。
これで会場の雰囲気も少しやわらかくなりました。
緊張していたマコトさんも「これでイラストレーターとしてみんなに認めてもらえた気がする」といってました。
★ ディスコグラフィー ★
これまでにやってきたいろんな仕事を紹介しました。
似顔絵の仕事では、納得がいかずに、300枚も描きなおしたことも。
←ちなみにこれは誰でしょう?
☆ しごとの進め方 ☆
イラストレーターは、注文に応じたイラストを描く仕事。依頼主のOKが出るまで何度も描きなおし。教科書などのイラストは正確さが求められるため、しっかり資料を集めることが大切だそうです。
好きなように描けないとストレスがたまるのでは、と尋ねると、絵を描くこと自体が好きなので苦にならないとのこと。
☆ちなみに、今回の「ごちゃっと」の表紙も、(生)がイメージを伝えて、それをイラストにしてもらいました。特集が「みる本」なので、それに合わせたイラストをお願いしました。
★ これまでの道のり ★
子どものころから絵をかくのが大好きだったけど、本格的に美術を勉強したのは、大学の美術科に入学してから。そこで学んだデッサンなどの基礎が、今になって生きているそうです。
大学卒業後、しばらくは中学校の美術講師などをしていましたが、一念発起して横浜に行き、本気でイラストレーターを目指します。地道に投稿や持ち込みを続けた結果、徐々に仕事が来るようになったとか。
「夢をかなえるために、一歩前に踏み出す勇気を。好きなことをやるためなら頑張れる」という言葉が印象的でした。
←トークのようす。
スクリーンに映したイラストを見ながら、ゆる~い対談形式で行いました。写真右がマコトさんです。
☆ ふろく:事後対談 ☆
生「アンケートを書いてもらったよ」
マ「ドキドキ」
生「これは小学1年生のりょうちゃんから。『とってもべんきょうになりました。これからもがんばってください』。ウインクしてる女の子の顔も描いてくれたよ。自画像かな」
マ「お~、うれしいね。ありがとう。これからもたのしくおえかきしてね!」
生「ほかにも、マチャコさんからは『夢のある話をありがとうございました』、さとすぃ~さんからは『イクタケさんのように、勇気と自信をもって生きていきたいです』だって。ヒューヒュー」
マ「ありがとうございます。ぼくもみなさんに力をいただきました!」
生「対談の感想をきかせてください」
マ「初めての経験で緊張したけど、みなさんが温かくきいてくださって、気持ちよくお話できました。つたない話でしたが、少しでも何かの参考になればうれしいです」
生「改めて、みなさんにメッセージを」
マ「いろんな経験を積んでください。勉強はもちろん、遊びや恋愛、バイトなど、すべてが自分の糧になります」
生「最後に、イラストレーターになってよかったですか?」
マ「もちろん! 好きなことをやってるんだから、こんなに幸せなことはありません!」
★ イクタケマコト氏 プロフィール ★
横浜市在住のイラストレーター
教科書や副読本、テレビ番組、ゲームソフト、ポストカードなど、幅広い分野でイラストをてがけている
・著書 『手書きのカット集「中学校」』など
・ホームページ:http://www.geocities.jp/neikonn/
◆◇ 特集「みてみてみて 見て楽しい本♪」で紹介している本 ◇◆
本って字ばっかりで読むの大変!って毛嫌いしてない?今回は絵本や写真集など、「見て」楽しめる本を紹介するよ。
表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
■ ピーターラビットの絵本『ピーターラビットのおはなし』 ■
- ビアトリクス・ポター/さく・え いしいももこ/やく
- 福音館書店
手のひらサイズの大きさと、ほわほわかわいいキャラ。読んだこともなくこどもむけのおはなし、と思ってない?でも実は食うか食われるか命がけだったり、お茶会でいろいろ画策したり、かけ売りで店をつぶしてしまったりと、なかなかシビア。これを楽しめるのはこどもじゃないゾ!
ピーターラビットの絵本は、他に『「ジンジャーとピクルズや」のおはなし』、『パイがふたつあったおはなし』などがあります。
■ 『ギャロップ!!』 ■
- ルーファス・バトラー・セダー/さく,たに ゆき/やく
- 大日本絵画
縦線の中に動物の絵。それがページをめくってみると、動くんです!なんでなのか仕組みはよくわからないけど、この動きは驚き。スポーツ選手が動く『スウィング!』もあります。
■ 『旅の絵本』 ■
- 安野光雅/著
- 福音館書店
馬に乗った男がひとり、旅をしている絵だけの本。でもよーく見ると・・・どこかで見たことあるよーなおはなしの登場人物がいたり、前のページとまったく同じ位置に同じ人がいたり(でもやってることは微妙に違ったり)、だまし絵みたいなのがあったりとユニーク。あなたは何を見つける?
■ 『男子』 ■
- 梅佳代/著
- リトルモア
なんでこう、おばかなのでしょうか。この「言ってもムダ」感はなんなんでしょうか。ふき出さずにいられません。いたでしょこういう男子。こんなかんじだったでしょそこのあなた。梅佳代さんの思わず笑っちゃう写真集、『うめめ』や『うめ版』『じいちゃんさま』もオススメ!
■ 『放課後 写真短歌部』 ■
- 加藤千恵/短歌,タクマクニヒロ/写真
- 雷鳥社
■ 『逢いたくなっちゃだめ』 ■
- 板東寛司/写真,青嶋ひろの/選と文
- ソフトバンククリエイティブ
上手に伝えられない、うまく説明できないこのきもち。こんな短い言葉のほうがかえって正確なのかも。短歌をとおして学校生活を、俳句をとおして恋心を。
■ 『アザー・サイド』 ■
- イシュトバン・バンニャイ/著
- ブッキング
あるワンシーン。反対側から見てみたら?
「ありそう!」から「...まさか」までいろいろな反対側の世界、イラストレーターである著者が手がける絵本は、カッコよくてどこか不思議な雰囲気。
■ 『外国人から見たニッポン』 ■
- 岸周吾/著
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
「ニッポンってどんな国?」名古屋周辺で外国人に聞いてみました。意外な視点、欠点と思っていた長所や美点だと思っていた短所、わたしたちの国はこんなふうに見えている。気づいてなかったことが見えてくるよ。
■ 『地球家族 世界30か国のふつうの暮らし』 ■
- MaterialWorld、ユニフォトプレス/著
- TOTO出版
「家中のものを外に全部出して、写真を撮らせてください」
世界30カ国それぞれの写真は、企画のおもしろさを楽しむと同時に、何かを考えさせられます。
■ 『桃子』 ■
- 江國香織/文,飯野和好/絵
- 旬報社
幼い少女と若い修行僧。恋を禁じられ引き離されそうになったふたりは、異形のものになってしまった。そして今でも一緒にいる。「人を恋するということはえらいことですわなぁ」。
江國香織文・飯野和好絵の少し不思議な恋の話は『桃子』のほか『草之丞の話』があります。
◆◇ ミニ特集「もっと!借りてみそ 読んでみそ ~司書のおすすめの本~」で紹介している本 ◇◆
表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
■ 『ハッピーアイスクリーム』 ■
- 加藤千恵/著
- 中央公論新社
これは著者が17歳、高校生の時に出版された歌集です。
『まっピンクのカバンを持って走ってる 楽しい方があたしの道だ』
瞬間の気持ちを31音で表現する短歌の世界。なんとなく過ぎていく毎日だけど、どこか心に引っかかる一瞬があるはず。見失ってしまわないように、歌にしてみるのも一興。(中村 凡)
■ 『NO.6』 ■
- 佐々木ルリ子・菅原すみこ/[著]
- 河出書房新社
理想都市NO.6に住む紫苑(しおん)は12歳の誕生日、特別警戒地域から逃走した少年ネズミを助ける。
それから4年後、無実の罪で連行される紫苑の前に再びネズミが現れて、紫苑はネズミと共にNO.6の本当の姿に迫っていく。(千種 ハル)
■ 『1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記』 ■
- 木藤亜也/[著]
- 幻冬舎
この本は、副題にもなっているように、亜也さんが闘病中に書き続けた日記がもとになっています。
病気と闘いながらも誰かの役に立ちたいと思い、前向きに生きようとした亜也さんの強い気持ちが、とてもストレートで心に響きました。(楠 愛)
■ 『おしえて、ぼくらが持ってる働く権利』 ■
- 清水直子/著
- 合同出版
もうすぐ働き始める君にも、もう少し後でと思っている君にも、ぜひとも知っておいてほしいことがあると私は思っています。知っていると、いないとでは大違い、人生だって変えるかもしれない知識です。その名は「労働法」。
日本は法治国家です。働くことにだって法律は付いて回ります。働く側が守らなければならないこと、働かせる側が守らなければならないこと、それを定めたのが「労働法」です。どうぞ目を通してみてください。そしてご両親に「働くってどんなこと?」と聞いてみてください。きっと何か発見することがありますよ。(港 ビター オレンジ マーマレード)
◆◇ 新刊案内で紹介している本 ◇◆
表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
■ 『紅はくれなゐ』 (電撃文庫) ■
- 鷹羽知/著,玉置勉強/イラスト
- アスキー・メディアワークス
遊郭であり武装都市でもある街、吉原で起きた連続殺人事件。犯人が捕まらないなか、花魁道中を間近に控えた遊女、紅(べに)のもとに脅迫状が届き...。名古屋の高校3年生の作家デビュー作!(OM)
■ 『アラマタ人物伝』 ■
- 荒俣宏/監修
- 講談社
226人の偉人・奇人・変人を紹介するふしぎな日本人物事典。成功して有名になった人だけでなく、失敗した人や無名の人や悪事を働いた人まで載っているのだ!。いろんな人がいるんだなあ...。「自分も何かやってやろう!」と思うかも?(七)
■ 『モサ』 ■
- 山崎ナオコーラ/文
- メディアファクトリー
カルガリ家の長男,モサ。14歳。ニート。服装はセーターにスカート。スカートをはく理由は,ただの反発。
いやなことはたくさんある。それでもモサは,「生きていて良かった」と思うのだ。(夜)
■ 『ボールペンでイラスト』 ■
- がなはようこ:ピポン/著
- 飛鳥新社
あなたのフデバコにもきっと1本は入っているボールペン。これで可愛いイラストが描けるんなら試してみたくない?動物、人物、雑貨etc.どれも描いていく手順が紹介されているから、マネるだけでOK♪目指せ、ヘタウマ!?(さと)
■ 『動物ω(オメガ)図鑑』 ■
- 坂上武司/著
- 朝日新聞出版
著者曰く、動物のいちばんカワイイ場所=クチとその周辺。←確かに!そこをω(オメガ)と名づけた著者はスゴイ。肉球派や耳派もナットクのω写真集です。カワイすぎ!(akiki)
■ 『フジツボ』 ■
- 倉谷うらら/著
- 岩波書店
可憐にして優雅,そして繊細。たとえ世間に敬遠されようとも,フジツボの魅力は不変なのだ!巻末のペーパークラフトにもぜひチャレンジしてみて。(夜)
■ 『神去(かむさり)なあなあ日常』 ■
- 三浦しをん/著
- 徳間書店
高校卒業後、いきなり山奥の神去村に放り込まれ働くことになった勇気。のんびりしてるくせにどこか破壊的言動を繰り広げる村の人々にツッコミつつ、馴染(なじ)んでいく1年。林業って楽しいぞ!?(弓)
■ 『史上最強のロボット!』 ■
- 高橋智隆、柳田理科雄/著
- メディアファクトリー
「最強のロボット」とはどんなもの?マンガやアニメのロボットは実現可能?など、ロボットをめぐる2人のアツイ対談集。(OM)
■ 『片想い。』(ピュアフル文庫) ■
- 坂木司ほか/著
- ジャイブ
好評のピュアフル・アンソロジーシリーズ、今回のテーマはズバリ「片想い」。坂木司、前川麻子、大崎梢、安藤由希、草野たき、笹生陽子の6人が、甘くて苦い極上の片想いをお届けします。(生)