※明治5年の改暦以前は旧暦を用いています。
7月
日 | 年 | 出来事 | 備考 | 典拠 |
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1日 | 1902(明治35)年 | 春山行夫(名古屋生まれ・詩人、随筆家)の誕生日 | 大正から昭和にかけて台頭した民衆派、プロレタリア詩派に同調しない若い世代層の新詩人をまとめあげ、新詩精神(エスプリ・ヌーヴォー)運動を起こしました。『月の出る町』などの詩集のほか、「詩と詩論」など雑誌も創刊し、海外の作品を翻訳・掲載して紹介しました。 | 『新潮日本文学辞典』 |
1日 | 1911(明治44)年 | 名古屋市下水道工事着工 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
1日 | 1915(大正4)年 | 堀川口、愛知県営渡船開始(渡し賃1銭) | 『堀川沿革誌』 | |
1日 | 1918(大正7)年 | 共楽園(水泳場)開設 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
1日 | 1933(昭和8)年 | 千種区振甫町に初の市営プール。振甫プールと呼ぶ | 『名古屋市政年史』 | |
1日 | 1934(昭和9)年 | 市内郵便局で税金や水道料金の納入開始 | 『名古屋市政年史』 | |
1日 | 1965(昭和40)年 | 東図書館開館 | 5館目の図書館として開館しました。蓬左文庫と軒続きで、花壇や公園の植え込みをはさんで、徳川美術館がありました。現在の場所に改築開館したのは平成13年10月26日のことです。 | 『東図書館の30年』 |
2日 | 1833(天保4)年 | 熱田沖から新田水路に、一匹のアザラシが迷い込む | 『名古屋400年のあゆみ』 | |
3日 | 1756(宝暦6)年 | 笈瀬川筋で河童出没 | 老武士河合小伝治が朝方歩いていると、あとをつけてきた7、8歳ばかりの子どもがいて、強い力で小伝治を引き倒そうとします。子どもは河童だったのです。小伝治は返り討ちにして取り押さえますが、命を助けたところ、河童は笈瀬川に逃げ込んだといいます。 | 『尾張名所図会 附録』 |
4日 | 1989(平成元年)年 | 下水道科学館開館 | 全国に先駆けて本格的なPR施設として開館しました。 | 『名古屋市下水道事業100年史』p.328,675 |
4日 | 1989(平成元年)年 | 名古屋市東山に東山スカイタワーが完成する(134m) | - | 『愛知県史 通史編10』p.505 |
5日 | 1888(明治21)年 | 『新愛知』創刊 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
5日 | 1928(昭和3)年 | 立川洋三(名古屋生まれ・小説家)の誕生日 | 「ラッペル狂詩曲」で芥川賞候補に。著書に『異説の足どり 立川洋三作品集』など、訳書にフォンターネ『北の海辺』など。 | 『作家・小説家人名事典 新訂』 |
5日 | 1986(昭和61)年 | 「広報なごや市会だより」創刊 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
5日 | 1989(平成元)年 | 名古屋市公館の開館記念式典開催 | 名古屋市公館は国際交流展示室を設置しており、各姉妹友好都市から祝福のメッセージが寄せられました。 | 『友好の絆40年のあゆみ 名古屋・ロサンゼルス姉妹都市提携40周年記念誌』 |
6日 | 1958(昭和33)年 | 大相撲、名古屋本場所へ昇格後、初の本場所 | 『熱き男たちの系譜』 | |
7日 | 1918(大正7)年 | 『汲古』創刊 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
8日 | 1997(平成9)年 | 富田図書館開館 | 16館目(支所館内では1館目)の図書館として開館しました。昭和52年に天白図書館が開館して以来、20年ぶりの新設で、支所館内でははじめての館でした。 | 『図書館なごや No.95 1997年7月』 |
9日 | 1903(明治36)年 | 大須の旭遊廓大火 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
9日 | 1987(昭和62)年 | 断夫山古墳、国史跡に指定 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
9日 | 1989(平成元)年 | 金山総合駅オープン | 『なごや市制110周年』 | |
10日 | 1904(明治37)年 | 県下に暴風雨、尾張部被害甚大 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
10日 | 1915(大正4)年 | 『名古屋市史』の刊行はじまる | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
10日 | 1931(昭和6)年 | 昭和区瑞穂通1丁目に市民病院ができる | 『名古屋市政年史』 | |
10日 | 1950(昭和25)年 | 小学校、完全給食開始 | パン・ミルク(脱脂粉乳)、おかずの三本立てでした。名古屋市の学校給食は、昭和7年9月、御器所尋常高等小学校、旗屋尋常小学校から始まりました。 | 『写真で綴る名古屋の教育』 |
10日 | 1997(平成9)年 | 楠図書館開館 | 17館目(支所館内では2館目)の図書館として開館しました。楠支所に隣接して建てられた三角屋根の白い建物です。 | 『図書館なごや No.95 1997年7月』 |
10日 | 2015(平成27)年 | 新しい瑞穂図書館が開館 | 東栄町から、運動場近くの豊岡通に移転しました。新しい建物は瑞穂文化小劇場との合築で、閲覧室からは山崎川を望むことができます。 | 『広報なごや縮刷版 平成27年1〜12月号(No.805〜No.816)』 |
11日 | 1989(平成元)年 | 東山スカイタワー開館(市制100周年記念施設) | 『名古屋の公園100年のあゆみ』 | |
12日 | 2002(平成14)年 | 南陽図書館開館 | 18館目(支所館内では4館目)の図書館として開館しました。郷土・南陽コーナーの設置や新田絵図のパネル展示があります。 | 『広報なごや縮刷版 平成14年1~12月号(No.649~No.660)』 |
13日 | 1987(昭和62)年 | 町並み保存地区指定-中小田井地区 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
14日 | 1995(平成7)年 | 終戦50周年資料展開催 | 『なごや市制110周年』 | |
15日 | 1925(大正14)年 | 中村遊園地開園 | 北に演芸場、竜宮門、水上ブランコなどがあり、南には、ラジウム温泉や野球場がありました。 | 『上中村・稲葉地語り伝えの記』 |
15日 | 1925(大正14)年 | 名古屋放送局ラジオ放送開始 | 『NHK名古屋放送局80年のあゆみ』 | |
15日 | 1928(昭和3)年 | 熱田駅に急行列車が停車するようになる | 『名古屋市政年史』 | |
15日 | 1930(昭和5)年 | 最初の広小路まつり | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
15日 | 1931(昭和6)年 | 愛知郡下一色町の一部を市域に編入 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
15日 | 1934(昭和9)年 | 名古屋初の救急車導入 | 救急車導入は、昭和4年に救急業務を開始した横浜市に次いで、全国で2番目。交通事故が比較的多いことから、基地は名古屋駅付近にありました。救急車呼び出しの電話番号は、救急に通じるとして99番を使用していました。 | 『名古屋消防史』 |
15日 | 1965(昭和40)年 | 中村図書館開館 | 6館目の図書館として開館しました。稲葉地配水塔を改装した円形のユニークな図書館として注目を浴びました。現在の場所に改築開館したのは平成3年5月31日のことです。 | 『さようなら配水塔の図書館』 |
15日 | 1989(平成元)年 | 世界デザイン博覧会開催(~11月26日) | 『なごや市制110周年』 | |
15日 | 2004(平成16)年 | 志段味図書館開館 | 19館目(支所館内では4館目)の図書館として開館しました。「しらないことでも だいじょうぶ みつけられるよ 図書館で!!」 | 『広報なごや縮刷版 平成16年1~12月号(No.673~No.684)』 |
16日 | 1907(明治40)年 | 愛知郡小碓村大字熱田新田東組、千年、熱田前新田、稲永新田を市域に編入 | 『名古屋市会史 第1巻』 | |
16日 | 1981(昭和56)年 | 教育センター・視聴覚教育センター開館 | 『なごや市制110周年』 | |
16日 | 1993(平成5)年 | 東山公園テニスセンター開設 | 『なごや市制110周年』 | |
16日 | 2006(平成18)年 | 名古屋港のマスコットキャラクター「ポータン」デビュー | 開港100周年記念のキャラクターとしてお目見えしました。 | 『名古屋港開港100年史』 |
16日 | 2014(平成26)年 | 天白区マスコットキャラクター「かぼっち」の誕生日 | 名古屋市ホームページ「かぼっちのプロフィール」(外部リンク・最終確認日:2020年12月2日) | |
17日 | 2009(平成21)年 | 文化のみち橦木館開館 | 『橦木館日和 創刊号』 | |
18日 | 1948(昭和23)年 | 名古屋みなと祭に花火大会が加わる | 18日から20日まで開催されました。18日と20日に花火が上がった記録があります。 | 中日新聞1948年7月19日朝刊、中日新聞1948年7月21日朝刊、『みなとまちめぐり散歩 vol.2 港まち・西築地情報誌』 |
18日 | 1951(昭和26)年 | 市社会福祉協議会発足 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
18日 | 1954(昭和29)年 | 大須観音境内に猿舎が完成、猿舎祭開催 | 小林市長と桑原知事が寄贈した猿2匹を含む15匹が猿舎に入りました。猿の市内パレードのほか、東山動物園の動物によるサーカスも行われました。 | 『大須レトロ』 |
19日 | 1987(昭和62)年 | 名古屋市総合体育館開館 | 『名古屋の地下鉄メモリアル50』 | |
20日 | 1959(昭和34)年 | 名古屋駅前大噴水完成 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
20日 | 1984(昭和59)年 | ポートビル開館 | 親しまれる名古屋港づくりを目指して始まった計画だったため、設計は公募となりました。3日間、完成記念で"名古屋ポートフェスティバル'84"が行われました。 | 『名古屋港ポートビル10年のあゆみ』 |
21日 | 1957(昭和32)年 | 名古屋港開港50年祭開催 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
21日 | 1964(昭和39)年 | 東海道新幹線、試運転で名古屋駅初乗入れ | 東海道新幹線の開業は同年10月1日ですが、開業より一足早く試運転で名古屋駅に初乗入れしました。試運転とはいえ、14番ホームに到着したひかり号は、空には飛行機、地には旗と市民の歓声と祝福で出迎えられました。 | 『国鉄名古屋駅百年史』 |
21日 | 2007(平成19)年 | なごや観光ルートバス「メーグル」運行開始 | 『名古屋の地下鉄メモリアル50』 | |
22日 | 1924(大正13)年 | 日刊新聞『中京朝日』創刊号発行、経営者は前新愛知新聞主筆桐生悠々 NEW! | 『新愛知』の主筆を辞した桐生悠々は、事務所を東区東片端町において日刊新聞『中京朝日』の創刊に乗り出します。しかしたちまち経営に窮し、日刊紙としては第54号で終刊、旬刊に改めたものの翌年1月には廃刊となりました。 | 『総合名古屋市年表 大正編』p.524・ 『桐生悠々』p.105 |
23日 | 1998(平成10年)年 | 名古屋市役所本庁舎・愛知県庁本庁舎が国の登録有形文化財に登録(登録告示:H10.8.4) | こののち、平成26年12月10日に国の重要文化財に登録されました。 | 『名古屋都市計画史2-[3] 年表編』p.192 |
24日 | 1962(昭和37)年 | 東山動物園、ロサンゼルスハウス完成 | 『新修名古屋市史 第10巻』 | |
24日 | 2011(平成23)年 | テレビ塔が地上波アナログ放送の電波塔としての役目を終える | 『名古屋魂』 | |
25日 | 2016(平成28年)年 | 有松町の町並みが、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定 | 有松は、有松絞りとともに発展したまちです。昭和59年に市の「町並み保存地区」に指定されたのに続き、国にも指定を受けました。 | 文化庁ウェブサイト(外部リンク) |
26日 | 1967(昭和42)年 | 「天才クイズ」がCBCテレビで放送開始 | 小学生60人が回答者として出演するクイズ番組で、その後37年続く長寿番組となりました。 | 『中部日本放送50年のあゆみ』 |
27日 | 1951(昭和26)年 | 名古屋でテレビ初公開 | NHKは名古屋テレビ実験局を開設。「電波文化展覧会」(松坂屋)で8月12日まで、週1回3時間の実験放送が始まりました。 | 『中日新聞創業百年史』・ 『NHK名古屋放送局80年のあゆみ』 |
28日 | 1971(昭和46)年 | 名古屋に初めての光化学スモッグ被害発生 | 『中日新聞創業百年史』 | |
29日 | 1849(寛永2)年 | 二代藩主徳川光友誕生日 | 文武両道の人物と伝えられています。正室は将軍家光の長女千代姫で、その婚礼調度は「初音の調度」と言われ、日本一豪華な嫁入り道具といわれています。 | 『尾張の殿様物語』 |
30日 | 1966(昭和41)年 | 市名誉市民条例制定、田淵壽郎に称号贈呈 | 終戦直後、名古屋市技監、同理事、同施設局長という三つの肩書きで、幹線道路の整備や平和公園への墓地移転などの復興事業を進めた土木技師です。昭和23年から33年まで、市助役を務めていました。 | 『或る土木技師の半自叙伝』 |
31日 | 1987(昭和62)年 | 市美術館が中区白川公園に竣工 | 名古屋出身の建築家、黒川紀章氏の設計による建物が、この日白川公園に完成しました。 | 『名古屋の公園100年のあゆみ』p.334・ 黒川紀章と名古屋市美術館展 |