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としょかんでつくった本のリスト

こんなほんあんなほん(小学生向き) 2023年度版

2022年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

〈 〉内は分類をあらわします。

1年生・2年生から

らんらんランドセル

『らんらんランドセル』表紙画像 かいたひと:モリナガヨウ/著
出版社:めくるむ
分類:〈エ〉
がっこうへいくときに、せなかにせおうランドセル。6ねんかんずっとつかえるくらいすごくじょうぶで、たくさんのにもつがはいるようにするために、およそ200のぶひんでつくられています。ざいりょうのきじができるところから、ぶひんをぬいつけてランドセルができあがるまでをみていきましょう。

かえるのほんや

『かえるのほんや』表紙画像 かいたひと:やぎたみこ/作・絵
出版社:PHP研究所
分類:〈エ〉
いけのほとりのやなぎのき。そのねもとのあなのなかに、かえるのほんやがありました。かえるたちがあつまると、てんちょうのおはなしかいがはじまります。ほんはこのみせでつくっていて、いまもあたらしいえほんのかいぎちゅう。なにかじけんがおきないかなとさがしていると、こいぬがやってきました。

よるはおやすみ

『よるはおやすみ』表紙画像 かいたひと:はっとりさちえ/作
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
ねるまえ、おかあさんに「みんなにおやすみをいってからねましょうね」といわれたおんなのこは、おやすみなさいをいってまわります。まずおとうさん、おにいちゃんたちに。ことりさんにも、おとなりのしいちゃんにも、まちのみんなにも。それからそれから...。おやおや、いったいどこまでいくのでしょう。

くまのピエール

『くまのピエール』表紙画像 かいたひと:イブ・スパング・オルセン/作 菱木晃子/訳
出版社:こぐま社
分類:〈94〉
おもちゃ屋(や)から女(おんな)の子(こ)の家(いえ)にやってきた、ぬいぐるみのくまのピエール。家の暮(く)らしはなにもかもはじめてのことばかりです。足(あし)にさとうがついてネズミになめられたり、月(つき)をお金(かね)と思(おも)いこんだり、雪(ゆき)のなかをころがって雪の玉(たま)にとじこめられたり。ピエールのまわりでは、いつもゆかいなできごとがおこります。

いもうとなんかいらない

『いもうとなんかいらない』表紙画像 かいたひと:ロイス・ダンカン/作 小宮由/訳 平澤朋子/絵
出版社:岩波書店
分類:〈93〉
メアリー・ケイにはスザンヌという小(ちい)さないもうとがいました。いつもじゃましてくるスザンヌをメアリー・ケイはすきになれません。ブランコはおしてやらなければいけないし、ぬりえをするとすぐクレヨンをおってしまいます。そこであるとき、トゥルーディおばさんのきんぎょととりかえっこしてもらうことにしました。

アリのかぞく

『アリのかぞく』表紙画像 かいたひと:島田拓/ぶん 大島加奈子/え
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
はるのあるひ、こうえんで1ぴきのじょおうアリが、じめんにすをつくりました。じょおうアリはたまごをうみ、たまごからはようちゅうがかえりました。ようちゅうたちは、やがてはたらきアリになり、じょおうアリのしごとをたすけます。アリのかぞくは、みんなでちからをあわせていきているのです。

ゆかしたのワニ

『ゆかしたのワニ』表紙画像 かいたひと:ねじめ正一/文 コマツシンヤ/絵
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
ぼくんちのゆかしたにはおおきなワニがいて、よるになると、ぼくはワニのハミガキをするためにゆかしたへでかけます。ぼうっきれでワニのくちにつっかえぼうをしてから、くちのなかにはいり、ながいハブラシでおくばをごしごししました。すると、ワニのはくいきがだんだんあらくなってきて、つっかえぼうがパキッパキッとおれそうに...。

えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日(まいにち)

『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがい毎日(まいにち)
』表紙画像 かいたひと:松岡享子/原案・文 降矢なな/文・絵
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
えんどうまめばあさんとそらまめじいさん、ふたりはとてもはたらきもの。でも、ひとつだけこまったことがありました。なにかやりたいことがみつかると、すぐにはじめないと、きがすまないのです。きょうもおばあさんは、えんどうまめのつるに、ぼうをたてることをおもいだして、さっそくはたけへいきましたが...。

かあさんうさぎと金(きん)のくつ

『かあさんうさぎと金(きん)のくつ』表紙画像 かいたひと:デュボース・ヘイワード/作 マージョリー・フラック/絵 いしぞねりえ/訳
出版社:徳間書店
分類:〈93〉
フワフワは21ぴきの子(こ)どもがいるかあさんうさぎ。小(ちい)さなころからイースターうさぎになって、せかいじゅうの子どもたちにたまごをはこぶことをゆめみていました。ある日(ひ)フワフワは、お城(しろ)であたらしいイースターうさぎがえらばれるときき、こうさぎたちをつれてけんぶつにでかけます。そして、みごとイースターうさぎにえらばれます。

まっくらあそびしようよ!

『まっくらあそびしようよ!』表紙画像 かいたひと:はたこうしろう/作
出版社:ほるぷ出版
分類:〈エ〉
あかりをけしたらへやがまっくら。ちょっとこわいなーとおもっていると、おにいちゃんが「まっくらあそびしようか?」。それってなにとおもっていると、おにいちゃんがかいちゅうでんとうでいろいろなものをてらしだした。かいちゅうでんとうをとおざけたり、ちかづけたり。セロハンをつけてうつすと、かげにもいろがつく。シャッタースピードをかえたカメラでうつすと...。
まっくらってこんなにたのしい!!

ひがたはたからばこ 青(あお)いカニみつけた

『ひがたはたからばこ』表紙画像 かいたひと:よしのゆうすけ/写真・文
出版社:徳間書店
分類:〈46〉
しおがひくと海(うみ)べにあらわれる、どろの地面(じめん)「ひがた」。ひがたができると、どろのなかにいた小(ちい)さないきものたちが地面にでてきてうごきだす。大(おお)きなハサミのカニやきれいな青いカニ。トビハゼや鳥(とり)たちもやってくる。しおがみちてまた海にもどるまで、ひがたはいきものでいっぱいのたからばこになる。

3年生・4年生から

タヌキの土居(どい)くん

『タヌキの土居(どい)くん』表紙画像 かいたひと:富安陽子/作 大島妙子/画
出版社:福音館書店
分類:〈913〉
さんかく山のふもとに、1年生から6年生までぜんぶで10人の小さな小学校がありました。4月のある日、アカネちゃんが登校すると、3年生の土居くんの席(せき)にタヌキがすわっていました。土居くんは、じつはタヌキだったのです。はじめはみんなびっくりしましたが、タヌキの土居くんがいると、じゅぎょうがいつもよりずっとたのしくなります。

おもちゃ屋のねこ

『おもちゃ屋のねこ』表紙画像 かいたひと:リンダ・ニューベリー/作 田中薫子/訳 くらはしれい/絵
出版社:徳間書店
分類:〈93〉
ハティはいつも、学校帰りにテオおじさんのおもちゃ屋へ来て、お母さんのむかえをまっている。ある日、そのおもちゃ屋にきれいなねこがやってきた。その日からおもちゃがよく売れるようになる。そしてあやしいふたりぐみもやってくるように。ハティはそのふたりが、お店のおもちゃをぬすんでいるのではと考えるが...。

ここがわたしのねるところ せかいのおやすみなさい

『ここがわたしのねるところ』表紙画像 かいたひと:レベッカ・ボンド/文 サリー・メイバー/作画 まつむらゆりこ/訳
出版社:
分類:〈エ〉
川や運河(うんが)が多いオランダには、屋形(やかた)船の家があります。この家では子どもたちのベッドもやさしく上下にゆすられます。ブラジルやメキシコでは、ハンモックをつってねる人もいます。地面からはなれているので、サソリやヘビがいても安心です。世界中の子どもたちがどんな場所でねむっているかみてみましょう。みんなそれぞれいごこちのよい場所でぐっすり。

ホホジロザメ

『ホホジロザメ』表紙画像 かいたひと:沼口麻子/文 関俊一/絵
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
世界中のほぼすべての海にすんでいて、大きいものは6メートルも長さがあるホホジロザメ。するどい歯をもち、魚やイカ、アザラシまで食べるが、子ザメのうちは他の魚におそわれることもある。
はくりょくのある大きな絵からホホジロザメの大きさ、スピード、強さがつたわってくる絵本。

草のふえをならしたら

『草のふえをならしたら』表紙画像 かいたひと:林原玉枝/作 竹上妙/画
出版社:福音館書店
分類:〈913〉
だいどころでおみそしるをつくっていたまこちゃんは、まな板のうえのねぎをみて、いいことをおもいつきました。ねぎの青いところを、ひとさしゆびの長さにちぎって、口でふえみたいにふいてみたのです。「ブイブイブブウ」。するとまどのそとから、「なんか、ごよう?」ってピンクのぶたがあらわれました。(「ねぎのふえでよんでね」より)
たのしいおはなしが8話のっています。

コレットとわがまま王女

『コレットとわがまま王女』表紙画像 かいたひと:ルイス・スロボドキン/作 小宮由/訳
出版社:瑞雲舎
分類:〈93〉
グラースの町にある古い宮殿(きゅうでん)へ、ポーリーン王女が休養(よう)でやってくることになりました。雑(ざつ)音ひとつないしずかな場所をもとめる王女のために、町長はあたらしい法律(ほうりつ)をつくって、町のなかで音や声がでないようにします。町長のひとりむすめのコレットは、ほんものの王女がやってくることを、ゆめに見るくらいたのしみにしていました。

ヒグマの旅 森と川、山と海

『ヒグマの旅』表紙画像 かいたひと:二神慎之介/写真・文
出版社:文一総合出版
分類:〈48〉
日本の陸(りく)上で最(さい)大の野生動物・ヒグマ。冬の間は、雪の下で静(しず)かに眠(ねむ)っています。4月。ヒグマたちは目覚(ざ)めとともに食べ物を求(もと)め、動き出します。芽吹(めぶ)いたばかりの草や木の葉っぱは大切な食べ物。夏になると、食べられる物が少なくなります。そして秋は恵(めぐ)みの季節(きせつ)。冬に向けて、たくさんの栄養(えいよう)をたくわえます。ヒグマの1年を写真で紹介(しょうかい)。

やまの動物病院

『やまの動物病院』表紙画像 かいたひと:なかがわちひろ/作・絵
出版社:徳間書店
分類:〈913〉
まちの動物病院のまちの先生は、町の動物たちのおいしゃさん。ねこのとらまるとくらしている。夜、まちの先生がねむってしまうと、とらまるがやまの動物病院をひらく。つぎからつぎへとやってくる動物たちに、くすりをだしたり、しっぷをはったりおおいそがし。おれいは山のくだものや、木の実など。なにもしらないまちの先生は、牛乳(にゅう)やさんのサービスだとおもっている。
のどかな動物病院のお話。

ブラックホールってなんだろう?

『ブラックホールってなんだろう?』表紙画像 かいたひと:嶺重慎/文 倉部今日子/絵
出版社:福音館書店
分類:〈44〉
ブラックホールは、宇宙(うちゅう)にある、謎(なぞ)につつまれた天体です。まわりにあるあらゆるものをすいこみ、光さえも引き込(こ)んでしまうため、真っ黒に見えます。すいこまれたものはどうなるのか、宇宙のなかでどんなはたらきをしているのかなど、ブラックホールにはまだまだわからないことがたくさんあります。

かみなり

『かみなり』表紙画像 かいたひと:妹尾堅一郎/監修 音羽電機工業「雷写真コンテスト」/協力
出版社:ポプラ社
分類:〈45〉
いなずまをピカッとひからせ、ゴロゴロとおおきなおとをひびかせるかみなり。そのしょうたいは、くものなかにたまったでんきがあふれでたものです。かみなりはたてものをこわしたり、ひとやどうぶつのいのちをうばったりしますが、めぐみのあめのきざしでもあります。しぜんのこわさとありがたさをおしえてくれる、かみなりのせかいをのぞいでみましょう。

オンボロやしきの人形たち

『オンボロやしきの人形たち』表紙画像 かいたひと:フランシス・ホジソン・バーネット/作 尾崎愛子/訳 平澤朋子/絵
出版社:徳間書店
分類:〈93〉
ある女の子のへやに「オンボロやしき」とよばれる古い人形の家がありました。家も住んでいる人形たちもぼろぼろですが、人形たちはいつも楽しくくらしていました。ところがある日、新しい家と人形がやってきました。女の子の乳母(うば)は、オンボロやしきをへやのすみにかくして、そのうちもやしてしまおうといいだします。

きんいろのしか バングラデシュの昔話

『きんいろのしか』表紙画像 かいたひと:ジャラール・アーメド/案 石井桃子/再話 秋野不矩/画
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
むかし、きんがだいすきな王さまがいました。ある日王さまは、森できんいろのしかをみつけました。そのしかがおどると、あしあとはきんのすなにかわります。王さまはいけどりにしようとしますが、しかはにげてしまいました。そこで、うしおいのホセンに、3日のうちにつかまえてこい、とめいれいします。

アーマのうそ

『アーマのうそ』表紙画像 かいたひと:キャロル・ライリー・ブリンク/作 谷口由美子/訳 堀川理万子/絵
出版社:文溪堂
分類:〈93〉
ある日、アーマは友だちにうそをついてしまいました。「あたしくらいの背(せ)があって、あたしの服が着られる、世界一大きな人形を持ってる」だなんて。うそはどんどんひろがり、クラスの収穫(しゅうかく)祭の出し物に人形を展示(てんじ)することが決まってしまいます。ほんとうは人形なんてないのに、どうすればいいのでしょう?

5年生・6年生から

5番レーン

『5番レーン』表紙画像 かいたひと:ウンソホル/作 ノインギョン/絵 すんみ/訳
出版社:鈴木出版
分類:〈92〉
6年生のナルは漢江(ハンガン)小学校の水泳部のエースです。大会ではいつも1位のナルでしたが、力をつけてきた他校のライバルに勝てないことが続くと、くやしさのあまり、とんでもないことをしてしまいます。限(げん)界につき当たり、いいわけをして逃(に)げそうになったナル。なぜ泳ぐのか、何をしたいのかを自問自答します。

和ろうそくは、つなぐ

『和ろうそくは、つなぐ』表紙画像 かいたひと:大西暢夫/著
出版社:アリス館
分類:〈57〉
和ろうそくの蝋(ろう)は、ハゼの木の実をしぼったものからできています。蝋をしぼったあとに出るカスは、藍(あい)の染液(せんえき)が入っている甕(かめ)を温め、発酵(こう)を助けています。藍を染(そ)めるときに使った灰(はい)は、器を焼くときつやを出すためのうわぐすりの中に混(ま)ぜられます。昔から続くモノづくりは、モノを大切にする心によってつながり、ひとつも捨(す)てるものがありません。

はっこう(発酵) 地球は微(び)生物でいっぱい

『はっこう(発酵)』表紙画像 かいたひと:小川忠博/写真・文 横山和成/監修
出版社:あすなろ書房
分類:〈58〉
地球には、カビや酵(こう)母など、さまざまな種類の微生物があふれています。微生物たちがあらわれたのは、なんと40億年も前のこと。リンゴやブドウからお酒ができたり、蒸(む)したダイズから納豆(なっとう)ができるのは、微生物たちのはたらきによって、くだものやダイズが「発酵」するからです。私(わたし)たちのくらしの中で、さまざまなものが発酵するようすを見てみましょう。

かがやき子ども病院トレジャーハンター

『かがやき子ども病院トレジャーハンター』表紙画像 かいたひと:まはら三桃/著 しまざきジョゼ/絵
出版社:講談社
分類:〈913〉
病院に長期入院している子どもたちの楽しみは良志(りょうじ)の作るお話。なかでも〝氷の王女″の続きが気になっている。院内学級の道徳で続きを考えるという宿題がでた。良志から一度は考えてノートに書いたと聞いた一健(いっけん)は、消えたノートをさがすため、みんなで秘密(ひみつ)の作戦を決行することに。その名も〝トレジャーハンター計画″。看護師(かんごし)さんたちに気づかれず、実行できるだろうか?

飛べないハトを見つけた日から

『飛べないハトを見つけた日から』表紙画像 かいたひと:クリス・ダレーシー/作 相良倫子/訳 東郷なりさ/絵
出版社:徳間書店
分類:〈93〉
ある日、ダリルは公園でつばさが折れて飛べなくなったハトを見つけます。ダリルは反対する両親を説きふせ、物置小屋でチェロキーと名付けて飼(か)い始めますが、レースバトだったチェロキーをもう一度飛べるようにすることは大変なことでした。鳩舎(きゅうしゃ)を持つダッキンズさんの協力を得(え)て、次々に起こる困難(こんなん)に勇気をもって立ち向います。

立てないキリンの赤ちゃんをすくえ 安佐(あさ)動物公園の挑(ちょう)戦

『立てないキリンの赤ちゃんをすくえ』表紙画像 かいたひと:佐藤真澄/作
出版社:静山社
分類:〈48〉
2020年4月9日、1頭のキリンの赤ちゃんが生まれました。ところがこのキリンは、生まれつき足の腱(けん)に異常(いじょう)があって立つことができません。このままではお母さんのおっぱいも飲めず衰(すい)弱してしまうでしょう。なんとかこの赤ちゃんを助けようと、獣医師(じゅういし)、飼育技師(しいくぎし)、装(そう)具の専(せん)門家たちが力を結集しました。

彼(かれ)の名はウォルター

『彼の名はウォルター』表紙画像 かいたひと:エミリー・ロッダ/著 さくまゆみこ/訳
出版社:あすなろ書房
分類:〈93〉
遠足先でバスが故障(こしょう)し立ち往(おう)生したコリンたちは、丘(おか)の上の古い屋敷(しき)に避難(ひなん)する。だれもいない屋敷の中で、美しい挿(さし)絵の入った古い手書きの本を見つけた彼らは、迎(むか)えを待つ間その本を読むことにする。本の題は「彼の名はウォルター」。ひとりの少年を描(えが)いたその物語には、忘(わす)れられた過去(かこ)の秘密(ひみつ)が隠(かく)されていた。

クジラの進化

『クジラの進化』表紙画像 かいたひと:水口博也/文 小田隆/絵 木村敏之/監修
出版社:講談社
分類:〈48〉
クジラはヒトと同じ哺乳(ほにゅう)類のなかまです。大むかし陸上にすんでいた哺乳類のなかで、海にくらしはじめた動物たちです。およそ6600万年前、恐竜(きょうりゅう)たちが姿(すがた)を消し、生き残った哺乳類のなかまがさまざまな環境(かんきょう)に進出しはじめます。そして海へ生活場所を広げました。5000万年前にいたパキケタスは初期のクジラのなかま。その後どのように進化してきたか、迫(はく)力ある絵でたどります。

シリアからきたバレリーナ

『シリアからきたバレリーナ』表紙画像 かいたひと:キャサリン・ブルートン/作 尾崎愛子/訳 平澤朋子/絵
出版社:偕成社
分類:〈93〉
11歳(さい)の少女アーヤは母と弟とともに、内戦が続くシリアのアレッポからイギリスへ逃(に)げてきた。心身が衰(すい)弱してしまった母を支(ささ)え、幼(おさな)い弟の世話をし、困難(こんなん)な難民申請(せい)に力を尽(つ)くす毎日。今にも心が破裂(はれつ)してしまいそうなアーヤを救(すく)ってくれたのは、どこからか聞こえてくる音楽とバレエのレッスンの音だった。アーヤの体は自然とおどりはじめる。

はじめての日本のれきしえほん

『はじめての日本のれきしえほん』表紙画像 かいたひと:溝口イタル/作 山本博文/監修
出版社:パイインターナショナル
分類:〈21〉
今から3万年以上前にマンモスを追って大陸から日本列島に渡(わた)ってきた人たち、それから日本のれきしはどのような変化をたどってきたのでしょうか。この本を読むと縄文時代から令和時代までの大きな流れを知ることができます。イラストもいっぱいで、見ているだけでも楽しいです。登場する人の服装(そう)やたて物にも注目してみてね。

子どもから大人

こんとごん てんてんありなしのまき

『こんとごん』表紙画像 かいたひと:織田道代/ぶん 早川純子/え
出版社:福音館書店
分類:〈エ〉
てんてんって濁(だく)点のこと。あるかないかで、じはにているけれど、ちがういみになる。「たいや」と「だいや」、「いか」と「いが」、「おひさまきらきら、かぜさわさわ」と「おひさまぎらぎら、かぜざわざわ」。ね、やっぱりちょっとちがう。てんてんがあることばとないことばをくらべてみよう。こえにだしてよんでみよう。きっとおもしろいよ。

ウマと話すための7つのひみつ

『ウマと話すための7つのひみつ』表紙画像 かいたひと:河田桟/文と絵
出版社:偕成社
分類:〈64〉
なかまとむれになってくらすウマの世界では、体の動きや距離(きょり)などで気持ちをつたえる「馬語(うまご)」のようなことばを話しています。人とウマが話すのはむずかしいですが、もしウマを見ると楽しくなってくるなら、きみの中に馬語を受信するアンテナがねむっているかもしれません。馬語が半分くらいわかるようになる、7つのひみつをのぞいてみましょう。