としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2008年度版
2007年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン/さく ケビン・ホークス/え 福本友美子/やく 岩崎書店 〈エ〉 |
|
あるひ、としょかんにおおきなライオンがはいってきました。「おぎょうぎよくできるなら、あしたもきてよろしい」。としょかんちょうと、そうやくそくしたライオンは、いつのまにか、としょかんのおてつだいまで、してくれるようになります。そんなあるひ、やくそくをやぶる、だいじけんがおこります。 |
おたすけこびと
なかがわちひろ/文 コヨセ・ジュンジ/絵 徳間書店 〈エ〉 |
|
「では、よろしくね」かぞくでおでかけのまえに、おかあさんがでんわしたのは、どこでしょう。 るすのあいだにやってきたのは、はたらくくるまのこびとたち。ショベルカーにクレーン車(しゃ)、ブルドーザーに、ミキサー車、だいかつやくしてつくったものは...。 |
バルバルさん
乾栄里子/文 西村敏雄/絵 福音館書店 〈エ〉 |
|
バルバルさんは、とこやです。かみをきったり、シャンプーをしたり、まいにちたのしくはたらいています。 でも、きょうはどういうわけか、らいおん、わに、ひつじ...と、どうぶつのおきゃくさんばかり、つぎつぎにやってきます。 はじめは、びっくりしていたバルバルさんでしたが...。 |
7日だけのローリー
片山健/作 学習研究社 〈エ〉 |
|
あるあさ、ぼくのいえのそとに、みたことのないいぬがいました。いっしゅうかんだけ、せわをしながらかいぬしをさがすことになりました。ローリーとなまえもつけたのですが、7日目にかいぬしがあらわれて、たのしくすごしたローリーとのわかれがやってきます。 |
いかりのギョーザ
苅田澄子/作 大島妙子/絵 佼成出版社 〈エ〉 |
|
こぶたのブブコさんがみつけたフライパンは、火(ひ)をつかわないで、なんと「プンプン プリプリ!」とおこっていたブブコさんの「いかり」パワーでギョーザをやいちゃった!「ふはふは、おいひい!」ブブコさんは「いかりのギョーザ」をつくるため、いかっているどうぶつたちをさがしたよ。 |
あれこれたまご
とりやまみゆき/文 中の滋/絵 福音館書店 〈エ〉 |
|
スーパーのたまごうりばで、たまごたちがかいわをしています。 「おいしいおりょうりになりたいねん。」とたのしそうに、はなしをしています。 ホットケーキ、マヨネーズ、オムレツ...いろんなりょうりにへんしんしたたまごたちは、どれもみんなとてもおいしそうです。 |
タトウとパトウのへんてこマシン
うんこいってきます! ぼくはうんこヒーロー
スギヤマカナヨ/作 佼成出版社 〈エ〉 |
|
がっこうのきゅうしょくはとてもおいしいけど、あんまりたべないようにしてる。だって、がっこうでうんこがでたくなったらこまるもん。 でも、あるひうっかり、たきこみごはんをおかわりした。そしたらいやなよかん・・・うんこだ。トイレからでるまでかんぺきだったのに、かわかわぐんだんにみつかってしまった! |
みんなおなじでもみんなちがう
奥井一満/文 得能通弘/写真 小西啓介/AD 福音館書店 〈エ〉 |
|
ふだん、なにげなくみているもの―たとえばパックにはいったたくさんのアサリ。それをひとつずつならべてよーくみてごらん。おなじアサリでも、おおきさやもようは、どれもみんなちがっているよ。 おなじものなのに、ひとつずつみんなちがっているなんて、ふしぎ、ふしぎ。 |
たまごのはなし かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち
ダイアナ・アストン/文 シルビア・ロング/絵 千葉茂樹/訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
|
たまごでうめつくされた本(ほん)です。みなさんが知(し)っているニワトリのたまごだけでなく、ふくろのようなたまご、ざらざらしたたまごなど、かたちやてざわりや大きさがちがうたまごがたくさんとうじょうします。 たまごはいのちをじゅんびするところ。いろんなたまごからあたらしいいのちが生(う)まれてゆきます。 |
ゆきのかたち
高橋健司/監修 片野隆司/写真撮影 ひさかたチャイルド 〈45〉 |
|
きみはゆきがすき?ゆきのうえをあるいたりすべったりすると、あとができるね。これは、ひとがつくった「ゆきのかたち」。じつは、かぜやたいようなどのしぜんも、いろいろな「ゆきのかたち」をつくることができるんだよ。ひもやロールケーキや、かいじゅうまで!おもしろくてふしぎなゆきのせかいをみてみよう。 |
めだかのぼうけん ふしぎいっぱい写真絵本6
まちのコウモリ ふしぎいっぱい写真絵本7
渡辺昌和/写真 伊地知英信/文 中川雄三/写真・文 ポプラ社 〈48〉 |
|
みなさんのみぢかにいるどうぶつといったら、どんなどうぶつがいるかしら?いぬとか、ねことか、ことりとかのペットでしょうか? ひとがすんでいるところにいても、ひととかかわりなくいきているどうぶつもいます。そんなどうぶつのなかまの、めだかやコウモリのふしぎがいっぱいのほんです。 |
ねぼすけはとどけい
ルイス・スロボドキン/作 くりやがわけいこ/訳 偕成社 〈エ〉 |
|
はとどけいがたくさんならんだとけいやに、たったひとつ、おくれてなくはとどけいがありました。村(むら)の人(ひと)たちは、さいごのはとがなくのをたのしみにして、みまもっています。ところが、はとどけいが王(おう)さまにかいあげられることになり、とけいやさんは、おくれるはとどけいをなおさなくてはならなくなります。 |
わにのニニくんのゆめ
あるひあひるがあるいていると
二宮由紀子/作 高畠純/絵 理論社 〈913〉 |
|
「ある日(ひ)、あひるが歩(ある)いていると、頭(あたま)にあなのあいたあんころもちが足(あし)もとからあらわれて...」 こんなふうに、「あ」「い」「う」「え」「お」がつくコトバだけつかったヘンテコなおはなしが、5つでてくるよ。どんなおはなしかな?このあと「ん」まで、「あいうえおパラダイス」シリーズはつづくよ! |
かわいいこねこをもらってください
なりゆきわかこ/作 垂石真子/絵 ポプラ社 〈913〉 |
|
ちいちゃんは、がっこうのかえりみちに、きずだらけのこねこをひろいました。でも、ちいちゃんのうちはアパートで、ねこをかうことができません。そこで、ちいちゃんはポスターをつくってこねこをもらってくれるひとをさがすことにしました。 |
ぞうのオリバー
シド・ホフ/作 三原泉/訳 偕成社 〈93〉 |
|
サーカスにはいるのが、ゆめだったオリバー。さあ、いよいよというときに、ことわられてしまいます。「これからどうしよう?」どうぶつえんへいったり、ペットにしてくれるひとをさがしたり、オリバーはけっしてへこたれません。こんなオリバーだから、きっとゆめもかなうはずとおうえんしたくなるでしょう。 |
ゆきだるまくん、どこいくの?
たむらしげる/作 偕成社 〈913〉 |
|
おとこのこが、にわでゆきだるまをつくりました。おひるごはんをたべているすきに、ゆきだるまくんははじめてのスキーにちょうせん!ところが、スピードがですぎて、くまとしょうめんしょうとつ!おこったくまにおいかけられて、ゆきだるまくん、どこへいく?! |
おはようスーちゃん
ジョーン・G.ロビンソン/作・絵 中川李枝子/訳 アリス館 〈93〉 |
|
スーちゃんは、ちいさな家(いえ)に、おとうさんとおかあさんと3人(にん)でくらしています。スーちゃんは、歯医者(はいしゃ)さんにいったり、パパとふたりでおるすばんしたり、ママといったくつやさんで、あたらしいおともだちをつくったりします。 そんなスーちゃんのみじかいおはなしが9つはいっています。 |
3~4年生向き
つばさをもらったライオン
クリス・コノヴァー/作 遠藤育枝/訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
|
ねこの国はゆたかですが、ライオンのレオ王をはじめ、だれもよむこともかくこともできませんでした。ある日つばさをもつライオンの王子が北の国にまよいこみ、クマのオットー王にたすけられました。その宮殿にはたくさんの本があり、王子はおはなしの本をよんでもらううち、いつしか本をよむのがだいすきになっていったのです。 |
365まいにちペンギン
あっぱれアスパラ郎(オ)
川端誠/作 BL出版 〈エ〉 |
|
町のらんぼうもの、じゃがの一家の芋吉(いもきち)は、皿多屋(さらだや)のお玉(たま)にぞっこん。いやがるお玉にだきつこうとする。そこへあらわれたのは、まぼろしの剣士、忍者アスパラ郎。目にもとまらぬ早技(はやわざ)、秘剣(ひけん)アイダホ切りで芋吉をこらしめた。が、じゃがの一家の仲間(なかま)がかけつけ、こうげきをしかけてきた...。 |
ソルビム-お正月の晴れ着-
ペ・ヒョンジュ/絵と文 ピョン・キジャ/訳 セーラー出版 〈エ〉 |
|
お正月。わたしがいちばんたのしみなのは、なんといっても「ソルビム」を着ること!チマをまきつけ、ポソンをはいて...。かわいくなれるかしら?「ソルビム」というのは、おとなりの国、韓国・朝鮮の人たちが、お正月に着る晴れ着のことです。 「ソルビム2-お正月の晴れ着(男の子編)-」とあわせてどうぞ。 |
ウェン王子とトラ
チェン・ジャンホン/作・絵 平岡敦/訳 徳間書店 〈エ〉 |
|
昔、子どもを猟師に殺された母トラが、憎しみのあまり夜ごと人間の村を襲うようになった。トラの怒りをしずめる手立てはただひとつ。幼いウェン王子をトラにさしだすことだった。「王子が危ないめにあうことはない」という占い師の言葉を信じて、王はしかたなく王子を森へ連れて行くが...。 |
お姫さまのアリの巣たんけん
秋山あゆ子/作 福音館書店 〈48〉 |
|
お姫さまとそのなかまたちは、虫が大すき。今日もみんなでアリの観察をしています。ところが、むちゅうになりすぎて、アリの巣の中の仙人のへやをこわしてしまいました!仙人の力でアリのように小さくなったお姫さまたちは、へやを直すかわりにアリの巣のたんけんをさせてもらえることになりました。 |
地球タイムズ
あべ弘士〔ほか〕/文 理論社 〈913〉 |
|
生き物みんなが記者になって、地球各地からさまざまなニュースをお伝えする、たのしいどうぶつ新聞「地球タイムズ」、本日発行です。内容は大事件からスポーツ、どうぶつ人生相談、れんさい小説、歌やパズルなどもりだくさん。どこから読んでもたのしいですよ。 |
めちゃくちゃはずかしかったこと
リュドヴィック・フラマン/文 エマニュエル・エカウト/絵 ふしみみさを/訳 あすなろ書房 〈エ〉 |
|
ぼくがめちゃくちゃはずかしかったこと。みんなのまえで、とびばこをとんだら、プッとおならがでたこと。だいじなことをはなしていたら、とつぜんはなちょうちんがでたこと...おもいだすだけでも、キャッてさけびたくなっちゃう。みんなにもあるよね、めちゃくちゃはずかしくて、めちゃくちゃおかしかったこと。 |
お皿のボタン
たかどのほうこ/作・絵 偕成社 〈913〉 |
|
お花の形のお皿に、ボタンがほうりこまれていました。大女優の舞台用ドレスからはじきとばされたホワイト夫人、幼稚園のスモックから脱走して、飛行機やバイクで旅をしてやってきた青ボタンのタビちゃんなど、みんな個性的なボタンたちです。ボタンの物語に耳をかたむけてみませんか? |
ほおずきちょうちん
竹内もと代/作 こみねゆら/絵 岩崎書店 〈913〉 |
|
毎年楽しみにしていたほおずき市を前にして、ゆい子をかわいがっていた大ばあちゃんが亡くなった。ところが、何か心残りなことがあったらしく、ゆうれいになって出てくるようになった。大ばあちゃんの桐ダンスには日記が大切にしまわれていて、そこには戦争前から思い続けていたいとこのことが記されていた。 |
ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ
ディック・キング=スミス/作 三原泉/訳 いとうひろし/絵 あすなろ書房 〈93〉 |
|
ワビシーネ農場のスカンピンさんは、びんぼうで運がわるく、なにをしてもうまくいきませんでした。 ある日、農場のガチョウが、金色のたまごをひとつ、うみました。このたまごが、幸せのはじまりでした。ひながかえってからのスカンピンさんは、なにもかもが、うまくいくようになってしまいます! |
ふしぎなロシア人形バーバ
ルース・エインズワース/作 ジョーン・ヒクソン/画 多賀京子/訳 福音館書店 〈93〉 |
|
バラやしきに住む人形たちのところに、ロシアからきたバーバが、いっしょに住むことになりました。家のことも、音楽も、とてもじょうずなバーバを、みんなはすぐすきになりますが、バーバがきてから、バラやしきでは、つぎつぎふしぎなことがおこります。バーバには、たいへんなひみつがあったのです。 |
百まいのドレス
エレナー・エスティス/作 ルイス・スロボドキン/絵 石井桃子/訳 岩波書店 〈93〉 |
|
ワンダは、まずしいポーランド人の女の子。いつもおなじ服をきているのに、「あたし、ドレスを百まい持ってる」と、いいはります。 だから、人気者のペギーがせんとうに立って、みんなでワンダをからかいます。 しかし、ある日とつぜん、ワンダがいなくなって...。 |
トイレのおかげ
森枝雄司/写真・文 はらさんぺい/絵 福音館書店 〈38〉 |
|
スペインのバルセロナでは、12月になるとクリスマスにかざる人形の中に、ウンコをしている姿の人形「カガネー」がならぶ。おおらかにそれをかざる人たちを見て、森枝さんはトイレについて調べてみたくなった。ほかの国ではどうしているの?昔のトイレは?お坊さんはトイレも修行?トイレっておもしろい。 |
いのしし
前川貴行/写真・文 アリス館 〈48〉 |
|
いのししの生活って、どんなふうか、知ってる?人間の近くの山にいるけれども、あまり知られていないね。 この本は「ウリ坊」と呼ばれるかわいい赤ちゃん時代から、おとなになり、年老いていくまでの、きびしい一生を、大迫力の写真で紹介しているよ。 |
鳥のくちばし図鑑 たべる・はこぶ・つくる
国松俊英/文 水谷高英/絵 岩崎書店 〈48〉 |
|
鳥たちのくちばしの形はさまざま。するどいかぎ形のくちばしで肉をひきさいてたべるハヤブサ。細長いくちばしで花の蜜をすうヤリハシハチドリ。木の葉にくちばしで穴をあけ、クモの糸で巣をつくるサイホウチョウ。くちばしは、鳥たちが生きていくために、大切な役目をはたしているのです。 |
小学生のキッチンでかんたん実験60
学習研究社 〈40〉 |
|
キッチンには実験に使える材料がたくさんそろっています。塩、さとう、野菜、たまご、水、ジュース、酢、コップ、電子レンジ...。この本では、キッチンにある材料を使って、マジックみたいにびっくりする実験を60こしょうかいしています。かんたんですぐできるので、自由研究にもピッタリです。 |
きみのからだのきたないもの学 キモチわる~い編
シルビア・ブランゼイ/文 ジャック・キーリー/絵 藤田紘一郎、劉優貴子/共訳 講談社 〈49〉 |
|
この本には、ねばねば、べとべと、じめじめ、キモチわる~いものがいっぱい。でも、みんなきみのからだの中にあったり、からだから出てきたものだし、わけがあってそんなすがたをしているんだ。そのしくみを知ると、きみたちが生きていくために、とても大切な役目をはたしていることが、よくわかるよ。 |
5~6年生向き
恐竜研究所へようこそ
林原自然科学博物館/著 童心社 〈45〉 |
|
恐竜研究の最前線、発掘現場で活躍する研究者たちの仕事はどんなだろう?モンゴルの砂漠でテント生活をしながら、歩いて歩いて自分の「目」で化石を探すんだ。見つかったらていねいにほりだし記録をとる。発掘の様子や、調査隊の生活を写真でビジュアルに伝えてくれる本だ。恐竜図鑑ではものたりないあなたに。 |
ふたり★おなじ星のうえで
谷川俊太郎/文 谷本美加/写真 塚本やすし/絵 東京書籍 〈30〉 |
|
インドにすむラマデビとさいたま市にすむ春佳。ふたりはおなじ9さいだけど、ラマデビは綿花のはたけではたらき、春佳は学校にかよっている。春佳がおとうさんからもらったTシャツは、もしかしたらラマデビがつんだ綿花からできたのかも。国もことばもちがうけれど、おなじ星のうえでこんな出会いもあるかもね。 |
元気になってねフェンディ 子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト
大塚敦子/写真・文 小学館 〈49〉 |
|
心臓の病気で入院したフェンディ。そこへやってきたのは、大きな人形をだいたおねえさん。人形をつかって、体のどこが悪いのか、どうやってなおすのか、わかりやすく説明してくれます。このおねえさんの仕事は「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」。病気の子どもたちが、安心して病院ですごせるようにかつやくする大切な人たちです。 |
森の写真動物記1 けもの道 ・ 3 ワシ・タカの巣
宮崎学/著 偕成社 〈48〉 |
|
著者が大好きで、カメラマンになるきっかけになった猛禽類との出会い。猛禽類の撮影は、まず、彼らの巣をさがすことからはじまります。 また、本州の野生動物では最強最大といわれるツキノワグマをはじめとする動物たちが使う「けもの道」にカメラを設置し、その生態を追います。どちらの写真も迫力満点です。 シリーズは現在4まで出ています。 |
棚田を歩けば
青柳健二/文・写真 福音館書店 〈61〉 |
|
山の斜面や、谷間に階段状につくられた田んぼのことを「棚田(たなだ)」といいます。それぞれの地形によって、棚田の形はいろいろ。自然と人間がいっしょにつくりあげた芸術作品です。田植えの春、コメが成長する夏、稲刈りの秋、すべてが終わり雪景色の冬。それぞれが美しい写真におさめられています。 |
パパ、お寿司たべたい! 親子で学ぶネタ図鑑
入江和夫/著 文藝春秋 〈59〉 |
|
今ぼくらがたべているお寿司は「江戸前(えどまえ)にぎり寿司」といって、江戸時代に江戸のまちでうまれたファストフードなんだ。寿司屋さんにはカウンターがあって、注文すると目の前でにぎってくれる。お寿司をにぎることはパフォーマンスでもあるんだね。魚の旬(しゅん)をマスターし、お寿司の小ネタもおぼえて「つう」になろう! |
ボクたちの値段
荻原博子/監修 坂本綾子/構成・文 講談社 〈59〉 |
|
きみの値段はいったい、いくらだろう?きみが生活をするために必要なお金は、0歳から21歳までの22年間で、約722万円。学校へ行くためには、さらにたくさんのお金が必要なんだって! この本は、きみたちがお金のことについて日ごろ感じている疑問に、分かりやすく答えてくれるよ。 |
ポータブル・ゴースト
マーガレット・マーヒー/作 幾島幸子/訳 岩波書店 〈93〉 |
|
図書館のすみで、ぶあつい本を読んでいるあの子は、私にしか姿が見えないらしい。その子は、どうやら本についた幽霊らしいことがわかった。その本を持っていれば、かならず幽霊もついてくる。すなわち、持ち運び可能な幽霊、ポータブル・ゴーストってわけ。私たちは、その幽霊の協力を得て活動をはじめることにした。 |
Two Trains ~とぅーとれいんず~
魚住直子/作 あずみ虫/絵 学習研究社 〈913〉 |
|
1つの駅を同時に出て、しばらく並んで走ったあとでまた分かれていく2つの電車。中から手をふりあったことがきっかけで、ひなたと美咲は友だちになります。両親の離婚と祖父の病気、それぞれ悩みをかかえた女の子たちの出会いを描いた「Two Trains」をはじめ、5つの物語からなる短編集です。 |
耳の聞こえない子がわたります
マーリー・マトリン/作 日当陽子/訳 矢島眞澄/絵 フレーベル館 〈93〉 |
|
はずかしがり屋のシンディがひっこした町には、耳の聞こえない少女ミーガンが住んでいました。ミーガンは強くたくましく、何にでも挑戦する元気な子。シンディはミーガンとすぐに仲よくなります。子どもだけで夏のキャンプに参加することになった2人。いつも元気なミーガンは、なぜか元気がありません。 |
ラブ&(アンド)ランキング! イケテナイ♀(女子)とオレサマ♂(男子)の無敵な恋
花形みつる/作 宮尾和孝/絵 ポプラ社 〈913〉 |
|
わたし月子(つきこ)は、勉強もややこしい人間関係も、かしこくこなす小学6年生。趣味は人間ウォッチング。自分にとって「お得」かどうか観察して、ランキングをつけちゃうの。でも最近、ランキング外のイケテナイ女子と、超オレサマ男子の2人が妙に気になる。わたしのペースは乱れっぱなし。どうする?月子! |
お金もうけは悪いこと?
アンドリュー・クレメンツ/作 田中奈津子/訳 講談社 〈93〉 |
|
グレッグは、お金もうけが得意です。学校で商売をすれば大金がかせげると思いつき、おもちゃを売ってお金を手に入れました。が、校長先生からおもちゃを売ってはいけないと注意され、学校で売れるなにかほかのものを探しました。そして、小さな漫画(まんが)の本「ポケットコミック」を作って、売ることにしたのです。 |
ぼく、カギをのんじゃった!
ジャック・ギャントス/作 前沢明枝/訳 徳間書店 〈93〉 |
|
小学校4年生のジョーイは、カゲキな男の子。授業中はじっとしていられないし、うっかりカギを飲みこんだりしてしまう。ジョーイは注意欠陥多動性障害(ちゅういけっかんたどうせいしょうがい)(ADHD)なのだ。ある日、クラスの子にケガをさせてしまい<特別支援センター>に通うことになるが、ジョーイにあった治療を受けると...。 |
魔使(まつか)いの弟子
ジョゼフ・ディレイニー/著 金原瑞人、田中亜希子/共訳 東京創元社 〈93〉 |
|
ぼくはトム。7番目の息子である父さんの7番目の息子。手に職をつけるため魔使いに弟子入りすることに。精霊(ボガード)やいろんな魔物を扱う魔使いは、危険で孤独な仕事だ。母さんはぼくに特別な能力があるというが、ぼくは不安でいっぱい。これからどうなるのか...。 続編も読んでね。 |
ラベルのない缶詰をめぐる冒険
アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 竹書房 〈933〉 |
|
ファーガルの趣味は、ラベルのない缶詰を集めること。ある缶の中には、金のピアス、そしてある缶には...指!が入っていた。ファーガルは、同じく缶詰を集めるのが趣味という女の子シャーロットに出会い、ふたりはその指入り缶詰の秘密を探るため、ある行動を起こす。しかし、それが危険の始まりだった。 |
シドニーの選択
マイケル・ド・ガズマン/作 ささめやゆき/画 来住道子/訳 草炎社 〈93〉 |
|
シドニー・T(ティー)・メロン・ジュニアは12歳。6歳のときに両親が離婚して、母がいるシアトルと父がいるロスを行き来していた。母が再婚しようとしている家族にも、父のところにも、自分の居場所はなかった。ロスのターミナルで父と別れたシドニーはシアトルには帰らず、遠いニューヨーク行きのバスに乗りこんだ。 |
ラークライト 伝説の宇宙海賊
フィリップ・リーヴ/著 松山美保/訳 デイヴィッド・ワイアット/画 理論社 〈93〉 |
|
アーサーは、宇宙住居(うちゅうじゅうきょ)「ラークライト」に父と姉の3人で住んでいた。いつもと変わりない日だったはずだ。ウェブスターという人間の言葉を操る巨大なクモがやってきて、父を拘束してしまうまでは。姉とともになんとかクモから逃げおおせたアーサーだったが、世界の命運をかけた戦いは、すでに始まっていた。 |
サリーおばさんとの一週間
ポリー・ホーヴァス/作 北條文緒/訳 偕成社 〈93〉 |
|
パパとママが1週間の海外旅行に出ようとした矢先、突然病気になったベビーシッターのかわりに来てくれたのは、パパが「頼むのは問題外」と言ったサリーおばさん。 外見も言動も型破りですが、毎晩おもしろい話をしてくれるおばさんを、子どもたちは大好きになります。 |
緑の模様画
高楼方子/著 福音館書店 〈913〉 |
|
まゆ子は『小公女』の物語をきっかけに、同じ年のアミとテトと仲良くなった。4月からふたりが通う学園には、寮から見える塔に人影がうつるといううわさがあり、その影を3人は見てしまう。そして3人でいるときにだけあらわれる不思議な青年の正体は...。話のカギとなる『小公女』も読んでみてくださいね。 |
子ども~大人♪
よじはんよじはん
ユンソクチュン/ぶん イヨンギョン/え かみやにじ/やく 福音館書店 〈エ〉 |
|
ちいさなちいさなおんなのこ。母さんにたのまれ、となりのみせにききにいきました。「いまなんじ?」。「よじはんだ」といわれたおんなのこ。よじはんよじはんといいながら、にわとりをながめたり、とんぼをおいかけたり。 日がくれたころ家に帰って「いまよじはんだって」とつたえる顔がとても満足そうです。 |
てをみてごらん
中村牧江/さく 林健造/え PHP研究所 〈エ〉 |
|
きみの手、いまなにしてる?手をよ~くみてごらん。手も顔とおなじように、表情があるよ。怒っている手、考えている手、甘えている手。この本では、紙でつくられた手が、いろいろな表情をみせてくれる。きみの手は、いまなにをしてるかな。 |
リスとお月さま
ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作 松永美穂/訳 コンセル 〈エ〉 |
|
あるあさ、リスのいえにまんまるのお月さまがおちてきました。お月さまをどこかへやらなくちゃ!と、リスが木からおとすと、お月さまはハリネズミのせなかやヤギのつのにささり、ネズミたちにかじられてしまいました。おちてきたお月さま、ほんとは何だったのかわかるかな? |
漂流物
デイヴィッド・ウィーズナー/作 BL出版 〈エ〉 |
|
とある浜辺にうちあげられた古い写真機。フィルムを現像すると、不思議な海の生き物が写っている。さらに、写真を手にもった子どもの写真もある。その写真を虫めがねでのぞくと...。この写真機はどこからきてどこへゆくのか。文字のない絵本。 |