としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2009年度版
2008年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです
ドン・フリーマン/作 なかがわちひろ/訳 BL出版 〈エ〉 |
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カリーナのかんがえるどうぶつのためのとしょかんには、たくさんのどうぶつたちがやってきます。 しずかにほんをよむどうぶつたちでしたが、そこへ、さわがしいねずみがやってきて、たちまちとしょかんはおおさわぎ! こまったカリーナが、カナリアにそうだんすると...。 |
はっきよい畑場所
かがくいひろし/作 講談社 〈エ〉 |
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さあ、やさいたちの おおずもうが はじまるよ。はっきよ~い のこった のこった~ きょうのさいごは、よこづなの すいかの「すいかい」と、だいこんの「だいこのあらし」のとりくみだ。 どっちが かつかな?てにあせにぎる おおしょうぶだよ。 |
みつばちみつひめ てんやわんやおてつだいの巻
秋山あゆ子/作 ブロンズ新社 〈エ〉 |
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みつばちのみつひめは、はちみつじょうのおひめさま。なにふじゆうなくくらしていても、ほんとはとってもたいくつ。そこで、「わらわもみなのものとはたらきたいのじゃ」とおしろのなかをはたきがけ。ところが、うっかりだいじなつぼをわってしまい、とっさにそとへとにげだした。みつひめのだいぼうけんのはじまりはじまり。 |
おこだでませんように
くすのきしげのり/作 石井聖岳/絵 小学館 〈エ〉 |
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ぼくは、いえでもがっこうでも、いつもおこられる。どないしたらおこられへんで、ほめてもらえるのやろ。ぼくは、わるいこなんやろか...。 7がつ7か、ぼくはたなばたさまのおねがいを、たんざくにかいた。ひらがなひとつずつ、こころをこめてかいた。「おこだでませんように」 |
そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!
クレシッダ・コーウェル/ぶん ニール・レイトン/え まつかわまゆみ/やく 評論社 〈エ〉 |
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むかし、あるところにエミリー・ブラウンという女の子と、スタンリーという、はい色のウサギがいました。 ある日、女王さまがエミリーのウサギをほしいといってきました。エミリーは、「そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!」とことわりますが、女王さまはなかなかあきらめなくて...。 |
やかましい!
シムズ・タバック/絵 アン・マクガバン/文 木坂涼/訳 フレーベル館 〈エ〉 |
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むかし、ふるいいえにすんでいるおじいさんがいました。ベッドやゆかのきしむおとがうるさくて、がまんできないおじいさんは、ものしりはかせのところへどうしたらいいのかききにいきます。はかせのこたえはびっくりするほうほうでしたが、さいごにはもんだいをすっかりかいけつしてしまいます。それは...? |
たたんでむすんでぬのあそび
平野恵理子/さく 福音館書店 〈79〉 |
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ぬのあそびのはじまり、はじまり。ぬの1まいで、なにがつくれる?ハンカチで、かわのむけるバナナができた。バンダナで、おひめさまのベールができた。ふろしきで、おすもうさんのまわしができた。おおきなシーツがあれば、みんなでそりすべりや、かくれんぼだってできる! さあ、ともだちとやってみよう! |
きちょうめんななまけもの
ねじめ正一/詩 村上康成/絵 教育画劇 〈エ〉 |
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どうぶつえんのなまけものは、いつもきにへばりついているだけのなまけものにみえるけど、みんなのしらないところで、すごくどりょくしているってしってた? ちょっとわらえるきちょうめんななまけもののおはなし。 |
どうするどうするあなのなか
きむらゆういち/文 高畠純/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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もりのなかから3びきののねずみがとびだしてきた。そのあとを2ひきのはらぺこやまねこがおいかけてくる。みんなひっしではしっているから、このさきにふかいあながあることなんてきがつかず、ひゅうううううん、どっし~ん!!さあ、どうするどうするあなのなか。 |
うえにはなあにしたにはなあに
ローラ M.シェーファー/さく 木坂涼/やく バーバラ バッシュ/え 福音館書店 〈エ〉 |
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もし、きみがもぐらだったら、あたまのうえには、なにがある? ほんのページをめくって、うえへうえへたびをしてみよう。たかいところには、なにがあるかな。まんなかまでよんだら、ほんのむきをかえて、こんどはしたへしたへよんでいこう。ひくいところにはなにがあるかな。 |
てとてとてとて
浜田桂子/さく 福音館書店 〈エ〉 |
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「て」はまいにちいろいろなことをしている。かおをあらったり、ごはんをたべたり、ボタンをはめたり、えをかいたり...。それから、がっきにもなるし、ことばをつたえることもできる。みんなでてをつなぐと、うれしいきもちがつながって、たのしいきもちがふくらむよ。 「て」はふしぎ!「て」はすごい! |
てのひらかいじゅう
松橋利光/しゃしんとぶん そうえん社 〈48〉 |
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かいじゅうはすきですか? カナヘビ、トカゲ、ヤモリをおおきなしゃしんでみたら、まるでかいじゅうみたいだよ。おおきくすると、ちがいもわかる。うろこだってカナヘビはとげとげ、トカゲはつるつる、ヤモリはぽつぽつ。にわやこうえんにいって、ちいさな「てのひらかいじゅう」をさがしてみよう。 |
みずたまレンズ
今森光彦/さく 福音館書店 〈エ〉 |
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あめあがりは、みずのたまがいっぱい。くものすや、むしや、しょくぶつのうえでひかっている。ちいさなむしになったつもりで、みずたまのなかをのぞいてみると、ふしぎできれいなせかいがみえてくる。ともだちとみずたまのレンズをのぞいてごらん。あら、ふしぎ!ともだちのかおが、さかさまにみえるよ。 |
きりのもりのもりのおく
ニック・シャラット/作 木坂涼/訳 フレーベル館 〈エ〉 |
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きりのもりのもりのおく。くろいかげだけがうかんでいます。そこにいるのはいったいだれ?くろいかげのむこうには、いろあざやかなせかいがひろがっています。もりをどんどんすすんでいって、さいごにきりのもりのいちばんおくふかくにあったものは...。 |
たこやきかぞく
にしもとやすこ/作・絵 講談社 〈エ〉 |
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てっぱんのうえで、たこやきのかぞくがジュージューやけています。ひっくりかえすひとがいないので、たこやきぼうやはこげそうです。かあさんは、おなかのおにくがはみでているし、あかちゃんには、たこがはいっていません!たこやきとうさんは、あたまをかかえます。みんなりっぱなたこやきになれるかな? |
じいちゃんのステッキ
すとうあさえ/文 アンヴィル奈宝子/絵 福音館書店 〈エ〉 |
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こぎつねなっくのじいちゃんのステッキはかっこいい。じいちゃんはあるくときは、ステッキをふりふり、ひょいっとあげてはあいさつします。なっくは、ないしょでステッキをかりることにしました。ところがありたちに、ステッキをつかってかわをわたらせてあげたとたん、だいじなステッキをながしてしまいました。 |
すみれおばあちゃんのひみつ
植垣歩子/さく 偕成社 〈エ〉 |
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すみれおばあちゃんは、きんじょでひょうばんのぬいものじょうず。あるひ、かえるのぼうやの"はすのは"ベッドをつくろってあげると、つぎつぎと、もりのいきものにおさいほうをたのまれます。くものいとでししゅうをした、まごのれんげちゃんのワンピースは、きらきらひかってとてもすてきです。 |
カッチョマンがやってきた!
ミニ・グレイ/作・絵 吉上恭太/訳 徳間書店 〈エ〉 |
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ぼくの家に最新型アクションフィギュア「カッチョマン」がやってきた!さっそく、悪のマクラ星人につかまっている、どうぶつたちを救い出したぞ!ゆうかんでたよれるあいぼうは、タワシ犬のタワッシー。世界の平和を守るため、悪とたたかうふたりの冒険は、まだまだつづく。 |
これがほんとの大きさ!
スティーブ・ジェンキンズ/作 佐藤見果夢/訳 評論社 〈48〉 |
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舌の長さが60cmのオオアリクイ、目玉の大きさが30㎝のダイオウイカ。近くで見たら、いったいどんな風に見えるのかしら?この本の動物たちは、すべてほんものと同じ大きさで描かれています。色あざやかな切り絵で、迫力も満点。続編の「これがほんとの大きさ!古代の生きものたち」もよろしくね。 |
うみのおいしゃさんモグローせんせい
レオ・ティマース/さく・え ひしきあきらこ/やく フレーベル館 〈エ〉 |
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モグローせんせいはうみのおいしゃさん。きょうもとくべつなせんすいていで、うみにもぐってしんさつです。さっそくめがみえないタツノオトシゴや、はがいたいサメなど、かんじゃさんがいっぱいやってきました。せんせいはみんなをなおしてあげましたが、せんせいもみんなにたすけてもらうことがおこりました。 |
むしをたべるくさ
渡邉弘晴/写真 伊地知英信/文 ポプラ社 〈47〉 |
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ハエトリグサ、モウセンゴケなど、むしたちをたべて生きる草がいる。いったいどんなしかけで、どうやってつかまえてたべるのだろう。この本は、あざやかな写真でいきもののふしぎがわかる「ふしぎいっぱい写真絵本」の1さつ。ほかにも『いのちのカプセルまゆ』や『くらげゆらゆら』などがあるよ。 |
どうぶつびょういん
トビイルツ/作・絵 PHP研究所 〈913〉 |
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ここはどうぶつのためではなく、子どものためのびょういんです。となりのどうぶつえんのどうぶつたちが、子どもたちのぐあいのわるいところをなおしてくれるのです。たとえば、やさいのにがてな女の子には、食べることの大すきなぶたさんがえらばれました。さあ、どうやって治りょうをするのでしょうか。 |
ソフィーとガッシー
マージョリー・ワインマン・シャーマット/文 リリアン・ホーバン/絵 三原泉/訳 BL出版 〈93〉 |
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リスのソフィーとガッシーは、むかしからのともだちで、もりのなかで、くらしています。ある日、ガッシーがソフィーを「いえにとまりにこない?」とさそいますが...。 「およばれ」はじめ4つのおはなしが入っています。どれもおたがいをおもいやるようすが、ほほえましくえがかれています。 |
3~4年生向き
ネコのアリストテレス
ディック・キング=スミス/作 ボブ・グラハム/絵 石随じゅん/訳 評論社 〈93〉 |
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ネコは9つの命をもっている。でもアリストテレスは知りたがりやでこわいものしらず。 火のついたえんとつの中へおちたり、ミルクのつぼをひっくりかえしたり。命はどんどんへっていき、ついに残りはひとつ。 でも、その間に、りこうになったアリストテレスは...。 |
先生と老犬とぼく
ルイス・サッカー/作 はらるい/訳 むかいながまさ/絵 文研出版 〈93〉 |
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マーヴィンはクラスの先生が1週間るすのあいだ、先生が飼っている犬のウォルドーの世話をたのまれます。はじめてのアルバイトにはりきるマーヴィンですが、ウォルドーは17歳、人間なら119歳のおじいさん犬です。しかも、ウォルドーはちっともごはんを食べなくなってしまいました。 |
おまじないつかい
なかがわちひろ/作 理論社 〈913〉 |
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ゆらちゃんのおかあさんは、ちょっとかわっている。遠足のまえの日、シーツで大きなてるてるぼうずをつくったり、ゆらちゃんがわすれものをしないように、じゅもんをとなえたり。じつはおかあさん、おまじないつかいなんだって!ゆらちゃんもおまじないつかいになるため、レッスンをはじめたけれど...。 |
どうなっちゃってるの!?クレメンタイン
サラ・ペニーパッカー/作 マーラ・フレイジー/絵 前沢明枝/訳 ほるぷ出版 〈93〉 |
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小学3年の女の子、クレメンタインの行くところは、いつも大そうどう。友だちをぼうず頭にしたのも、自分のかみの毛を緑色にしたのも、みんな理由があることなのに、大人はちっともわかってくれません。 元気なクレメンタインのはちゃめちゃぶりが楽しいこのお話には続きがあります。 |
犬ロボ、売ります
レベッカ・ライル/作 松波佐知/子訳 小栗麗加/絵 徳間書店 〈93〉 |
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新米発明家トムが発明したロボ・ワンは、本物の犬そっくりのスーパーお手伝いロボット。やさしい人間の家族とくらしたい、とねがっていたのに、ぐうたらでけちんぼな一家にひきとられてしまいました。 毎日こきつかわれてへとへとのロボ・ワンですが、ある日、がらりと運命がかわるできごとがおこります。 |
空を飛んだポチ 杉山亮のものがたりライブ
杉山亮/作 おかべりか/絵 講談社 〈913〉 |
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この本を書いた杉山さんが住んでいる小淵沢(こぶちざわ)は、自然豊かなところです。そのせいか、都会の人には信じられないことが起こります。たとえば、人間が風に飛ばされ、犬や猫が二本足で歩き、鯉(名前はポチ)が空を飛び、三メートルのかぶと虫が車のかわりです。小淵沢のたのしいお話をもっときいてみませんか? |
ひかる!1 本気<マジ>。負けない!
後藤竜二/作 スカイエマ/絵 そうえん社 〈913〉 |
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わたし=尾関ひかる。チョー負けずぎらい。この春から四年生だ。去年までは大さわぎ学級といわれていたクラスだったのに、負けずぎらいで暴力も大きらいな海堂志帆先生になったら、すっかりおとなしくなってしまった。なんかつまんない!でも、海堂先生のことも、とっても気になる。おまけにいきおいで、ドッジボール大会での優勝を宣言してしまったけれど...。 |
山に木を植えました
スギヤマカナヨ/作 畠山重篤/監修 講談社 〈46〉 |
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漁師さんが海を豊かにするために植樹をしています。なぜでしょう?山に木を植えると、落ち葉から栄養とフルボ酸ができます。フルボ酸は鉄とくっついて川に流れ込み、プランクトンを育てます。その結果、海が豊かになるのです。漁師さんたちの合い言葉は"森は海の恋人"です。 |
キツネ
竹田津実/文・写真 アリス館 〈48〉 |
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キツネは、昔から人の身近で暮らしてきました。野生のキツネが、お母さんになって子育てをするようすが、美しい写真と一緒に紹介されています。うまれたばかりの子どもたちに、早く会いたくてそわそわしているおとう父さんや、おいしそうにお乳をもらっている子どもたちの様子は、まるで人間の家族のようです。 |
ホネホネたんけんたい
西沢真樹子/監修・解説 大西成明/しゃしん 松田素子/ぶん アリス館 〈48〉 |
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ホネのなかで血をつくる?鳥のホネはスカスカ?動物のホネをみるとそのとくちょうがよくわかる。 からっぽにみえるホネには、たくさんのひみつがかくれてるんだ。ホネのひみつをときあかしに、ホネホネたんけんたい、しゅっぱーつ! 本のさいごには解説もついてるよ。 |
和菓子のほん
中山圭子/文 阿部真由美/絵 福音館書店 〈59〉 |
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だいふく、どらやき、おだんご、みつまめ、こんぺいとう...。これら日本独特のお菓子、和菓子のひみつが、このえほんにはいっぱい。和菓子をよく見てみると、色とりどりで形もさまざまなことに、きっとおどろくよ。おいしいだけでなく美しい和菓子には、自然を大切にする日本人の心がこめられているんだね。 |
バレエなんて、きらい
ジェニファー・リチャード・ジェイコブソン/作 武富博子/訳 講談社 〈93〉 |
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なかよし三人組はなにをするにもいつもいっしょ。ところが、バレエ教室をめぐって、バレエがやりたい二人とバレエの苦手なウィニーとで、初めて意見がわかれます。こそこそバレエを練習する二人に対してウィニーの心はどんどんかたくなに...。このままではさびしいと気づいた三人は、自分も友だちも大満足できる、とってもすてきな計画を考えます。 |
バアちゃんと、とびっきりの三日間
三輪裕子/作 山本祐司/絵 あかね書房 〈913〉 |
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夏休みをのびのびと楽しんでいた小学5年生の祥太。ところが急に、病気のバアちゃんをあずかることになって、一番の楽しみの家族旅行の計画がピンチに。そこで祥太は、3日間バアちゃんのめんどうをみることにします。でも、そんな大役、のんびり屋の祥太にぶじつとまるのでしょうか? |
フングリコングリ 図工室のおはなし会
岡田淳/作・絵 偕成社 〈913〉 |
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フングリコングリっていう遊びを知ってる?くり返すと自然に両手があがってゆく手遊びだよ。 アスカは算数の授業中にフングリコングリをやっていて、とまらなくなった。どんどん上にのぼっていって、とうとう天井をつきやぶり、2階の3年生の教室へ。そのうちみんなもまねをして...。 |
シェフィーがいちばん
カート・フランケン/文 マルテイン・ファン・デル・リンデン/絵 野坂悦子/訳 BL出版 〈94〉 |
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いたずらずきなテリア犬のシェフィーは、2ひきのなかまとエマのうちでくらしています。エマのいちばんの友だちはシェフィー。ところが、ある日かっこいい大きなシェパードのヘルダーが来てからというもの、エマはいつもヘルダーといっしょ。シェフィーはもう「いちばん」じゃなくなったのでしょうか? |
知って楽しい花火のえほん
冴木一馬/作 山田ちづこ/絵 あすなろ書房 〈57〉 |
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夜空いっぱいに広がる花火は、色とりどりで、形もさまざま、とてもきれい。いったいどうやったら、空にあんな模様ができるのかな?花火の作り方は?どんな種類があって、どんな風に打ちあげられているの?いろいろわかると、次の花火大会が楽しみになるよ! |
5~6年生向き
世界を動かした塩の物語
マーク・カーランスキー/文 S.D.シンドラー/絵 遠藤育枝/訳 BL出版 〈66〉 |
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今ではどこの家にもある「塩」。でも、昔はたいへん貴重なものでした。塩をめぐって人々は争い、危険をおかして採掘し、密輸をして、塩と黄金を交換していた時代もあったのです。 塩が無ければ保存食も、ミイラもなく、世界は今とは違ったものになっていたのかも...。 |
ひとはみな、自由 世界人権宣言
中川ひろたか/訳 主婦の友社 〈31〉 |
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ひとはみな、生まれながらにして自由で平等であることをうたった「世界人権宣言」は、今から60年前に、国際連合で宣言されました。この本は、その条文をわかりやすいことばで訳し、一つ一つに30人のイラストレーターが絵を描いたものです。一枚一枚の絵が、「自由ってなんだろう。」とわたしたちに問いかけます。 |
三つ穴山へ、秘密の探検
ペール・オーロフ・エンクイスト/作 菱木晃子/訳 中村悦子/絵 あすなろ書房 〈94〉 |
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三つの洞窟のある<三つ穴山>。おじいちゃんは、まだ小さい孫たち4人と犬とで、その山を探検することにしました。でもその山には、クマやオオカミだけではなく、密猟者までもがいたのです!さあ、3日かけての山登りのはじまりです。みんなは山のてっぺんまで行って、ぶじにかえってこられるのでしょうか。 |
シルクの花
キャロリン・マースデン/作 代田亜香子/訳 鈴木出版 〈93〉 |
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ノイのおばあちゃんは、傘に絵を描いて観光客むけの市場へもっていく。ノイは、おばあちゃんが傘に絵を描くのを手つだうのが好きだ。 家族が生活するのが大変なので、姉さんのティンは工場で働くようになった。でも、ノイはひそかに画家になれたら、と思っている。 そんなノイの成長していく物語。 |
ネコのドクター小麦島の冒険
南部和也/さく さとうあや/え 福音館書店 〈913〉 |
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ポート博士の助手はジョンという名のネコ。ある日、町の人々が「ゆっくりになる」不思議な現象がおきました。どうやらフラワー島の小麦粉が原因のようです。そこでジョンは、科学アカデミーのドクターとして、島へ調査に行くことにしました。 『ネコのタクシー』のトムのお父さんの話です。 |
負けるな、ロビー!
マイケル・モーパーゴ/作 マイケル・フォアマン/絵 佐藤見果夢/訳 評論社 〈93〉 |
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ぼくはロビー、10歳。交通事故にあって、病院のベッドの上。意識不明の昏睡状態だけど、考えたり思い出すことはできるし、母さんや見舞いにきてくれる人たちの声もちゃんと聞こえてるんだ。 だから、もっとぼくに話しかけてよ。ぼくが、早く目をさますことができるように...。 |
じっちゃ先生とふたつの花
本田有明/著 PHP研究所 〈913〉 |
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ぼく石川健太が「じっちゃ先生」とはじめて出会ったのは、夏休み三日目だった。先生と釣りをしているとき、先生はいった。「人は年をとると、弱っていく。こわれていく。きたなくなって、くさくなる。それが自然の定めだ。―だから、どう考えればいいのか。どうすればいいんだろうか。それはきみが大きくなっていくあいだに、少しずつ考えていくことなんだよ」と。 |
透明人間のくつ下
アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 竹書房 〈93〉 |
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社会見学後の自由時間に、怪しげで興味をそそる場所、「リトル・ホラー博物館」を訪れた生徒と教師たち。「展示品にさわるな!」の警告を忘れ、ついうっかり手を触れてしまう。 その日を境に、彼らにおかしな現象が起こり始めた。まるで、不気味な怪物に変身していくような...。 |
トビー・ロルネス 全4巻
ティモテ・ド・フォンベル/作 フランソワ・プラス/画 伏見操/訳 岩崎書店 〈93〉 |
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トビーは、大きな木の世界で、自然と共存し幸せに暮らしていました。しかし発明家の父がつくった"あるもの"がきっかけで、両親は投獄され、トビーは木の支配者と、何千人もの狩人から追われる身となってしまいました。 トビーは支配者から両親と木の世界を守るために戦います。 |
氷石(こおりいし)
久保田香里/作 飯野和好/画 くもん出版 〈913〉 |
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天平九年夏、都をおそった疫病(えやみ)で、母を亡くした少年千広は、遣唐使として唐に渡ったきり帰ってこない父を恨みながら、何事にも投げやりな生活を送っていた。ある日、市でけんかをし、大怪我をした千広は、施薬院(せやくいん)で手当てを受ける。そこで働く人々や、市で出会った少女宿奈(すくな)とのかかわりを通して、千広は次第に生きる意味を見出していく。 |
秘密の島のニム
ウェンディー・オルー/著 田中亜希子/訳 あすなろ書房 〈93〉 |
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ニムは広い海の真ん中にある美しい島に、お父さんのジャックとふたりでくらしていました。あるとき、ジャックが仕事のために3日間、海に出ることになり、ニムはひとりでるす番をすることになりました。そんな中、ニムはジャックあてにメールを送ってきた作家のアレックス・ローバーと親しくなります。 |
フェリックスとお金の秘密
ニコラウス・ピーパー/作 天沼春樹/訳 徳間書店 〈94〉 |
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「金持ちになってやる!」ある日、フェリックスは決心した。まずは芝刈りのアルバイトから。でも、これでは時間がかかりすぎる。もっとかせぐためには、どうすればいい? 経済を知れば知るほどもうけは大きくなる。でも、フェリックスのもうけには謎と冒険がくっついてきた!? |
チェラブ 英国情報局秘密組織 Mission1 スカウト
ロバート・マカモア/作 大澤晶/訳 ほるぷ出版 〈93〉 |
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英国情報局の裏組織「チェラブ」は、大人では果たせないようなミッションをこなす、子どものスパイ機関。10~17歳までの、身寄りの無い子どもたちがスカウトされ、厳しい訓練を経て養成される。 第1巻でテロ組織、第2巻で麻薬密輸組織、第3巻で武器密輸商人それぞれの極秘情報を探るべく、活動する。 |
ぼくんち戦争
村上しいこ/作 たごもりのりこ/絵 ポプラ社 〈913〉 |
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ぼくの家族は、最近なんだかぎくしゃくしてきた。おかあちゃんはいつもかいじゅうのようにおこっているし、私立の中学を目指すおねえちゃんは、せいかくがややこしくなってきた。その上、おじいちゃんとおばあちゃんが、家を出て別に暮らしたいと宣言。このままでは、家族が大ばくはつする!? |
漂泊の王の伝説
ラウラ・ガジェゴ・ガルシア/作 松下直弘/訳 偕成社 〈963〉 |
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砂漠の王国の王子ワリードは詩のコンクールでやぶれた腹いせに、優勝した貧しい絨毯織りに、人類の歴史をすべて織りこんだ絨毯を作れと命じた。そして、絨毯織りはそれを完成させ息絶えた。罪と後悔の念にさいなまれたワリードは、盗まれた絨緞を取りかえすために王宮も王国も捨て、「漂泊の王(マリク)」と名乗り砂漠を放浪する。 |
タイムトラベラー 1
リンダ・バックリー・アーチャー/著 小原亜美/訳 ソフトバンククリエイティブ 〈93〉 |
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イギリスの研究機関が開発した、<反重力マシン>によって、18世紀に迷いこんだピーターとケイト。辻強盗や追いはぎに襲われたり、貴族の生活を体験したりしながらも周りの人に助けられ、やっと現代へ帰還できると思ったら、最後の最後にとんでもないことが...。2では、ケイトがふたたび、ピーターのお父さんと過去のイギリスに渡ります。 |
宇宙においでよ!
野口聡一/著 林公代/文 植田知成/イラスト 講談社 〈53〉 |
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「まるで地球という大海原を航海する船のマストの上に、自分が立っているようだった」宇宙にいくまでの体験、宇宙での仕事や生活のこと、船外活動のようす、宇宙飛行士とはどんな仕事なのか。宇宙で考えた宇宙や地球のことを現役宇宙飛行士が語る宇宙体験記。 |
命をつなげ!ドクターヘリ 日本医科大学千葉北総病院より
岩貞るみこ/作 講談社 〈49〉 |
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プルルルルルルッ!ホットラインが鳴った3分後、ドクターと看護士をのせたヘリコプターはもう空の上にいた。現場では救急隊が応急処置を施し、消防隊がヘリ着陸の安全を確保する。すべてはひとつの命を救うため。救命救急の最前線を描くノンストップ・ノンフィクション。 |
北島康介夢、はじまる
折山淑美/著 学習研究社 〈7852〉 |
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9歳でオリンピックを夢見て、小5で初の全国優勝。だが、中学・高校時代、記録的には康介より速い選手がいた。数々の故障やアクシデントに見舞われ、いくつもの敗北を味わった。その中で、北島康介は、アテネ・北京と連覇を達成した。 なぜ本番で強いのか?水泳を始めた5歳からの足跡をたどる。 |
目で見る化学 111種の元素をさぐる
ロバート・ウィンストン/著 相良倫子/訳 さ・え・ら書房 〈43〉 |
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この世のすべての物質は元素でできている。元素はもっとも小さく基本的な要素で、多くの物質は数種類の元素でできている。人間は25種類ほどの元素でできている。元素発見の歴史が始まったのは古代ギリシャ時代。多くの科学者たちによってすべての元素の性質が解明された。一つ一つの元素を見るとおもしろい。 |
子ども~大人♪
動物園〈真〉定番シリーズ
エレファント・トーク/監修 さとうあきら/写真 CCRE 〈48〉 |
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このシリーズの本には、日本の動物園にすんでいて、みんなが実際に会うことのできる動物が登場します。1冊まるごと1つの動物を取りあげているので、情報がたっぷりのっていて、連続写真が動物たちの愛らしい様子を伝えます。動物園に行きたくなる本です。 【1】パンダ、【2】コアラ以下続刊。 |