図書館案内

自動車図書館

自動車図書館について

現在、自動車図書館は2台で、中央図書館、各区の分館とともに図書館システムの一環を担っています。建物館から離れた地域への個人貸出サービスと、図書館へ来館できない社会福祉施設や病院などへの団体貸出サービスを行っています。原則として各区の図書館から1.5km以遠を対象に1学区に1ヶ所の駐車場を設置し、巡回周期は1ヶ月半に1回を目標としています。

自動車図書館では、おひとり本や雑誌を8冊、CDなどの視聴覚資料を3点、紙芝居を4組、次の巡回日まで借りることができます。貸出・返却はどの駐車場、どの図書館でもできます。
お読みになりたい本を予約して取り寄せることも可能です。 自動車図書館では、おひとり本や雑誌を8冊、視聴覚資料を3点、紙芝居を4組までご予約いただけます。「予約・リクエストカード」に書いてお申し込みください。電話やインターネットでも予約を受け付けています。(ただし、インターネットからの受付は本6冊、視聴覚資料を3点、紙芝居3組までです。)

本を借りるには、名古屋市図書館が発行した「名古屋市立図書館共通貸出券」が必要です。貸出券は自動車図書館の全ての駐車場と名古屋市図書館21館と共通でご利用いただけます。貸出券の発行をご希望の方は、運転免許証、健康保険証、学生証など住所の確認ができるものをお持ちの上、ご利用になる駐車場にてお申し込みください。詳しくは「利用案内-図書の貸出 本を借りるには」をご覧ください。

自動車図書館の利用風景

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自動車図書館ガイドマップ

自動車図書館ガイドマップ 千種区 東区 北区 西区 中村区 中区 昭和区 瑞穂区 熱田区 中川区 港区 南区 守山区 緑区 名東区 天白区

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自動車図書館巡回日程

暴風・大雨・洪水警報などが午前の巡回場所については午前9時、 午後の巡回場所については午後1時の時点で発令されている場合は、中止となる場合があります。
くわしくは、自動車図書館連絡先:052-821-3364 までお問い合わせください。

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本を届けて60年~名古屋市自動車図書館~

【巡回文庫のはじまり】

「図書館から遠い場所にいる人たちにも本を届けたい!」
名古屋市図書館は、開館以来、その思いを持ち続けていました。

大正12(1923)年に開館した市立名古屋図書館は、大正15(1926)年に「青年巡回文庫」を開設しました。これが「本を届けるサービス」の始まりです。小学校・青年会・青年訓練所などの59か所に、書函(本の入った函)を届け、1か月間貸出をしました。
昭和4(1929)年からは、教師向けの「教員文庫」も開始しています。
戦時中の昭和13(1938)年には、赤十字の自動車を使った「軍人慰安文庫」が、市内の陸軍病院へ本を運びました。翌年に勤労者向けの「店員修養文庫」(のちに「産業報国文庫」と改称)も開設しました。

軍人慰安文庫(『鶴舞中央図書館60年譜』より)の大きな画像へ

(『鶴舞中央図書館60年譜』より)

財団法人名古屋公衆図書館(矢田績氏により大正14(1925)年設立)は、昭和14(1939)年に「家庭訪問文庫」を開始しました。同年名古屋市に寄贈され「市立名古屋公衆図書館」となり、この後名古屋市図書館の巡回文庫の中心的役割を担います。
昭和17(1942)年には隣組を対象とした「常会文庫」を開設し、団体へ貸出を行いました。「常会文庫」は、戦後の昭和23(1948)年に「貸出文庫」と名前を変え、隣組、職場、婦人会、青年会などへ本を届けました。これは、図書館が15冊、利用者が10冊を選び、木箱に入れて1か月貸出するものでした。
市立名古屋公衆図書館は、名古屋市立公衆図書館、名古屋市栄図書館と名前を変えますが、巡回文庫サービスは絶えることなく続けられました。

【自動車で届けます!】

昭和31(1956)年、今から60年前に栄図書館を基地として、最初の自動車「巡回文庫1号車」が運行を開始しました。
自動車で本を届けるサービスの始まりです。
従来の「貸出文庫」を引継ぎ、地域や職場などのグループへ貸出を行いました。

また、この夏には、学校などの木陰で子ども向きの行事を行いました。(「緑陰移動図書館」)

「巡回文庫1号車」の大きな画像へ

昭和33(1958)年には巡回文庫2号が運行を開始しました。
昭和35(1960)年に、名古屋市児童福祉事業団より寄贈を受けた子ども専用巡回文庫自動車「わかば号」が開設されました。前年の伊勢湾台風で被災した学校を「わかば子ども巡回文庫」として巡回し、その後はこども巡回文庫専用車として活躍しました。

「わかば号」の大きな画像へ

昭和37(1962)年には、前名古屋市長・小林橘川氏のご遺族から自動車図書館の寄贈を受けました。

「橘川号」の大きな画像へ

この自動車は「橘川号」と呼ばれ、活躍しました。
ここに、名古屋市巡回文庫の4台体制が確立することとなります。
その後、巡回文庫は昭和40(1965)年11月1日に開館した西図書館に引き継がれます。

「巡回文庫の4台体制が確立」の大きな画像へ

左から「橘川号」「わかば号」「巡回文庫2号」「巡回文庫1号」

※写真は西図書館提供

【名古屋市全域サービスへ】

昭和48(1973)年には巡回文庫南基地(現在の南図書館)を設置し、名古屋市南部の巡回に当たりました。

「南基地」の大きな画像へ

南基地(南図書館提供)

昭和53(1978)年名東図書館(昭和51(1976)年開館)に名東巡回文庫が運行を開始しました。
市民の公募によって「あおぞら号」と名付けられました。従来の団体貸出ではなく個人へ貸出を行いました。

「名東巡回文庫・あおぞら号」の大きな画像へ

(『名東図書館10年のあゆみ』より)

昭和54(1979)年に中川図書館巡回文庫を設置し「わかくさ号」が巡回を開始しました。

「わかくさ号貸出風景(『鶴舞中央図書館60年譜』)より」の大きな画像へ

わかくさ号貸出風景(『鶴舞中央図書館60年譜』)より

昭和58(1983)年、南図書館に南巡回文庫を設置し、西巡回文庫の2台を移管しました。
ここにおきまして、名古屋市巡回文庫は4基地6台体制となり、名古屋市全域のサービス網ができました。

【巡回文庫から自動車図書館へ】

昭和60(1985)年に名称を自動車図書館に変更しました。巡回地域を再編成するとともに、全ての自動車図書館が、団体貸出ではなく個人貸出となりました。

昭和63(1988)年、西自動車図書館が「なごや1号」を購入しました。
東山動物園のコアラのイラスト入りの自動車となりました。「コアラ号」と呼ばれ、親しまれました。

「コアラ号として親しまれたなごや1号」の大きな画像へ

平成2(1990)年には西自動車図書館が「なごや2号」を購入しました。「だれでも無料で利用できます」という表示と、五味太郎氏のイラストが印象的です。「ちびすけ号」とも呼ばれました。

  • 「なごや号2」の大きな画像へ

    (西図書館提供)

  • 「なごや号2」の大きな画像へ

    (西図書館提供)

平成4(1992)年、南図書館「みなみ1号」が購入されました。同じく、平成4年中川図書館「わかくさ号(二代目)」が発車しました。
平成5(1993)年には、名東図書館「あおぞら号(二代目)」、平成10(1998)年には、南図書館「みなみ2号」が巡回を開始しました。
前の「みなみ2号」はラオスへ贈られて、現地の読書活動に貢献しました。

「ラオスに贈られた「みなみ2号」」の大きな画像へ

ラオスに贈られた「みなみ2号」

【現在の自動車図書館】

5区の支所管内図書館の開館に伴う周辺地域の巡回駐車場の廃止などの理由により、平成14(2002)年には中川自動車図書館、平成16(2004)年には名東自動車図書館、 平成19(2007)年には西自動車図書館が廃止となりました。

平成24(2012)年に南自動車図書館の運営が鶴舞中央図書館に移管されたことを受け、名称を「自動車図書館」と変更し、2台の自動車で、地域駐車場111か所と施設7か所を巡回しています。
写真は、平成18(2006)年に購入された「みなみ号(3,500冊)」と「なごや号(2,800冊)」です。

  • 「現在の「なごや号」」の大きな画像へ

    現在の「なごや号」

  • 「現在の「みなみ号」」の大きな画像へ

    現在の「みなみ号」

自動車図書館の年表は下記PDFファイルからご覧いただけます。
「名古屋市の自動車図書館のあゆみ」<PDF形式 112KB>

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