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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2025年度版


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2025年度版

『全校生徒(ぜんこうせいと)ラジオ』

『全校生徒(ぜんこうせいと)ラジオ』表紙画像 有沢佳映/著 講談社 〈913〉
夏休み、全校生徒が4人しかいない中学校の女子で始めたポッドキャスト番組「全校生徒ラジオ」。不登校の中2の「オレ」はすっかりハマってしまい、番組の文字起こしに夢中。不登校経験者のなつみ、地味オタクな橘(たちばな)、クール系(けい)のれなどん、年下でもしっかりもののモモ...4人が繰り出すゆるくてクセになるトークの記録を、ポッドキャストを聴くように読んでみて。

『5分で本を語れ』

『5分で本を語れ』表紙画像 赤羽じゅんこ/作 浮雲宇一/絵  偕成社 〈913〉
だれよりも本好(ほんず)きな童夢(どうむ)は、銀河(ぎんが)中学の読書部員。でも校内ビブリオバトルで、本を読まない放送部のさくやに負けてしまう。おちこむ童夢だが、さくやに挑発(ちょうはつ)され、一からビブリオバトルとむきあう決心をする。仲間からトークの組立て方や話し方の特訓(とっくん)を受け、成功もつまずきも経験して、いざ「綺羅星(きらぼし)ビブリオバトル」決勝戦(けっしょうせん)へ!

『ホワイトバード』

『ホワイトバード』表紙画像 R.J.パラシオ/原作 エリカ・S.パール/ノベライズ 中井はるの/訳 
ほるぷ出版 〈93〉
アメリカに住むジュリアンは、顔の奇形(きけい)がある子をいじめたことが原因で転校したばかり。ある日、作文を書くためにフランスにいるおばあちゃんに電話して、戦争の話を聞く。ユダヤ人のおばあちゃんを命がけで迫害から救った恩人(おんじん)は、両脚が不自由でトゥルトー(フランス語で「カニ」の意味)と呼ばれ、みんなから嫌(きら)われていた少年。彼の名前もジュリアンだった。

『じかんをまもれなかったクマのはなし』

『じかんをまもれなかったクマのはなし』表紙画像 ジャン=リュック・フロマンタル/ぶん ジョエル・ジョリヴェ/え 
しみずれいな/やく 河出書房新社 〈え〉
とけいがよめないクマは、いろいろしっぱいばかり。そこでかぞくは、クマにとけいのよみかたのとっくんをすることにしました。がんばってべんきょうするうちに、とけいのしくみをかんぺきにおぼえたクマはぜっこうちょう。スケジュールちょうがぎっしりうまるくらいにだいかつやくしますが、ある日(ひ)...。

『死の森の犬たち』

『死の森の犬たち』表紙画像 アンソニー・マゴーワン/作 尾﨑愛子/訳 岩波書店 〈93〉
1986年、チェルノブイリ原発事故。周辺は放射性物質に汚染され、住民は強制避難(ひなん)、ペットや家畜は軍に射殺された。幼いナターシャも、もらったばかりの子犬と引き離され、遠くの町へ移っていった。それから十数年。かつての汚染区域には原生林(げんせいりん)が広がり、過酷(かこく)な自然の中に残された犬たちがたくましく生きていた。ミーシャたち3匹の犬もそこにいた...。

『ルール!』

『ルール!』表紙画像 工藤純子/著 講談社 〈913〉
あたしたちの中学校には、納得(なっとく)できない校則(こうそく)がたくさんある。「髪型(かみがた)・服装(ふくそう) は"中学生(ちゅうがくせい)らしい"もの限定」とか、「スマホは登下校中も禁止(きんし)」とか。そんな校則を変えるために、あたしたち文芸部は立ち上がった!生徒、先生、保護者(ほごしゃ)の集まる中学生の主張(しゅちょう)コンクールで校則への違和感(いわかん)を発表し、全校でアンケートもとることに。校則のこと、みんなはどう思ってる?

『マナティーがいた夏』

『マナティーがいた夏』表紙画像 エヴァン・グリフィス/作 多賀谷正子/訳 ほるぷ出版 〈93〉
フロリダに住むピーターは、夏休みの間に、親友のトミーと「生き物発見ノート」を100まで完成させ、おじいちゃんのお世話もちゃんとするはずだった。でも、運河(うんが)で見つけた発見番号95のマナティーは大ケガをするし、おじいちゃんの認知症(にんちしょう)はひどくなる。おまけに、トミーまで引(ひ)っ越(こ)すという。すべてが思い通りにいかない中、ピーターはある決心をする。

『きみの人生(じんせい)はきみのもの』

『きみの人生(じんせい)はきみのもの』表紙画像 谷口真由美/著 荻上チキ/著 NHK出版 〈36〉
誰(だれ)にも話(はな)せないこまったことや悩(なや)みごとがあるとき、決(けっ)してその状況(じょうきょう)に慣(な)れてしまったり、あきらめたりしないでください。皆(みな)さんには心(こころ)と体(からだ)を守(まも)る権利や、自由(じゆう)に意見(いけん)を言(い)う権利、お金(かね)をもらう権利もあります。その権利をどう生(い)かしていけばよいのでしょう?問題(もんだい)の解決(かいけつ)に向(む)けて、声(こえ)をあげる勇気(ゆうき)と具体的(ぐたいてき)なヒントをもらえる本(ほん)です。

『車いすでジャンプ!』

『車いすでジャンプ!』表紙画像 モニカ・ロー/作 中井はるの/訳 小学館 〈93〉
車いすを使っているエミーの夢は、車いすモトクロスの選手になること。家ではパパ手作りのジャンプ台で練習し、高性能の競技用車いすを買うための貯金もしている。でも、学校のスロープで転倒してから、まわりの大人たちが"安全のために"エミーの望まない介助(かいじょ)をしはじめた。できることは自分でしたいエミーは、みんなをあっと驚かせることを計画する。

『みんなで描こう!黒板アート』

『みんなで描こう!黒板アート』表紙画像 すずきらな/著 子供の科学編集部/編 誠文堂新光社 〈72〉
黒板アートは特別(とくべつ)な道具(どうぐ)がなくても、黒板とチョークがあれば誰(だれ)でも描けます。この本(ほん)では、チョークや黒板消(け)しの使(つか)い方(かた)などの基本(きほん)テクニックを写真(しゃしん)でわかりやすく教(おし)えてくれます。初級編(しょきゅうへん)から上級編(じょうきゅうへん)まで実例(じつれい)が豊富(ほうふ)で、上手(じょうず)に楽しく描くポイントものっています。学校(がっこう)のイベントなどで、まずはまねからはじめてみては?

『人生が変わるゲームのつくりかた』

『人生が変わるゲームのつくりかた』表紙画像 米光一成/著 筑摩書房 〈79〉
著者の米光(よねみつ)さんは、「ぷよぷよ」という人気ゲームの開発者。ゲームづくりの核(かく)は、「場を楽しくするルール」を生み出すこと。学校、家庭生活など身のまわりにあるルールも、ゲームのルールづくりを応用して、楽しさを生み出すものに変えることができれば、人生がもっと楽しくなるはず。ゲームについての参考図書、おすすめのボードゲームのリストもついています。

『6days遭難者(そうなんしゃ)たち』

『6days遭難者(そうなんしゃ)たち』表紙画像 安田夏菜/著  講談社 〈913〉
それぞれに事情を抱(かか)えた女子高生3人が、夏休みに計画した鎌月岳(かまつきだけ)への登山。ロープウエイや登山道が整備(せいび)された山で、日帰りの予定だった。登りは順調。しかし下山する道を変更したことで、遭難してしまう。電波がないため救助(きゅうじょ)は呼べず、水や食料もほとんどない。トラブルも次々と起こる。彼女たちは希望を捨てず生(い)き延(の)びて、山から日常に帰れるだろうか。「遭難を防(ふせ)ぐための五か条(じょう)」も掲載。

『スラムに水は流れない』

『スラムに水は流れない』表紙画像 ヴァルシャ・バジャージ/著 村上利佳/訳 あすなろ書房 〈93〉
ミンニは12歳(さい)。インドの都市ムンバイのスラムで家族と暮らしている。スラムでは水を手に入れるために長蛇(ちょうだ)の列をつくる。ある夜、ミンニの兄は、誰かが給水車を使って水を盗(ぬす)んでいる現場を見てしまった。兄は身を守るため農場で働くことになり、母さんも病気を治すため家を離れた。ミンニは母さんが雇(やと)われている家で代わりに働くが、学業もあきらめなかった。

『絵画(かいが)をみる、絵画をなおす保存修復(ほぞんしゅうふく)の世界』

『絵画(かいが)をみる、絵画をなおす保存修復(ほぞんしゅうふく)の世界』表紙画像 田口かおり/著 偕成社 〈72〉
著者の田口さんは、15歳(さい)の時、イタリアで本物の絵と建築(けんちく)に出会ったことがきっかけで、「保存修復家(か)」になりました。修復は、まずよく見て、表面だけでなく内部やその作品のたどってきた過去を知ることからはじめます。修復家のいちばん大切な仕事は、「作品をきれいにもとに戻すこと」ではないのです。

『ルビーの一歩』

『ルビーの一歩』表紙画像 ルビー・ブリッジズ/著 千葉茂樹/訳 あすなろ書房 〈31〉
いまから60年前、ルビーは白人だけが通う小学校にはじめて入学する、ただひとりの黒人の生徒に選ばれました。肌の色がちがうだけで、おどし、ものを投げつける人びとのなかを、ルビーは学校に通いました。未だに黒人への暴力(ぼうりょく)はくりかえされています。変化にむけて一歩を踏(ふ)みだすのはかんたんではありません。でも、6歳(さい)のルビーがその一歩の大切さを私たちに教えてくれます。

『ステイ!』

『ステイ!』表紙画像 青谷真未/著 早川書房 〈F〉
善治(よしはる)は幼い頃両親を亡くし、伯母夫婦に引き取られた。以来、気を遣って生きてきた。従兄の大我(たいが)が犬の訓練所に就職し家を出てしまったのも自分のせいではないか。これ以上大我の迷惑にならないよう、犬が怖いことをひた隠しにしてきた。ところが、訓練所にいる元警察犬を伯母の家で預かり、善治が世話することになってしまう。

『地下鉄で隣に黒人が座ったら』

『地下鉄で隣に黒人が座ったら』表紙画像 イェロン/著 村中千廣/訳 かもがわ出版 〈3618〉
イェロンは韓国のウェブ漫画作家。ガーナ人のボーイフレンド、マーニとの実体験を綴る。一緒に歩く時、ヘアサロンや宝石店での出来事...。どうしてみんなジロジロ見るの?どうして決めつけるの?どうしてひどい言葉をぶつけるの?マイノリティの人々を知らない間に傷つけていないかどうか、考えさせられる1冊。英文併記。

『世界でいちばん透きとおった物語』

『世界でいちばん透きとおった物語』表紙画像 杉井光/著 新潮社 〈F〉
作家の宮内彰吾(みやうちしょうご)が病死した1ヶ月後、僕はその息子から、宮内の遺作『世界でいちばん透きとおった物語』の原稿の行方を尋ねられる。宮内と不倫関係にあった女性との間に生まれた僕は、父に会ったことがなかったが、生前、父と関わりを持っていた人々を訪ね、失われた原稿を探し始める。
タイトルに秘められた謎が明かされた時の衝撃を、ぜひ味わって。

『竜の医師団 1』

『竜の医師団 1』表紙画像 庵野ゆき/著 東京創元社 〈F〉
人ならざるヤポネ人として虐げられてきたリョウ。憲兵から逃れ〈竜の巣(ゲネズド・ドラコーナ)〉に向かう途中、名門オパロフ家の坊ちゃん・レオニートと出会う。「対峙(たいじ)せよ、されば開かれん」。レオニートとともに竜の医師団へ入団したリョウは、この国唯一の竜ディドウスや医師団と過ごす日々のなかで、ヤポネやオパロフの歴史を知っていく。異世界青春医療ファンタジー。

『ゴキブリ・マイウェイ』

『ゴキブリ・マイウェイ』表紙画像 大崎遥花/著 山と溪谷社 〈486〉
オスとメスが互いの翅(はね)を食い合うという謎の生態を持つクチキゴキブリ。これを「面白い!」と思ったことから、研究者としての道を進むことになった著者。研究対象であるクチキゴキブリの採集や飼育に体当たりで挑みます。
研究ってそもそも何のためにするの?学会って何?など、研究の現場についての疑問にも答えています。

『チョコレートを食べたことがないカカオ農園の子どもにきみはチョコレートをあげるか?』

『1002310097801』表紙画像 木下理仁/著 旬報社 〈3338〉
あなたはこのタイトルの質問に対して、どのような回答をするだろうか。自分とは異なる文化、境遇で生きている人たちのことを「自分ごと」として捉えるのは、とても難しい。正解はないのかもしれないけれど、これからの国際社会を生きる人たちに、想像力を働かせながら読んでほしい。

『午後のチャイムが鳴るまでは』

『午後のチャイムが鳴るまでは』表紙画像 阿津川辰海/著 実業之日本社 〈F〉
俺とアキラは昼休みにこっそり学校を抜け出して、ラーメンを食べに行った。練りに練った計画は完璧で、誰にもばれないはずだったのに、なぜか見抜いた生徒がいた。いったいどうして!?一見くだらないことにも全力投球する、高校生たちの愉快な連作ミステリー。昼休みの65分の間に、次々と謎が解き明かされる。

『わたしのeyePhone』

『わたしのeyePhone』表紙画像 三宮麻由子/著 早川書房 〈9146〉
4歳の頃、目の手術を受け、光とさよならした著者のエッセイ。画面読み上げ機能付きの携帯電話「らくらくホン」のボタンが壊れかけてきたことから、「スマホ」デビュー。スキャンした文字を読み上げてくれるスマホは、便利どころか生活の根幹を大きく改善してくれる素晴らしい革命だった。まさにスマホは著者の「目」なのだ。

『根っからの悪人っているの?』

『根っからの悪人っているの?』表紙画像 坂上香/著 創元社 〈368〉
犯罪の加害者と被害者をゲストに迎えた対話のリアルな記録です。彼ら当事者と輪になって語りあうのは、映画監督の著者と10代の4人。それぞれが、生い立ちや経験、今感じていることを自分のことばで話します。対話を通じて「人と人とはわかりあうことができるのか?」「悪人とは?」を考えます。

『苺飴(いちごあめ)には毒がある』

『苺飴(いちごあめ)には毒がある』表紙画像 砂村かいり/著 ポプラ社 〈F〉
寿美子(すみこ)の近くには、いつも幼なじみのれいちゃんがいた。高校生になった今もほっそりとして可憐で、人形みたいなれいちゃん。でも、れいちゃんはいつも誰かの悪口を言い、寿美子を見下していた。複雑な過去を持つれいちゃんは寿美子の「毒友」だったのだ。なんとなく離れられないでいたが、少しずつ関係性が変わってきて...。

『全米が納得!リアルにもほどがある アメリカグルメ作ってみたぁ~!』

『全米が納得!リアルにもほどがある アメリカグルメ作ってみたぁ~!』表紙画像 Kevin's English Room/著 主婦の友社 〈596〉
アメリカ生まれのバイリンガル「ケビン」、企画担当者IQ140の「かけ」、英語とフランス語が話せる「やま」の3人組YouTuber「Kevin's English Room」が、ピザやハンバーガーはもちろん日本では知られていない超ど定番なアメリカグルメを作ってみた。「これぞ本場」のレシピ本!

『フレーフレー!就活高校生』

『フレーフレー!就活高校生』表紙画像 中島隆/著 岩波書店 〈3662〉
高校卒業後、就職する人は今や少数派。その就職活動のルールは厳しく、「1人1社制」つまり、1人1社しか応募できない自治体が数多くあります。 本書では、高校生の就活の仕組みだけでなく、若い力に期待している企業の熱い思いや、就活経験者の声なども紹介。就活するあなたを応援してくれます。フレーフレー!

『死んだ山田と教室』

『死んだ山田と教室』表紙画像 金子玲介/著 講談社 〈F〉
穂木(ほぎ)高校2年E組の人気者山田が、夏休みに死んだ。その3日後、席替えの最中に教室の四角いスピーカーから、突然山田の声が聞こえてきた。どうやら山田は死んで声だけ生き返ったらしい。そこから山田と2Eの友達のおかしくて楽しい学校生活が始まる。男子校あるある話、生き生きとした盛り上がりに笑う。

『アフガンの息子たち』

『アフガンの息子たち』表紙画像 エーリン・ペーション/著 ヘレンハルメ美穂/訳 小学館 〈949〉
レベッカは、保護者のいない難民児童が暮らす収容施設で働いている。そこへ新しく14歳の少年がやってきた。レベッカの担当区画ではアフガニスタン出身の男の子3人が生活することになる。ここではトラウマを抱えながらも、保護を受けて静かに暮らしていける。しかし成人である18歳を迎えたほかの2人には過酷な運命が待っていた。

『13歳からの地政学』

『13歳からの地政学』表紙画像 田中孝幸/著 東洋経済新報社 〈3129〉
高校生と中学生の兄妹が、カイゾクと呼ばれるアンティークショップの店主から「7日間、世界がどのように動いているのか一緒に考えてみよう」と誘われます。「地形で決まる運不運」「大きな国の苦しい事情」など3人のおもしろい会話から、世界の政治・経済の事情を理解できます。