としょかんでつくったほんのリスト

こんなほんあんなほん(小学生向き) 2021年度版

2021年度版

2020年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

〈 〉内は分類をあらわします。

1~2年生向き

ぼくのカメはどこ?

『ぼくのカメはどこ?』表紙画像

バーバラ・ボットナー/文
ブルーク・ボイントン・ヒューズ/絵
川野太郎/訳
岩崎書店
〈エ〉

アーチャーはかたづけがにがて。へやはすぐにちらかすし、よくものをなくす。きょうは、カメのケビンがいない。じぶんのへやも、にわも、リビングもさがしたのに、みつからない。どうしよう?(じつはケビンは、ページのどこかにかくれています。さがしてみてね)

トラといっしょに

『トラといっしょに』表紙画像

ダイアン・ホフマイアー/文
ジェシー・ホジスン/絵
さくまゆみこ/訳
徳間書店
〈エ〉

トムは、びじゅつかんでトラのえをみました。うちにかえると、かみにおおきなトラのえをかきました。 そのよる、くらやみからトラがあらわれて、トムをさんぽにさそいました。こわがりのトムに、トラはこわくないといいきかせます。そしてトムをせなかにのせて、あるきだしました。

わっはは ぼくのなつやすみ

『わっはは ぼくのなつやすみ』表紙画像

おのりえん/作
タダサトシ/絵
こぐま社
〈エ〉

おじいちゃんちに、はじめてひとりでとまったなつやすみ。むしはかせのおじいちゃんといっしょに、ねころがったままトンボをつかまえたり、まっくらやみのよるに、むしがたくさんいる木をみにいったりしたよ。オオムラサキのさなぎのうかもみたんだ。ぼくはいっぱいむしをとって、いっぱい、えにかいた。

おまつりをたのしんだおつきさま

『おまつりをたのしんだおつきさま』表紙画像

マシュー・ゴラブ/文
レオビヒルド・マルティネス/絵
さくまゆみこ/訳
のら書店
〈エ〉

むかし、ひるまのそらにはおひさまが、よるのそらにはおつきさまが、べつべつにすんでいました。あるひ、おつきさまがひるまにめをさますと、したではひとびとがにぎやかにおまつりをたのしんでいました。うらやましくなったおつきさまは、よるにもおまつりをしようとかんがえます。

まげすけさんとしゃべるどうぐ

『まげすけさんとしゃべるどうぐ』表紙画像

太田大輔/作・絵
福音館書店
〈エ〉

まげすけさんは、いつもげたやしゃもじなど、どうぐたちにやさしくはなしかけて、かわいがっていました。すると、あるひ、どうぐたちがしゃべりはじめました。しゃべるどうぐをみたまちのひとはびっくりぎょうてんのおおわらい! ところが、どうぐのうわさをききつけたわるいやつらがやってきて...。

イワシ大王のゆめ

『イワシ大王のゆめ』表紙画像

チョンミジン/再話
イジョンギュン/絵
おおたけきよみ/訳
光村教育図書
〈エ〉

東の海のイワシ大王が、ゆめをみました。体が天たかくとびあがるけれど、すぐにぽとんとおち、雪がふってきたとおもったら、おひさまがてりつけて、あつくなったりさむくなったりするゆめでした。大王はふしぎにおもって、ゆめのいみをうらなってもらうことにしました。さかなたちのすがたのゆらいをつたえるおはなしです。

ゾウとともだちになったきっちゃん

『ゾウとともだちになったきっちゃん』表紙画像

入江尚子/文
あべ弘士/絵
福音館書店
〈エ〉

きっちゃんはどうぶつえんでゾウを見て、大きさにおどろきました。そしてもっとゾウのことを知りたくなって、日よう日になるたびに会いにいきました。話しかけてかんさつしているうちに、ゾウはなまえを呼(よ)ぶときっちゃんを見るようになりました。声とかおと、においで、きっちゃんのことをおぼえてくれたようです。

そのときがくるくる

『そのときがくるくる』表紙画像

すずきみえ/作
くすはら順子/絵
文研出版
〈913〉

どうしても食べられないものって、あるよね。ぼくは、なすがだめなんだ。にがいし、ぐじゅぐじゅしてるし、小さいときからきらいだ。おじいちゃんは、いまはきらいでも、いつかおいしく食べられる、そのときがきっとくるっていうけど、ほんとかなあ。ぼくは、そのときはずっとこないとおもうけど...。

はりねずみともぐらのふうせんりょこう アリソン・アトリーのおはなし集

『はりねずみともぐらのふうせんりょこう』表紙画像

アリソン・アトリー/作
上條由美子/訳
東郷なりさ/絵
福音館書店
〈93〉

はりねずみともぐらがあるいていると、ふうせんをもったままねている女の人がいました。2ひきはそっと金貨をおいて、ふうせんを2こもらいました。すると、2ひきは風にふきあげられて、空を旅することになります。(「はりねずみともぐらのふうせんりょこう」より) みじかいお話が3話のっています。

雨の日は、いっしょに

『雨の日は、いっしょに』表紙画像

大久保雨咲/作
殿内真帆/絵
佼成出版社
〈913〉

雨の日、学校のかさたては大こんざつ。ハルくんのかさは、ほかのかさと話をして、ちがう人のかさになってみたいなと思いました。放課後、大いそぎのハルくんが、かさをひらいたままころんでしまいました。ちがう景色が見られるチャンスだとおもったかさは、わくわくしながら、風にのって空へまいあがりました。

うりぼうウリタ もりのがっこう

『うりぼうウリタ』表紙画像

おくやまゆか/作
偕成社
〈913〉

いのししの子、うりぼうのウリタは、もりのがっこうにかようことになりました。あたらしいともだちがたくさんできて、しらなかったあそびもたくさんおぼえて、ウリタはがっこうにいくのがたのしくてしかたありません。ウリタのゆかいでたのしいおはなしが4話のっています。

デイビッド・マックチーバーと29ひきの犬

『デイビッド・マックチーバーと29ひきの犬』表紙画像

マーガレット・ホルト/ぶん
ウォルター・ロレイン/え
小宮由/やく
大日本図書
〈93〉

ひっこしてきたばかりのデイビッドは、かいもののかえりに、おにくをおとしてしまいます。デイビッドがおにくをひろうと、犬がおいかけてきました。そのうち、子どもやおとなにブラスバンドまであとからついてきて、パレードのようになってしまいました。でもそのおかげで、デイビッドにはうれしいことがあったのです。

あたまをつかった小さなおばあさんがんばる

『あたまをつかった小さなおばあさんがんばる』表紙画像

ホープ・ニューウェル/作
松岡享子/訳
降矢なな/絵
福音館書店
〈93〉

小さなおばあさんは、こまったとき、ぬれタオルをあたまにまき、ひとさしゆびをはなのよこにあて、目をとじてあたまをつかいます。すると、どうしたらいいかひらめくのです。 『あたまをつかった小さなおばあさん』『あたまをつかった小さなおばあさんのんびりする』もあります。

まいごのしにがみ

『まいごのしにがみ』表紙画像

いとうみく/作
田中映理/絵
理論社
〈913〉

ぼくはある日、くろいふくにメガネをかけた、やせっぽちのおじさんに道をたずねられた。おじさんは、自分のことをしにがみだというけれど、よわそうだし、なきむしだし、ぜんぜんしにがみっぽくない。話をきくと、おじさんのいきたいところは、ぼくのうちのちかくみたい。ということは、もしかして...?

3~4年生向き

ハンカチともだち

『ハンカチともだち』表紙画像

なかがわちひろ/作
アリス館
〈913〉

みたことのないハンカチをみつけて、がっこうにもっていったはるちゃん。もようのこびとがうごいたので、ハンカチが気になってしかたありません。つかわないようにがんばっていましたが、給食の時間に、牛乳(ぎゅうにゅう)やとんじるがとびちる大じけんが!スカートがよごれたともだちに「ハンカチかして」といわれてしまいます。

わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝(たから)ものになった話

『わたしたちのカメムシずかん』表紙画像

鈴木海花/文
はたこうしろう/絵
福音館書店
〈48〉

校長先生は、学校にたくさん出るカメムシにいろんな種類がいることに気がついて、学校のみんなでしらべることにしました。カメムシを見つけたら写真をとり、名前をしらべ、廊下(ろうか)の壁(かべ)にはりだすのです。1年かけてしらべ、「カメムシずかん」もつくりました。岩手県の小学校でほんとうにあったお話です。

くろりすくんとしまりすくん

『くろりすくんとしまりすくん』表紙画像

いとうひろし/作・絵
講談社
〈913〉

くろりすくんとしまりすくんがであったのは、はるのはじめ。いつもきのうえにいるくろりすくんと、じめんのうえですごすしまりすくんは、ちがうところがたくさんありました。けれど、いっしょにあそんではなしをするうちに、とてもなかよくなります。やがて、しまりすくんがとうみんするきせつがやってきました。

ぼくのあいぼうはカモノハシ

『ぼくのあいぼうはカモノハシ』表紙画像

ミヒャエル・エングラー/作
はたさわゆうこ/訳
杉原知子/絵
福音館書店
〈94〉

ある日、ドイツに住むルフスは、人間のことばをしゃべるカモノハシにであう。動物園から逃(に)げだしてきたそのカモノハシは、ルフスに、ふるさとのオーストラリアにいっしょに行ってほしいという。ルフスのパパもオーストラリアに単身赴任(たんしんふにん)中。パパに会いたいルフスはカモノハシに協力することにした。

魔法(まほう)のたいこと金の針(はり)

『魔法のたいこと金の針』表紙画像

茂市久美子/作
こみねゆら/画
あかね書房
〈913〉

町のはずれに古くからある平井洋裁(ようさい)店。仕立て屋の平井さんがカタカタと足ぶみミシンをふんでいます。ある日、お店のまえにたいこのばちがおちていました。夜、とりにやってきたのは「こたろう」という鬼(おに)の子。つぎの日、こたろうは平井さんに「あなのあいたたいこをなおしてほしい」といって、家宝(かほう)の針をわたします。

そうだったのか!給食クイズ100 全3巻(かん)

『そうだったのか!給食クイズ100』表紙画像

松丸奨/監修
フレーベル館
〈37〉

みんなが毎日食べている給食。実は、地域(ちいき)によっても、時代によっても、献立(こんだて)がちがっているんです。「給食にはどれだけの人がかかわっているの?」「この献立はどんな効果(こうか)があるの?」など、まだまだ知らないことがたくさんあるはず。クイズにチャレンジしながら、給食のひみつを見ていきましょう。

つかう?やめる?かんがえようプラスチック

『つかう?やめる?かんがえようプラスチック』表紙画像

キムウンジュ/ぶん
田崎智宏/監修・解説
清水知佐子/訳
イジウォン/え
ほるぷ出版
〈51〉

プラスチックは、ペットボトルやおもちゃなど、いろいろなものにつかわれています。加工がかんたんで、かるくてじょうぶなプラスチックのおかげで、わたしたちの生活は、よりべんりで安全になりました。でも、つかいおわったプラスチックのせいで、海や川などがよごれているのです。

トラブル旅行社(トラベル) 砂漠(さばく)のフルーツ狩(が)りツアー

『トラブル旅行社』表紙画像

廣嶋玲子/文
コマツシンヤ/絵
金の星社
〈913〉

冷蔵庫(れいぞうこ)の中のめずらしいジュースをひとりで飲んでしまった大悟(だいご)。食いしんぼうの姉ちゃんが知ったら、どんなにおこるだろう。なんとかしなくてはと、あちこちの店をさがすが、同じものはない。フクロウにみちびかれ、トラブル旅行社にたどりついた大悟は、ジュースの材料を集めるため砂漠に行くことになる。

きみの声がききたくて

『きみの声がききたくて』表紙画像

オーウェン・コルファー/作
P.J.リンチ/絵
横山和江/訳
文研出版
〈93〉

パトリックが引き取ったとき、子犬のオズは、虐待(ぎゃくたい)されて声を出さなくなっていた。けんめいに世話をするとオズは元気になったが、こんどはパトリックが、両親が離婚(りこん)すると知って引きこもってしまう。そして、オズがいると、犬アレルギーの父親がもどってこないと考え、親友のオズを手ばなそうと決める。

5~6年生向き

となりのアブダラくん

『となりのアブダラくん』表紙画像

黒川裕子/作
宮尾和孝/絵
講談社
〈913〉

ぼくは、編(あ)み物が好きなことをかくしている。男のくせにって、笑われるのがこわいからだ。でも、パキスタンからの転校生、アブダラくんのサポートをやらされるせいで、ぼくまで笑われるようになってしまった。アブダラくんが「ふつう」じゃないせいだ!でも、なんで「ふつう」じゃないといけないんだろ?

おじいちゃんとの最後の旅

『おじいちゃんとの最後の旅』表紙画像

ウルフ・スタルク/作
キティ・クローザー/絵
菱木晃子/訳
徳間書店
〈94〉

おじいちゃんは入院してからますます面倒(めんどう)くさい人になって、きたない言葉ばかり使っている。パパはおじいちゃんに会いたがらないけど、ぼくは大好きだ。土曜日、ぼくとおじいちゃんは、病院を抜(ぬ)けだしておじいちゃんの家がある島へ行く計画を立てた。でも、おじいちゃんの心臓(しんぞう)はもうぼろぼろだったんだ。

朝顔のハガキ 夏休み、ぼくは「ハガキの人」に会いに行った

『朝顔のハガキ』表紙画像

山下みゆき/作
ゆの/絵
朝日学生新聞社
〈913〉

誠矢(せいや)の家に毎年届(とど)く、同じ文面で朝顔が描(か)かれたハガキ。ばあちゃんは読まずに破(やぶ)るほど送り主を嫌(きら)っているが、誰(だれ)なのか教えてくれない。小6の夏、いつもとちがう絵と文のハガキを見て、自分に向けて書かれていると思った誠矢は、一人で謎(なぞ)の「ハガキの人」に会いに行くことにする。

うちの弟、どうしたらいい?

『うちの弟、どうしたらいい?』表紙画像

エリナー・クライマー/作
小宮由/訳
岩波書店
〈93〉

ママが家を出たせいで、アニーは8歳(さい)の弟とおばあちゃんと暮(く)らしている。荒(あ)れて何かと問題を起こす弟を、おばあちゃんは怒鳴(どな)ったりたたいたり。「弟をたのむわね」というママの言葉を守って、アニーは弟の非行(ひこう)を止めようとするが、どうしたらいいかわからない。そんなとき、新しく弟の担任(たんにん)になったストーバー先生に出会う。?の絵をかいてくれた。

星空をつくるプラネタリウム・クリエーター 大平貴之(おおひらたかゆき)

『星空をつくるプラネタリウム・クリエーター』表紙画像

楠章子/作
文研出版
〈44〉

小学生の時に夜光塗料(とりょう)をぬった紙で星空をつくってから、プラネタリウムの製作(せいさく)に熱中するようになった大平さん。肉眼(にくがん)では見えない星まで映(うつ)して奥行(おくゆ)きを出したり、一人で運べる重さにするなど、それまでの常識(じょうしき)をぬりかえてきました。本物の星空をめざした開発の歴史(れきし)をたどります。

5000キロ逃(に)げてきたアーメット

『5000キロ逃げてきたアーメット』表紙画像

オンジャリ Q.ラウフ/作
久保陽子/訳
学研
〈93〉

アレクサのクラスの転校生、アーメットは、だれとも話しません。アレクサは友だちになろうとしますが、アーメットには、へんなうわさがたち、いじめまでおこります。実は、彼(かれ)は戦争でイギリスに逃(に)げてきた難民(なんみん)でした。アーメットの両親がまだ別の国にいて、入国できなくなるかもしれないと知ったアレクサは...。

魔女(まじょ)ラグになれた夏

『魔女ラグになれた夏』表紙画像

蓼内明子/著
PHP研究所
〈913〉

6年生の岬(みさき)は、それぞれシドニー・アテネ・北京(ぺきん)のオリンピックの年に生まれた3人姉妹の末っ子だ。岬は自己主張(じこしゅちょう)がにがてだが、岬に「あてねちゃん」と呼(よ)ばせる4歳(さい)上の富美(とみ)は、頼(たよ)りになる。幼稚園(ようちえん)のときも「魔女ラグ」のキーホルダーを取り返してくれたヒーローだ。でも、最近のあてねちゃんはあぶなっかしい感じがする。

桜(さくら)の木の見える場所

『桜の木の見える場所』表紙画像

パオラ・ペレッティ/作
関口英子/訳
小学館
〈97〉

マファルダの目は、病気でもうすぐ見えなくなる。日記帳には「大切だけどできなくなること」が増(ふ)えていく。大好きな桜の木も、昨日より近づかないと見えない。いつかあの木に登れなくなるなんてたえられない。そこで、マファルダが立てた計画は、まだ見えるうちに桜の木に登って、木の上で暮(く)らすというものだった。

琉球(りゅうきゅう)という国があった

『琉球という国があった』表紙画像

上里隆史/文
富山義則/写真
一ノ関圭/絵
福音館書店
〈21〉

今から140年ほど前まで、沖縄には王様がいて、今の沖縄県を代々治めていました。その国の名前を琉球王国といい、首里城(しゅりじょう)には王様が住んでいました。琉球王国は、アジアの国々と盛(さか)んに貿易(ぼうえき)を行い、独特(どくとく)の文化が生まれました。琉球の歴史(れきし)を、美しい写真とイラストでたどります。

アーニャは、きっと来る

『アーニャは、きっと来る』表紙画像

マイケル・モーパーゴ/作
佐藤見果夢/訳
評論社
〈93〉

第二次世界大戦中のフランス。戦争に行った父の代わりに、ヒツジの世話をしている12歳(さい)のジョーは、森で見知らぬ男と出会った。彼(かれ)は、ナチスに追われるユダヤ人の子どもを集めて、スペインへ逃(に)がす活動をしていた。ジョーは、秘密(ひみつ)を守ると約束するが、村もドイツ兵に見張(みは)られるようになり...。

お蚕(かいこ)さんから糸と綿(わた)と

『お蚕さんから糸と綿と』表紙画像

大西暢夫/著
アリス館
〈63〉

かつては日本中で育てられていたお蚕さん。西村さん一家は、今も1万頭以上の蚕を育てている。蚕が食べる桑(くわ)の葉を育て、繭(まゆ)になるまで世話をするのだ。繭から糸をとり出す糸とりや、繭を綿にする繭むきまでを写真で紹介(しょうかい)する。私(わたし)たちが身にまとう絹(きぬ)糸や真綿は、お蚕さんの命をいただいて、できている。

雷(かみなり)のあとに

『雷のあとに』表紙画像

中山聖子/作
岡本よしろう/絵
文研出版
〈913〉

お母さんはいつもお兄ちゃんのことばかりで、睦子(むつこ)に「真面目ないい子」でいるよう押(お)しつけてくる。親友も華(はな)やかな転校生とふたりで行動するようになって、睦子には家にも学校にも居場所(いばしょ)がない。亡(な)くなったおじさんの家ですごす放課後だけが落ち着く時間なのに、お母さんはたぶん、それをとてもいやがっている。

囚(とら)われのアマル

『囚われのアマル』表紙画像

アイシャ・サイード/作
相良倫子/訳
さ・え・ら書房
〈93〉

パキスタンに住む12歳(さい)の少女アマルは、将来(しょうらい)教師(きょうし)になるのが夢(ゆめ)。今は具合の悪いかあさんのかわりに、学校を休んで家事や妹の世話をしている。ある日アマルは、悪名高い大地主の息子に目をつけられてしまった。そして、とうさんの借金を返すために大地主の屋敷(やしき)で使用人として働くことになってしまう。

子ども~大人♪

75億人のひみつをさがせ!

『75億人のひみつをさがせ!』表紙画像

クリスティン・ローシフト/作
ひだにれいこ/訳
岩崎書店
〈エ〉

ひとり。男の子がしんぞうの音をかぞえている。ふたり。森でハイキングをしている。 ページをめくるたびにふえていく人たちの、ひとりひとりにそれぞれの物語があります。そのページにどんな人がいるかさがしたり、だれかひとりの物語をたどったり。よむほどになにかが見つかり、いろんな楽しみ方ができますよ。

どちらがおおい?かぞえるえほん

『どちらがおおい?かぞえるえほん』表紙画像

村山純子/著
小学館
〈エ〉

つるつるのいしと、ざらざらのいし、どちらのかずがおおいかな?おはじきは、いくつあるかな?もりあがったえをさわったり、りんかくをたどったりして、かずをかぞえてあそぼう。 ぶんは、てんじでもかいてあります。みえるひとも、みえないひとも、いっしょにたのしめるえほんです。

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