蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
「文芸復興」の系譜学 志賀直哉から太宰治へ
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著者名 |
平浩一/著
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出版者 |
笠間書院
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出版年月 |
2015.3 |
請求記号 |
91026/01002/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0236679593 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
91026/01002/ |
書名 |
「文芸復興」の系譜学 志賀直哉から太宰治へ |
著者名 |
平浩一/著
|
出版者 |
笠間書院
|
出版年月 |
2015.3 |
ページ数 |
377,9p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-305-70770-3 |
分類 |
910263
|
一般件名 |
日本文学-歴史-昭和時代
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書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
「文芸復興」とは近代や今日の社会を考えるうえでの、ひとつの重要な結節点である。戦後の文学の礎が築かれた、1935年を軸とする前後5年間に巻き起こった「文芸復興」を検証、近代日本の文学史自体を相対化し見直す。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p321〜329 |
タイトルコード |
1001510004248 |
要旨 |
戦後文学や現代文学の礎が築かれた、1935年を軸とする前後5年間に巻き起こった「文芸復興」を検証することから、近代日本の文学史自体を相対化し、見直していく。戦後文学・現代文学の読解の新たな可能性を導き出していく書。 |
目次 |
第1部 文学史の形成と「文芸復興」―平野謙の文学史観を中心とする戦後研究の検証(戦後批評と「文芸復興」―一九五〇年代 純文学論争への道程―一九六〇年代 「神話」化された「文芸復興」―一九七〇年代以降) 第2部 「純文学」外の要素と「文芸復興」―ジャーナリズム・大衆文学を中心に(企図された「文芸復興」―志賀直哉「萬暦赤絵」にみる既成作家の復活 「円本ブーム」後のジャーナリズム戦略―『綜合ヂヤーナリズム講座』を手がかりに 読者意識と「大衆文学」―純文学飢餓論争にみる「文芸復興」の底流 黙殺される「私小説」―直木三十五「私 眞木二十八の話」にみる文学ジャンルの問題) 第3部 「モダニズム文学」の命脈と「文芸復興」―「新興芸術派」の位置(「文芸復興」期における「新興芸術派」の系譜―龍胆寺雄から太宰治へ 「文芸復興」期における文学賞の没落と黎明―「『改造』懸賞創作」と「芥川龍之介賞」 「ナンセンス」をめぐる戦略―井伏鱒二「仕事部屋」の秘匿と「山椒魚」の作家の誕生 「私」をめぐる問題―牧野信一「蚊」にみる「文芸復興」の一源泉) 第4部 「文芸復興」からみる太宰治―新進作家の登場(「通俗小説」の太宰治―黒木舜平「断崖の錯覚」の秘匿について 生成する“読者”表象―太宰治「道化の華」の小説戦略 市場の芸術家の「復讐」―「道化の華」と消費社会) |
著者情報 |
平 浩一 1975年、兵庫県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC2→PD)などを経て、国士舘大学文学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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