蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
歴史がおわるまえに
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著者名 |
與那覇潤/著
|
出版者 |
亜紀書房
|
出版年月 |
2019.10 |
請求記号 |
210/00690/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
西 | 2132472123 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
210/00690/ |
書名 |
歴史がおわるまえに |
著者名 |
與那覇潤/著
|
出版者 |
亜紀書房
|
出版年月 |
2019.10 |
ページ数 |
387p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-7505-1610-3 |
分類 |
21004
|
一般件名 |
日本-歴史
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
往年の偉人ですら「キャラ」になり、国民が共有できる「物語」はすっかり消えたいま、私たちに「歴史」は必要なのだろうか? 気鋭の歴史学者による史論・時事論集。斎藤環、仲正昌樹らとの対談も収録。 |
タイトルコード |
1001910061204 |
要旨 |
歴史は「私たちの進路」を、もう照らさない。虚心に過去を省みれば、よりよい政治や外国との関係を築けるはず―そうした「幻想」はどのように壊れていったか。東京五輪や三島事件まで遡り、安倍長期政権やトランプ登場をもたらした「もう歴史に学ばない社会」の形成をたどる。 |
目次 |
1 日本史を語りなおす 史論(書き直される日本中世史―義経・後醍醐・信長の実像 呉座勇一+與那覇潤 儒学者たちの明治維新―ひっくり返った江戸の「スクールカースト」 河野有理+與那覇潤 すべては「崩壊」から始まった―日本人の「美と国民性」の源流 福嶋亮大+與那覇潤 歴史学に何が可能か―「中国化」と「江湖」の交点 東島誠+與那覇潤) 2 眼前の潮流をよむ 時評(二〇一二年は“政治”の年だった!?―書棚の民主主義論 仲正昌樹+與那覇潤 橋下徹 淋しき「戦後民主主義」の自画像 日本政治の「中国化」―揺らぐ議会制民主主義 解釈改憲と「戦後」の終わり―『美しい国へ』と『日本改造計画』 宇野常寛+與那覇潤 補助輪付きだった戦後民主主義―ヤンキーと国家 斎藤環+與那覇潤) 3 現代の原点をさがして 戦後再訪(一九六八年からの置手紙―篠原一『日本の政治風土』 交錯する南北朝史―網野善彦と山本七平 一九七〇年代試論―「遅れてきた戦中派」の登場 ふたつの「中国化論」―江藤淳と山本七平 戦中派の退場) 4 歴史がおわったあとに 現在(歴史学者廃業記―歴史喪失の時代 偶然性と代理―歴史の不在を生きる技法とは 歴史なき世界のはじまり―凡庸な独裁者たちの肖像) |
著者情報 |
與那覇 潤 1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 書き直される日本中世史
義経・後醍醐・信長の実像
19-42
-
呉座勇一/述 與那覇潤/述
-
2 儒学者たちの明治維新
ひっくり返った江戸の「スクールカースト」
43-68
-
河野有理/述 與那覇潤/述
-
3 すべては「崩壊」から始まった
日本人の「美と国民性」の源流
69-94
-
福嶋亮大/述 與那覇潤/述
-
4 歴史学に何が可能か
「中国化」と「江湖」の交点
95-147
-
東島誠/述 與那覇潤/述
-
5 二〇一二年は“政治”の年だった!?
書棚の民主主義論
151-167
-
仲正昌樹/述 與那覇潤/述
-
6 橋下徹淋しき「戦後民主主義」の自画像
168-179
-
-
7 日本政治の「中国化」
揺らぐ議会制民主主義
180-209
-
-
8 解釈改憲と「戦後」の終わり
『美しい国へ』と『日本改造計画』
210-233
-
宇野常寛/述 與那覇潤/述
-
9 補助輪付きだった戦後民主主義
ヤンキーと国家
234-270
-
斎藤環/述 與那覇潤/述
-
10 一九六八年からの置手紙
篠原一『日本の政治風土』
273-276
-
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11 交錯する南北朝史
網野善彦と山本七平
278-281
-
-
12 一九七〇年代試論
「遅れてきた戦中派」の登場
282-313
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13 ふたつの「中国化論」
江藤淳と山本七平
314-335
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14 戦中派の退場
336-337
-
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15 歴史学者廃業記
歴史喪失の時代
341-355
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16 偶然性と代理
歴史の不在を生きる技法とは
356-377
-
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17 歴史なき世界のはじまり
凡庸な独裁者たちの肖像
378-387
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