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資料情報
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No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 2011149180 | 旧版和書 | 2階書庫 | | 禁帯出 | 在庫 |
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要旨 |
「社会」との比較で、前近代的・非資本主義的・集団的・縁故的な人的ネットワークとされる「世間」。このネットワークは、日常生活に深く浸透している空気のような存在であるために、その実態の分析・解明は放置されてきた。しかし「世間の目」「世間体」という言葉に端的なように、われわれの生活・思想を規制するシステムとして、ときには差別的・暴力的に機能し、多くの弊害や軋轢を生みだしている。差別、経済構造、紛争解決の手段、日本語と美意識、日本の作家、対人恐怖、初誕生儀礼、異文化交流などの日常的・具体的な事例をキーワードに、その背後にある「世間」というシステムとわたしたちとの関係・構造を根底から捉え返す。 |
目次 |
第1章 世間と差別 第2章 「水」の構造―世間における紛争解決の手段 第3章 いま、なぜ世間なのか―戦後日本における経済社会構造の変容から 第4章 「中間的」共同幻想としての世間―わが国における対人恐怖の解明を通じて 第5章 法学における社会と世間のあいだ―法世間学序説 第6章 世間主義の思想―三重県下における初誕生儀礼をめぐって 第7章 ネパールの山村における社会、世間生活―NGOの経験をとおして 第8章 俳句とハイクと世間―西洋における俳句受容の一端から 第9章 わが国における作家と世間―日本における生活と思想の問題性 |
著者情報 |
阿部 謹也 1935年生まれ。共立女子大学学長。専攻は西洋中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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