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お知らせ

本の展示

鶴舞中央図書館 「蔦屋重三郎 ~人と書物と物語~」≪展示期間:3月22日(土)から6月19日(木)≫

2025年3月27日

展示期間:2025年3月22日(土曜日)から6月19日(木曜日)

「蔦重」こと蔦屋重三郎は稀有な商才をもった出版者であり、また同時に、曲亭馬琴や山東京伝、喜多川歌麿、東洲斎写楽など数多くの作家や絵師を世に送りだした名プロデューサーでもありました。
鶴舞中央図書館では2階ガラスケースにて、蔦屋重三郎と彼にゆかりのある人物たちの書物の展示を行います。
あわせて、鶴舞中央図書館所蔵の絵草子コレクションである水野文庫の一部も展示します。

江戸の世を芸術を通して大いに盛りあげた蔦重たち。彼らが紡いだ書物と物語をご覧ください。

※今回展示する資料は、現代には適さない表現が含まれている場合がありますが、当時の資料としてそのまま展示しています。

鶴舞中央図書館 「蔦屋重三郎 ~人と書物と物語~」資料展示の写真
展示の様子

鶴舞中央図書館 「蔦屋重三郎 ~人と書物と物語~」資料展示の写真
展示概要のポスター、関連資料の紹介

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 Art of蔦重 車浮代/著 笠間書院 2025 2891 版元として、優れた作家や絵師を見抜く慧眼と彼らを世に送り出す企画力の持ち主であった蔦屋重三郎。彼の人生を手掛けた仕事とともにたどってゆく。
2 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 松木寛/[著] 講談社 2024 2891 蔦重を取巻く人間模様や彼が世に登場することとなった社会背景を美術史の観点から描く。
3 江戸の戯作絵本  3 小池正胤/編,宇田敏彦/編,中山右尚/編,棚橋正博/編 筑摩書房 2024 91357 恋川春町や山東京伝など戯作家が手がけ、蔦重もその出版に多く関わった「黄表紙」。現代のマンガ・コミックの祖とも言える、江戸の大衆をたのしませた作品集。
4 化物で楽しむ江戸狂歌 江戸狂歌研究会/編 笠間書院 2014 91119 蔦重が蔦唐丸(つたのからまる)の変名で主催。狂歌師の仲間たちと江戸に出没する怪異を面白おかしく詠んだ「百物語」ならぬ「百狂歌」集。

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