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お知らせ

行事報告

楠図書館 楠中学校で読書授業を行いました!

2022年12月6日

楠図書館では、2022年12月1日(木曜日)、楠中学校の2年生約200人を対象に、読書授業を行いました。
楠中学校では12月に読書週間を設け、本に親しむ機会としており、みなさんが熱心に耳を傾けていました。

授業では、読書は易しいとばかりは言えませんが、今わからなくても時が経てばわかるようになることもあり、また、14歳だからこそわかることもあるため、難しく考えずに、未知との出会いを楽しみながらページをめくることをお勧めし、何冊かの本を紹介しました。

楠図書館では、中学生におすすめの本を展示・貸出しています。
12月は10冊貸出を実施中です。ご利用をお待ちしています!

楠図書館楠中学校で読書授業の写真1
当日の様子です。

楠図書館楠中学校で読書授業の写真2
図書館の展示コーナーで本を貸出しています。

今回紹介した本

紹介した本 紹介した内容
『レ・ミゼラブル』
(上)(下)
1800年代前半のフランス、ジャン・ヴァルジャンの物語。一切れのパンを盗んだため、長く投獄された主人公は、出獄後、親切に泊めてくれた司教から銀の皿を盗み出しますが、司教が許してくれたことを契機に、心を入れ替え、世のために尽力します。厳しい社会が背景にあり、胸が痛くなる場面、考えさせられる場面が多数あります。
『舟を編む』 新しい辞書編集の取り組みをテーマにした作品。主人公は、本好きで不器用。しかし、板前修業にまい進する、下宿の家主の孫娘や、辞書完成を目指す職場の同僚との出会いと交流で本人も周囲も緩やかに変化します。
『村田エフェンディ滞土録』 1899(明治32)年、留学生としてトルコ(土耳古)のイスタンブールに派遣された青年が育む友情や、その後、緊迫する政治情勢の波に若者たちが飲まれる様子に引き込まれます。
『斜陽』 『走れメロス』の作者が、戦後発表した小説。戦前と異なる生活を味わうことになった上流家庭の苦悩を、20代後半の姉の語りで描きます。貴婦人である母、薬物にすがる弟、力強く恋しようとする姉、それぞれに注目です。
『子どもの頃から哲学者』 多くの人が個人・社会の問題で苦しむ時代に、人類の知的遺産・哲学を少しでも活用しましょう。

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