沿革の大要（部分）
『名古屋市立鶴舞公園附属動物園要覧　昭和3年』所収

昭和3年の干支が「辰」と判明

平成30年2月某日

動物園関連の貴重資料等の展示のため、鶴舞公園時代の動物園の資料調査を行う。戦前の名古屋の動物園に関する資料はほとんど所蔵しておらず昭和3年と7年の動物園要覧を除けば、鶴舞公園関係等の資料にわずかに記述が見つかる程度だ。「龍」に関する情報が見つかれば、ぜひ展示で紹介したいのだが、まったく見つからない。振り出しに戻った気分で、昭和3年の要覧を詳しく見ていくと「沿革の大要」の年表があった。その中の昭和2年のところに、干支に因み「兎に関する趣味の展覧会」を開催したとある。子、丑、寅、卯、辰。卯（兎）の次は辰（龍）だ！ 昭和3年の辰年に作り物の龍を飾ったのかもしれない。

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☆ 鶴舞中央図書館　名古屋なんでも調査団「鶴舞公園に龍がいた？！」調査日誌 No.2＜PDF形式　267KB＞

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