中川図書館では、平成30年3月1日（木曜日）に、60歳以上の方を対象とした「長寿イキイキ音読教室」を行いました。24名の方が参加され、全員で一緒に声を出して楽しく作品を読みあいました。
早口ことばでウォーミングアップした後は、むかしばなし絵本『ふしぎなたいこ』を音読しました。おはなしに出てくる「げんごろうぶな」を『琵琶湖の魚』で確認しました。
次は、中国の歴史書『十八史略』の中から「四面楚歌」の故事の由来となった場面を読みました。その時代を小説にした司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を紹介しました。
休憩を挟んで、江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』で、弥次さんが、連れの喜多さんを化けた狐と勘違いする赤坂・御油の場面を楽しみました。
中川区で誕生した野崎白菜をあつかった地域テキスト「白菜誕生の地・中川区」＜PDF形式 131KB＞を読み、参加型の紙芝居『みいちゃんの春』で季節にちなんだ童謡を皆で歌って、終了時間になりました。
アンケートでは「漢文の読みを久しぶりにして楽しかった。」「紙芝居を見て、皆で童謡を歌ったことも懐かしかった。」などのご意見をいただきました。