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お知らせ

行事報告

中川図書館 「中川区と日本の至宝!円空コーナー」を開設しました

2015年5月14日

資料や写真に加え模刻もご覧になれます。(中川図書館「中川区と日本の至宝!円空コーナー」)

円空コーナーの様子です。(中川図書館「中川区と日本の至宝!円空コーナー」)

中川図書館では、5月2日(土曜日)に「中川区と日本の至宝!円空コーナー」を開設しました。コーナーには、関連図書をはじめ、円空仏彫刻木端の会にご協力いただき、円空仏の模刻や写真を展示しています。
円空の神仏像は現在5,298体が残されていますが、中川区の荒子観音寺にはそのうち1,256体がまつられており、日本一の円空仏の宝庫です。山門の仁王像は3メートルを超え、最大の円空仏として知られるとともに、木端仏(こっぱぶつ)、千面菩薩(せんめんぼさつ)、護法神(ごほうしん)など魅力ある像が残されています。
円空は、江戸時代の1632(寛永9)年、現在の岐阜県に誕生したと言われます。僧として、30代初めから各地を布教しながら地域の人々のために素朴で魅力的な神像や仏像を彫り始めました。その足跡は、愛知と岐阜をはじめ、北海道、東北、関東、近畿に及び、庶民の心を癒したと言われます。
荒子観音寺には40代半ばに滞在し、荒子の地で円空様式を開花させました。また、荒子観音寺の多宝塔は市内最古の木造建築物で重要文化財に指定されています。ぜひ図書館へお越しください。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 円空仏入門 小島梯次/著 まつお出版 2014 718 自然と共生し、暖かい笑みをたたえる円空仏と円空の魅力をたどります。
2 東海の円空を歩く 長谷川公茂/著 風媒社 2011 718 荒子観音寺をはじめとする愛知・岐阜・三重の円空仏の魅力を伝えます。
3 愛知県史 別編[9](彫刻) 愛知県史編さん委員会/編集 愛知県 2013 A20 愛知県には3,200体もの円空仏が残されています。県内の円空仏について詳しい説明があります。

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