行事報告
読書フェスティバルを開催しました
平成25年11月4日(月曜日・振替休日)、名古屋市教育委員会では読書の楽しさや大切さについて広く知っていただくため、読書フェスティバルを開催しました。
メインイベントのノーベル物理学賞受賞者益川敏英氏(名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長)の講演会には1,100名もの来場がありました。益川氏からは読書についての話のほか、幼いころの思い出やノーベル賞受賞にまつわる話、物理学の研究をはじめたきっかけなど幅広くお話いただきました。講演の後半は、17名の市内の高校生と読書談義の時間があり、高校生からの質問に益川氏が一人ずつ丁寧に答えてくださいました。益川氏の楽しいお話に会場は和やかな雰囲気に包まれました。
今年の読書フェスティバルは、オープニングの愛知県立松蔭高校和太鼓部による演舞やSKE48メンバーと高校生によるトークライブ、名古屋市立向陽高校管弦楽部によるミニコンサートなど、舞台で高校生が大活躍した読書フェスティバルとなりました。ブース展示でも、名古屋市立向陽高校と名古屋大学教育学部附属高校によるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の成果の展示や、名古屋市立桜台高校文芸部活動紹介、陸前高田市の復興支援のため、愛知県立愛知商業高校が地元の手作りジェラート工房と開発した「希望のはちみつりんごアイスクリーム」販売など、高校生の持つパワーを発揮してくれました。
このほか、4階ブースでは益川氏の功績や愛読書・色紙メッセージを展示したほか、SKE48メンバー&グランパス選手の愛読書サイン色紙展示や「なごやっこおすすめ100冊」等の展示、陸前高田市との絆協定紹介と東日本大震災関連図書の展示などを行いました。
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ヨンデルー、グランパスくん、あいモンでスリーショット(「ヨンデルー日記」も見てね。)
また、この日にわたしの一冊グランプリ「ほんシェルジュ大賞」の最終投票が行われ、講演会終了後に大賞が発表されました。
☆「ほんシェルジュ大賞」については、「ほんシェルジュ大賞」ページをご覧ください。
★「あいモン」は名古屋市教育委員会「あい・あい・あいさつ活動」のマスコットキャラクターです。