ぞうしょじょうほう
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本のばしょ
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
としょかん |
本のばんごう |
本のしゅるい |
本のばしょ |
くわしいばしょ |
せいげん |
じょうたい |
1 |
鶴舞 | 0237496278 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
かんれんしりょう
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しょししょうさい
この資料の書誌詳細情報です。
本のきごう |
389/00137/2 |
本のだいめい |
ものの人類学 2 |
書いた人の名前 |
床呂郁哉/編
河合香吏/編
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しゅっぱんしゃ |
京都大学学術出版会
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しゅっぱんねんげつ |
2019.6 |
ページすう |
299p |
おおきさ |
23cm |
ISBN |
978-4-8140-0233-7 |
ぶんるい |
38904
|
いっぱんけんめい |
文化人類学
|
本のしゅるい |
一般和書 |
ないようしょうかい |
鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに、「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く人類社会論。 |
タイトルコード |
1001910018838 |
ようし |
日々スマホを使ってチャットをし、乗り物を使って移動し、パソコンを開いて思考する私たち。これらの「もの」は非人間の「もの」なのか、「ひと」の一部なのか、それとも私たち自身がじつは「もの」なのか?鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く、斬新な人類社会論。 |
もくじ |
新たな「もの」の人類学のための序章―脱人間中心主義の可能性と課題 第1部 ひとともののエンタングルメント(ものが生まれ出ずる制作の現場―鉄と道具と私の共同作業 「もの」が創発するとき―真珠養殖の現場における「もの」、環境、人間の複雑系的なエンタングルメント 存在論的相対化―現代将棋における機械と人間) 第2部 もののひと化(絡まりあう生命の森の新参者―ボルネオ島の熱帯雨林とプナン サヴァンナの存在論―東アフリカ遊牧社会における避難の物質文化 石について―非人工物にして非生き物をどう語るか) 第3部 ひとのもの化(「もの人間」のエスノグラフィ―ラスタからダッワ実践者へ 中国黄土高原に潜勢する“人ならぬ‐もの”の力 “ひとでなし”と“ものでなし”の世界を生きる―回教徒とフェティシスとをめぐって) 第4部 新たなもの概念(数からものを考える―『無限の感知』を参照しつつ 五感によって把握される「もの」―知覚と環境をめぐる人類学的方法試論) 第5部 ものの人類学を超えて―動物研究と哲学からの視線(「人間」と「もの」のはざまで―「動物」から人類学への視点 “もの自体”を巡る哲学と人類学) |
ちょしゃじょうほう |
床呂 郁哉 1965年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。学術博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専攻:人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河合 香吏 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ないよう細目表:
-
1 新たな「もの」の人類学のための序章
脱人間中心主義の可能性と課題
1-25
-
床呂郁哉/著 河合香吏/著
-
2 ものが生まれ出ずる制作の現場
鉄と道具と私の共同作業
29-43
-
黒田末寿/著
-
3 「もの」が創発するとき
真珠養殖の現場における「もの」,環境,人間の複雑系的なエンタングルメント
45-61
-
床呂郁哉/著
-
4 存在論的相対化
現代将棋における機械と人間
63-76
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久保明教/著
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5 人工物を食べる
遺伝子組み換えバナナの開発
77-83
-
小松かおり/著
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6 絡まりあう生命の森の新参者
ボルネオ島の熱帯雨林とプナン
87-101
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奥野克巳/著
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7 サヴァンナの存在論
東アフリカ遊牧社会における避難の物質文化
103-119
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湖中真哉/著
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8 石について
非人工物にして非生き物をどう語るか
121-136
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内堀基光/著
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9 観察するサル,観察される人間
非人間であるとはどのようなことか
137-146
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伊藤詞子/著
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10 「もの人間」のエスノグラフィ
ラスタからダッワ実践者へ
149-171
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西井凉子/著
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11 中国黄土高原に潜勢する<人ならぬ-もの>の力
173-196
-
丹羽朋子/著
-
12 <ひとでなし>と<ものでなし>の世界を生きる
回教徒とフェティシストをめぐって
197-212
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田中雅一/著
-
13 音となったコトバ
インドネシア,ワヤン・ポテヒの出場詩
213-219
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伏木香織/著
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14 数からものを考える
『無限の感知』を参照しつつ
223-236
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春日直樹/著
-
15 五感によって把握される「もの」
知覚と環境をめぐる人類学的方法試論
237-250
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河合香吏/著
-
16 使い終えた授業ノートをめぐって
ゴミとして識別されていく過程を人-「もの」関係としてとらえる試み
251-256
-
金子守恵/著
-
17 「人間」と「もの」のはざまで
「動物」から人類学への視点
259-278
-
中村美知夫/著
-
18 <もの自体>を巡る哲学と人類学
279-290
-
檜垣立哉/著
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