蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237115464 | 一般和書 | 2階書庫 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3881/00358/ |
書名 |
怪異とは誰か (怪異の時空) |
著者名 |
茂木謙之介/編著
一柳廣孝/監修
|
出版者 |
青弓社
|
出版年月 |
2016.12 |
ページ数 |
254p |
大きさ |
19cm |
シリーズ名 |
怪異の時空 |
シリーズ巻次 |
3 |
ISBN |
978-4-7872-9241-4 |
分類 |
3881
|
一般件名 |
怪異
怪談
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
芥川龍之介、村上春樹などの文学テクストを検討対象として、怪異とはいったいどのような存在なのかを考察。亡霊、ドラキュラ、オカルト等の分析から、怪異が近代における文化規範の合わせ鏡であることを示す。シリーズ最終巻。 |
タイトルコード |
1001610083170 |
要旨 |
芥川龍之介や三島由紀夫、村上春樹、川上弘美らのテクストと、天皇制・植民地・ナショナリズムといったテーマが交差するとき、そこには“他者”としての怪異が浮上し、私たちを恐怖に陥れる。亡霊、ドラキュラ、オカルト、ノスタルジー、出産などの分析をとおして、怪異が近代における文化規範の合わせ鏡であることを示す。 |
目次 |
実話怪談にとって「怪異」とは誰か:黒木あるじインタビュー 第1部 怪異の機能(表現システムとしての“怪異”とノスタルジア―一九二〇年代の文学的想像力と「他者」の変容 皇の奇跡―戦間期地域社会における“瑞祥”言説をめぐって 弱者のために怨む―川村孤松『廻国行脚怪談百物語妖怪研究』について) 第2部 “外部”のまなざし(芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」―地震・帝国・怪異 占領地に現れた“幽霊たち”―縮図としての火野葦平「怪談宋公館」 わたしたちのドラキュラ―横溝正史の『髑髏検校』と帝国主義) 第3部 “亡霊”たちの現在(三島由紀夫とオカルト言説―「二・二六」表象をめぐって “喪主”としての語り―村上春樹「七番目の男」から ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie) ほか) |
著者情報 |
一柳 廣孝 和歌山県生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。専攻は日本近現代文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 茂木 謙之介 埼玉県生まれ。国立小山工業高等専門学校非常勤講師。専攻は日本近代文化史、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 実話怪談にとって「怪異」とは誰か:黒木あるじインタビュー
15-42
-
黒木 あるじ/述 茂木 謙之介/聞き手 一柳 廣孝/聞き手
-
2 表現システムとしての<怪異>とノスタルジア
一九二〇年代の文学的想像力と「他者」の変容
44-68
-
副田 賢二/著
-
3 皇の奇跡
戦間期地域社会における<瑞祥>言説をめぐって
69-90
-
茂木 謙之介/著
-
4 弱者のために怨む
川村孤松『廻国行脚怪談百物語妖怪研究』について
91-108
-
谷口 基/著
-
5 芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」
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110-129
-
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-
7 わたしたちのドラキュラ
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-
中川 千帆/著
-
8 三島由紀夫とオカルト言説
「二・二六」表象をめぐって
170-190
-
松下 浩幸/著
-
9 <喪主>としての語り
村上春樹「七番目の男」から
191-207
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-
10 ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie)
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