蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
夢みる教養 文系女性のための知的生き方史 (河出ブックス)
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著者名 |
小平麻衣子/著
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出版者 |
河出書房新社
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出版年月 |
2016.9 |
請求記号 |
3672/00559/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
徳重 | 4630456202 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3672/00559/ |
書名 |
夢みる教養 文系女性のための知的生き方史 (河出ブックス) |
著者名 |
小平麻衣子/著
|
出版者 |
河出書房新社
|
出版年月 |
2016.9 |
ページ数 |
201p |
大きさ |
19cm |
シリーズ名 |
河出ブックス |
シリーズ巻次 |
097 |
ISBN |
978-4-309-62497-6 |
分類 |
36721
|
一般件名 |
女性-歴史
日本文学-歴史-近代
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
女性にとって教養とは何か。通俗小説の中の教養、戦後文学部の女性化、自分磨き…。「教養」という言葉に折りたたまれた歴史的経緯をたどりながら、前向きに学ぶ女性たちを振り回す、実現しない夢の構造を解き明かす。 |
タイトルコード |
1001610052152 |
要旨 |
女性にとって「教養」とは何か。深い知識や理解力から、読んでおくべき本のセット、洗練された趣味やふるまい、だれでも知っているべき一般常識にいたるまで、都合よく曖昧に使われてきた語「教養」。そこには、それぞれの時代に求められる女性像が投影されてもきた。大正人格主義から、通俗小説の中の「教養」、“文学少女”と雑誌投稿、戦後文学部の“女性化”、カルチャーセンター通いや“自分磨き”まで―。「教養」という言葉に折りたたまれた歴史的経緯をたどりながら、前向きに学ぶ女性たちを振り回す、実現しない夢の構造を解き明かす。 |
目次 |
第1章 “人間”にはエリートしかなれないというよく知られた事実―通俗小説からみる大正教養派 第2章 東大生“以外”はどんな本を読んできたか―女の教養の範囲 第3章 恋愛は女の革命か!?―マルクス主義と人文的教養の凋落 第4章 差別するにはまず女性を活用すべし―「教養」の二重底 第5章 向上心があなたをダメにする―教養雑誌の投稿から 第6章 “文学少女”はいない―文豪たちの邪悪な共同体 第7章 お稽古も命がけ―戦中における“ほんとうの教養”の呪縛 第8章 戦後文学部の女性化―“役に立たなさ”の大暴落 第9章 文系バブル崩壊―その後に残るもの |
著者情報 |
小平 麻衣子 1968年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、慶應義塾大学教授。日本近代文学におけるジェンダー/セクシュアリティを、さまざまなメディアや文化の広がりのなかで分析している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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