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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2015年度版
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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き
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※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
◆◇ 2015年度版 ◇◆
■ 『なりたい二人』 ■
令丈ヒロ子/作
PHP研究所 〈913〉
元原(もとはら)ちえりとムギこと森脇武儀(もりわきたけよし)は幼なじみ。小さい時は仲が良かったが、中学ではお互いを避(さ)けるようになっていた。ところが「将来なりたい職業」という課題に二人で取り組むことに。だが、背が高いちえりとぽっちゃり体型のムギは、それぞれ自分の見た目が嫌で、なかなか本当の夢を言い出せない。
■ 『クラスメイツ 前期・後期』 ■
森絵都/著
偕成社 〈F〉
北見(きたみ)第二中学校1年A組は全部で24人。すぐキレる近藤、天然の不思議ちゃんレイミー、不登校を続ける田町、などなど。変わりたい自分、ざらざらした心、プライド、わくわくする思い、1年の間には誰もがいろいろあるけれど、24人それぞれを主人公にして物語は進みます。
「前期」と「後期」の2冊です。
■ 『風味[さんじゅうまる]』 ■
まはら三桃/著
講談社 〈913〉
伊藤風味(ふうみ)は「一斗餡(いっとあん)」という老舗(しにせ)の和菓子屋の娘だ。仲間と意見が衝突(しょうとつ)し、美術部をやめようと思っていた頃、新製品のお菓子の人気コンテスト「SS-1グランプリ」開催の話を聞く。一斗餡は、先代が残したレシピを元に、幻のお菓子を作って参加することに。風味は家の手伝いをして、部活のことを忘れようとするが...。
■ 『打てるもんなら打ってみろ! ダルビッシュ、田中、藤浪(ふじなみ)、松井、安楽(あんらく) 速球王たちの甲子園伝説』 ■
中村計/著
講談社 〈28〉
甲子園で活躍した5人の投手、それぞれに個性がありますが、共通するのは、投げるボールから「打てるもんなら打ってみろ!」という気迫(きはく)が伝わるということ。現在、日本のプロ野球やメジャーリーグで活躍する5人の高校時代のお話です。
■ 『希望の海へ』 ■
マイケル・モーパーゴ/作 佐藤見果夢/訳
評論社 〈93〉
10歳に満たない孤児(こじ)のアーサーは、イギリスから汽船でオーストラリアへ送られた。待っていたのは、子どもをどれいのように働かせる牧場。姉のキティにもらった「幸運の鍵(かぎ)」が心の支えだった。
数十年後、アーサーの娘は、亡くなった父をしのび、キティをさがしに父のヨットでイギリスを目指す。
父娘二代にわたる、ふたつの物語。
■ 『?(疑問符)が!(感嘆符)に変わるとき』 ■
小国綾子/著
汐文社 〈07〉
将来の夢はあれこれ変わり、行き当たりばったりで運良く新聞社に就職。新聞記者になってからも、悩んだり迷ってばかり。著者は「迷った時は、やったことのない方を選ぶ」と決め、取材で多くの人と会い、疑問が「ああ、そうか!」となる瞬間にワクワクしながら、自分なりの仕事を続けていく。
■ 『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』 ■
[ムヒカ/述] くさばよしみ/編 中川学/絵
汐文社 〈え〉
ブラジルでの国際会議で、環境が悪化している地球の未来について、各国の代表が話し合った。そこで人々の胸を打ったのは、南米の小国ウルグアイの大統領ムヒカのスピーチ。彼は問う。今ある危機とは何か、その原因は?そして、本当に見直さなくてはならないものは何だろう?もっとも大切な宝とは、はたして何だろうか?
■ 『5アンペア生活をやってみた』 ■
斎藤健一郎/著
岩波書店 〈590〉
190円。5アンペア契約しかしていない著者の1カ月の電気代です。この契約で使えない家電は、エアコン、ドライヤー、電子レンジ、炊飯器など、生活必需品と思っている物ばかり。著者は東日本大震災をきっかけに、電気に極力頼らない生活を目指しました。夏は行水(ぎょうずい)、お米は鍋(なべ)で、無理せず、楽しくをモットーに過ごす5アンペア生活で得たものは?
■ 『ダッシュ!』 ■
村上しいこ/著
講談社 〈913〉
三雲真歩(みくもまほ)は実力も平凡な陸上部員。みんなの予想に反して次期キャプテンに指名され、リレーでの大会出場にも期待をかけられる。だが、実力のある新入生が入部したことで、仲の良かった部員たちともすれちがい、記録も伸びなくなってしまった。真歩は、キャプテンらしくできず悩みながらも、部員たちと全国大会をかけた競技会に挑んでいく。
■ 『理系アナ桝太一(ますたいち)の生物部な毎日』 ■
桝太一/著
岩波書店 〈2891〉
朝の情報番組の人気アナウンサーは、意外にも理系?体を鍛え合宿で登山する生物部に所属した中高生時代、アナゴを研究した大学時代とアサリを研究した大学院時代。本当に生物好きなんだということが伝わってくる。そんな彼がどうしてアナウンサーへの道を選んだのか。要所要所での選択はきっとみんなの参考にもなるはず!
■ 『雨の降る日は学校に行かない』 ■
相沢沙呼/著
集英社 〈F〉
何でわたしは他の子のようにうまくやれないんだろう。何のとりえもないわたしに生きている価値なんてあるのかな。そう思うあなたなら共感できるのではないだろうか。この本は、何かしらの生きづらさを抱えた中学生たちが主人公の短編集。今はつらく苦しくても、悩んで悩んで悩みぬいた先で、いつかきっと雨は上がり、心に虹がかかるはずだ。
■ 『14歳からわかる生命倫理』 ■
雨宮処凛/著
河出書房新社 〈4901〉
尊厳死。代理出産。臓器移植。聞いたことはあっても正しく理解するのは簡単ではないこれらの言葉に、本書は正面から向き合います。科学技術の進歩によって、私たちは「命」を選べるようになりました。自分の意志で選べる、というと聞こえはよいですが、実は社会がそうせざるを得ないように仕向けているとしたらどうでしょうか。
■ 『グリーン・グリーン』 ■
あさのあつこ/著
徳間書店 〈F〉
失恋の痛手を癒(いや)してくれた美味しいお米がきっかけで、農林高校の教師になったグリーン・グリーンこと、翠川真緑(みどりかわみどり)。都会育ちの新米教師が、馴れない田舎で、ひとくせもふたくせもある教師や生徒や"豚"と出会い、成長していく。あれこれ悩みながらも、一生懸命な真緑先生。読み進むうち応援したくなるかも。
■ 『ブロード街の12日間』 ■
デボラ・ホプキンソン/著 千葉茂樹/訳
あすなろ書房 〈93〉
ロンドンの下町ブロード街で、「青い恐怖」という謎の病気で人が次々に亡くなるという出来事が起こる。13歳の少年イールはスノウ博士の助手として、病気の原因を解明するために、街中を駆け回る。途中、働いていた所で盗みの疑いをかけられたり、様々なつらい状況に追い込まれるが、イールはたくましく生きのびてゆく。
■ 『鳶(とび) 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ』 ■
多湖弘明/著
洋泉社 〈525〉
腰には8キロの道具。計50キロのパイプを担いで走る鳶。地上数百メートルで強風や雪の日も作業する。合図を一つ間違えても、自分や周囲の人の命を奪いかねない現場には、いつも緊張が走る。肉体的にも精神的にも厳しいが、自分の仕事が地図に残るってかっこいい!?
明日から工事現場を見る目が変わる!
■ 『東大教授が教える独学勉強法』 ■
柳川範之/著
草思社 〈379〉
中学卒業後、独学で大学まで卒業した著者。いまや大学教授となった彼が、「答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強」を身につけて欲しいと指南する。学習パターンや理解のスピードなど、自分の道を見つけて楽しもう!「著者にけんかを売りながら本を読む」「要点はまとめない」等、学校では教えてくれない勉強法がここにある。
■ 『わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』 ■
マララ・ユスフザイ/著 クリスティーナ・ラム/著 金原瑞人/訳 西田佳子/訳
学研パブリッシング 〈2892〉
想像してみてください。ある日突然、学校に行くことも勉強することも禁じられ、その結果、教育を受けることで拓(ひら)ける未来を失うことになるとしたら。あなたならどうしますか。17歳でノーベル平和賞を受賞したマララさんの物語。
■ 『夏の朝』 ■
本田昌子/著 木村彩子/画
福音館書店 〈913〉
蓮(はす)のつぼみの中には人の「想い」が詰まっていて、ぽん、という開花の音を聞いた人だけがその「想い」を受け取ることができる。祖父の一周忌(いっしゅうき)にその話を聞いて、莉子(りこ)は祖父の家に泊まり、夜明けの開花を待った。開花の瞬間、莉子の目の前に、祖父や母が暮らしていた世界が広がった。それから莉子は毎朝、蓮の開花とともに時をさかのぼる。
■ 『戦争するってどんなこと?』 ■
C.ダグラス・ラミス/著
平凡社 〈3198〉
今年は終戦から70年。私たちは実際に戦争を体験したことがありません。日本が戦争をしないのは、日本国憲法第9条で交戦権(戦場で人を殺し財産を破壊する権利)を認めていないからです。もし、日本が戦争できるようになったら、どのような変化が起きるでしょうか。米軍海兵隊員だった著者が、戦争について、平和について語ります。
■ 『ぼくが見た太平洋戦争』 ■
宗田理/著
PHP研究所〈916〉
8歳で父を亡くし、愛知県の祖父に引き取られた「ぼく」。東京から三河の小学校に転校後すぐ、日中戦争が始まった。やがて学校は閉鎖。中学生も軍需工場行き。生活は戦争一色に染まっていく。爆弾を持って戦車に突っ込めと言われ、17歳で覚悟した死。『ぼくらの七日間戦争』の著者が、実際に体験した本当の戦争を伝えてくれる。
■ 『時速47メートルの疾走(しっそう)』 ■
吉野万理子/著
講談社 〈913〉
中3の体育祭、緑組の応援団長になったのは、全員のじゃんけんで負けた存在感の薄いヒラマチ。迎えた当日、緑組はボロ負けで終わる。だが、他の団長にけしかけられて賭けをしていたヒラマチには続きがあった。ビリチームの団長が逆立ちで校庭200メートルを一周するという罰ゲーム。きっと途中でやめると誰もが思う中...。
■ 『石を抱くエイリアン』 ■
濱野京子/著
偕成社 〈913〉
あたし、八乙女市子(やおとめいちこ)は平凡な中3女子。2010年6月のある日、あたしは家中の辞書から「希望」の項目を切り取った。だって将来に夢なんか持てないし、周りの友人も夢は「公務員」とか「正社員」とか言ってるし...。だけど、クラスの変わり者の男子・偉生(よしお)には特別な夢があったのだ。そして、あたしはその偉生から、愛の告白をされることになる。
■ 『「キモさ」の解剖室』 ■
春日武彦/著 100%ORANGE/装画・挿画
イースト・プレス 〈145〉
「キモい」という感情・感覚は、いったいどんなものに対して抱くものだろうか?「キモい」という感情を抱くことは、悪いことなのだろうか。「キモさ」に共通する要素とはいったいなんだろうか?精神科医である作者が自ら体験した数多くのエピソードから、「キモい」という感情を立ち上がらせるものは何かを考える。
■ 『路上のストライカー』 ■
マイケル・ウィリアムズ/作 さくまゆみこ/訳
岩波書店 〈93〉
デオはサッカーが得意なジンバブエの少年です。ある日突然、兵士達に村を襲われ、兄のイノセントと2人だけが生き残ります。デオは兄の面倒をみながら、見知らぬ父のいる南アフリカを目指しますが、命からがらたどりついた先で待っていたのは、外国人である自分たちへの憎しみでした。デオはすべてを失い絶望します。そんな彼を救ったのはサッカーでした。
■ 『平安女子の楽しい!生活』 ■
川村裕子/著
岩波書店 〈91023〉
平安女子って、いつぐらいの人?と思ったあなた。千年ぐらい前の人だけれど、その時代も、あなたたちと同じように恋をし、悩み、楽しみながら暮らしていました。もちろん、ツールはずいんぶんちがうけれどね。平安女子の日々をのぞきつつ、古典を読むのに役に立つ、インテリアやファッション、恋のお作法などをみてみましょう。たくさんの挿絵入り、古文なしです。
■ 『偽善のすすめ 10代からの倫理学講座』 ■
パオロ・マッツァリーノ/著
河出書房新社 〈150〉
「偽善」は悪いこと、いけないこと。そう思われているかもしれません。でもそれは本当でしょうか。例えば、電車など人前で席を譲るのは偽善?それで座る人が助かるなら善行では?そもそも偽善って何?
古くは聖書にも言葉が載っている「偽善」について、そば屋のパオロ、中学生の亜美(あみ)・豪太(ごうた)と一緒に考えてみませんか。
■ 『まりこふんの古墳ブック』 ■
まりこふん/著 ヨザワマイ/イラスト
山と溪谷社 〈2103〉
古墳=有力者のお墓。学校で少しだけ勉強したかもしれないけれど、実は知れば知るほど奥深い世界なのだ!古墳が大好きでCDまで作ってしまった「古墳シンガー」の著者が独自の視点で書いた解説を読むうちに、あなたも古墳や埋葬物たちが「可愛い」と思えてくるかも。さあ、古墳ワールドに土器土器(ドキドキ)してみよう!
■ 『ミスターワッフル!』 ■
デイヴィッド・ウィーズナー/作
BL出版 〈え〉
くろねこのワッフルは、ご主人の買ってくるおもちゃには興味を示さず、毎日たいくつしています。そこへ、宇宙船にのって緑の宇宙人がやってきました。残念なことに彼らは、地球のアリと同じくらいの大きさでした。当然、宇宙船も小さくて、ワッフルのおもちゃにぴったりのサイズだったから、さあ大変!
■ 『カラフルなぼくら 6人のティーンが語る、LGBTの心と体の遍歴』 ■
スーザン・クークリン/著 浅尾敦則/訳
ポプラ社 〈3679〉
LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど性的少数者の総称。「性同一性障害」という言葉も使われています。家族に理解されなかったり、学校でいじめに遭ったり...。それでも「自分の経験を知ってほしい」と、6人の若者たちが心と体について語ります。