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ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第38号
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第38号 発行
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第38号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。
☆ 『ごちゃっと(第38号)』 <PDF形式,1.17MB>
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader5.0以上を推奨しています。
第38号の内容は、
・目指せ! 42,195歩!!
・数の本
・読書カードを図書館にインターンシップで来た学生さんが作ってくれました
などです。
本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
◆◇ 目指せ! 42,195歩!!◇◆
「ごちゃっと」メンバーが挑戦!

歩数計を付けて準備万端!
(イメージ写真)
『ごちゃっと』37号の特集(番外編)で、「山」に登頂した3人。その影響なのか、最近どうも体が重いのです。まさかこれは「冬太り!?」さらに、お正月に撮影した写真を見て、ぷっくりした自分の顔にショックを受けている千雪です(汗)
これではまずい、まずすぎる!と反省していた矢先、近所に掲示された交通規制の看板を発見。「3月8日は名古屋ウィメンズマラソン...そうだ!42.195「キロ」は難しくても、42,195「歩」ならできるかも!」と思い立ち、苔やshとともに「ごちゃっと」の企画として挑戦することにしました。

階段の上り下りも軽やかに♪
(イメージ写真)
メンバーで決めたルールは以下のとおり。
一、42,195歩以上を目指すこと
一、計測期間は1月下旬の6日間で統一すること
一、勤務時間中の歩数のみを計測すること
(出張はOKだが、通勤時間は含まない)
このルールを読んだ3人の反応は、
sh:「ふふふふふ」(不敵な笑みは自信の表れ?)
苔:「さっそく歩数計買ってきます~」(早くもやる気満々)
千雪:「この週は休みが多いから、達成できるか心配」(不安でいっぱい)
と、それぞれ。抱える気持ちは違いながらも、42,195歩を目指して足を進めた3人。さて、その結果は...???
★ 結果発表 ★
1位...苔 40,334歩 2位...sh 37,220歩 3位...千雪 21,759歩
残念ながら誰も達成できず・・・
【苔の釈明】
日によって歩数が激しくちがっていて興味深い。むだに動き回っている日もあれば苔のようにその場から動いていない日もある。これを機に、自分という人間をもう少し研究してみようという気になった。※注:断じて歩数計の故障が原因ではありません。
【shの自己分析】
毎日1万歩以上歩いているので楽勝かと思ったが...そのほとんどは通勤で稼いでおり、勤務時間中は予想よりは歩いていないことがわかった。(イスに座って作業というのも結構あるし) 通勤の歩数も含めれば余裕でクリアしているということは言い訳しておきたい・・・すいませんでした。
【千雪の反省文】
最大の敗因は、この週に限って出勤日が少なかったこと。3日間の勤務で42,195歩を達成するにはかなり難しいことだと痛感しました。また、期間中に出張があったので徒歩で往復したり、8階から階段を降りるなど努力してみましたが、挽回できなかったのが残念です。ちなみにぷっくり顔は少し戻った気がしますが、体重は全く変化しませんでした(涙)
というわけで、残念ながら誰も42,195歩を達成することができませんでした。何ともふがいない結果でごめんなさいm(__)mしかし、今回の挑戦を通して、「歩く」ことに意識を持つことで、新たな発見ができました。また、歩いている途中でアイディアが思い浮かんだり、悩んだときの気分転換にもなりました。気になる人はぜひお試しあれ♪
ところで、マラソンの距離はどうやって測っているの?答えは特集2で!
◆◇ 数の本 ◇◆
特集2では、絵本やトリビア本など、数や数に関する本を集めました。あなたはどの 数字に興味がありますか?そうそう、図書館でも数にまつわる秘密が...
図書館の本の背中についているシール(ラベル)の番号。あれにはルールがあります。どういうルールなのか、詳しくは『ごちゃっと』4号の「シカクニト!」を読んでみてね。
■ 『10にんのきこり』 ■
A.ラマチャンドラン/さく 講談社 2007年
10人のきこりが10本の木を一本ずつ切っていきます。9、8、7、と木の数が減っていくにつれ、そこに見えてきたのはトラの姿。10人目のきこりが10本目の木を切ったとき、トラは...。ラストが衝撃的。「0」の概念を教えてくれるシュールな絵本。著者の出身国インドは、「0」を発見した国として知られています。(苔)
■ 『数字のモノサシ』 ■
寄藤文平/著 大和書房 2008年
数学が苦手なあなた!「わかりやすい」がウリの参考書を読んでもいっこうに成績があがらないあなた!一度勉強から離れて、まずは数字とお友達になるところから始めてみてはいかがでしょうか。この本は、数字をイラストで表現したり、新しい単位を提案したりして、あなたと数字との距離をぐっとちぢめてくれます。読後は数字のことが気になって仕方がなくなるでしょう。(苔)
■ 『算法少女』 ■
遠藤寛子/著 筑摩書房 2006年
父の指導で算術にすぐれる少女あきは、とある大名から姫に算術をおしえてやってほしいと依頼される。しかし、そこで騒動がもちあがる。別の算法の実力者が自分の娘とあきを競わせようと画策したのだ。はたしてその結末は。実際に江戸時代に出版された本「算法少女」をめぐる物語。(sh)
■ 『むらの英雄』 ■
わたなべしげお/文 瑞雲舎 2013年
むかし、アディ・ニハァスという村の12人の男たちが、粉をひいてもらうためにマイ・エデガという町に行った。帰り道、そのうちの1人が仲間がそろっているか気になってみんなを数えた。ところが、自分を数えなかったので11人しかいなかった。「たいへんだ!だれかがいないぞ!」(sh)
■ 『数字マニアック』■
デリック・ニーダーマン/著 化学同人 2014年
どの世界にも存在する「マニア」。もちろん数字の世界にも存在します。パズルや数学が好きな数学者が、なるほど!なものからへぇ~。ものまで、1から200までの数字に関するトリビアをご紹介。
ちなみに今回の号数「38」は、ゴールドバッハの予想や、ルーレットの溝の数(1~36+0と00)だそうですよ。(千雪)
■ 『読んで納得!図解で理解!「ものをはかる」しくみ』 ■
◆◇ 新刊紹介 ◇◆
■ 『さまよえる本(きみ)に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱』 ■
秋杜フユ/著 集英社
湖のほとりで美しい青年のあやつる水に飲み込まれそうになった村娘エステル。彼女を助けたのはその朝会った2人の来訪者だった。彼らは、未完の本が強い思いで魔法になってしまったなれの果て=ウィルブックを討ち鎮める、ウィルブック・ハンター。彼らとの出会いが、迷い悩んでいたエステルの生き方を変えていく。(弓)
■ 『僕は小説が書けない』 ■
中村航/著,中田永一/著 KADOKAWA
生まれつき、なぜだか小さな不幸を引き寄せてしまう光太郎。高校に入学するも、先輩からストーカーまがいの勧誘を受け、廃部寸前の文芸部に入部することに。さらに、学園祭で部誌を発行せねば廃部にすると生徒会から通告され、光太郎もオリジナル小説を書くはめに陥る。人気作家2人によるラブあり、笑いあり、涙あり、の共作青春小説。(鯛)
■ 『世界の城塞都市』 ■
千田嘉博/監修 開発社
外敵から都市を守り、攻撃の拠点とする、それが城塞都市。人工的な壁や堀だけでなく、崖や水によって外界から隔てられた世界各国の城塞都市。ついつい魅了されてしまうのは、その景観の美しさのみならず、人々が都市を守るために施した工夫に驚かされるから。(秋)
■ 『少女と傷とあっためミルク 心ない言葉に傷ついた君へ』 ■
春名風花/著 扶桑社
0歳で芸能界デビュー、9歳でツイッターを開始した「はるかぜちゃん」こと春名風花さんは現役の中学生。ネットへのひどい書き込みに傷つきながらも、いじめや差別をなくしたい、みんなで楽しいネット社会をつくりたい、と発言を続けます。彼女の考えすべてに共感できなくても、最後にはまっすぐすぎる「はるかぜちゃん」を応援しているかも。(鯛)
■ 『ゆるい生活』 ■
群ようこ/著 朝日新聞出版
10代の頃から、へそまで届くおばさんパンツを愛用して生きてきた著者。ある時、不調を感じて漢方薬局に飛び込む。この本は、食べ物や生活習慣を見直し、体質改善に取り組んだ6年間の記録。
東洋医学をオススメするでもなく、西洋医学を否定するわけでもない。かわいいゆるゆるのブックデザインは、意外と若者向け?(秋)
■ 『たったひとつの「真実」なんてない メディアは何を伝えているのか?』 ■
◆◇ 読書カードを図書館にインターンシップで来た学生さんが作ってくれました ◇◆
今年度最後のごちゃっとはいかがだったでしょうか。42,195歩をだれも達成できないという、なんともしまらない終わり方になりました。とほほ。
さて、2015年度最初のごちゃっとは、昨年度みんなが投稿してくれた読書カードを紹介します。あなたの心にぐっとくる1枚はあるでしょうか。お楽しみに!
図書館にインターンシップで来た学生さんが作ってくれました。
いきなりの無茶ぶりにも快く応えてくれました。ありがとう~。就活がんばれ!!
↓ちなみに・・・読書カードってこんなもの

■ 『「世界征服」は可能か?』 ■
岡田斗司夫/著 筑摩書房
アニメや漫画でひんぱんに登場する「世界征服」。あなたもダークヒーローに憧れたことはありませんか?しかし、「世界征服」といっても具体的には何をするのか、何をしたら世界を征服したことになるのか。自分はどんなタイプの支配者になるの?この際、徹底的に考えてみよう!
役立ち度:★★★★

谷山浩子/著 イースト・プレス
仲良し姉妹のミカルとハルル。姉のミカルはある日、通販サイト「Amazon」で変な商品を見付け購入する。その商品は不思議な世界へと繋がるカギだった。通販を通じて起こるファンタジーな世界、そして誰も予想できない驚愕のラストが・・・!
ファンタジー度:★★★★★
紹介されている本は2冊とも図書館にあります。貸出中のときは予約してくださいね。