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調べ物案内

調査団報告書No.52

調査内容

ひなまつりに食べる"おこしもの"は、何で"おこしもの"っていうの?

調査手順

おこしものって愛知県独特のものなのかな?『愛知県史 別編【5】、【6】』を見ると、おこしものは愛知県内でつくられている供えものとわかった!名古屋市博物館でやっていた『特別展 名古屋めしのもと』の図録を見ていると、由来があった!木型の写真ものっている。作り方も気になるから、他の本も見てみよう。『聞き書き愛知の食事 日本の食生活全集 23』や『あいちの味』に作り方が書いてあるよ。『近代の暮らしと食 1、2』には、いろいろな型の写真がある。『安城食の風景』に型の寸法が!!『愛知県ふるさとの伝統』には「多目に作って冷凍しておけば当分の間楽しむこともできる」と書いてあった。ひなまつりじゃないときもおこしものが食べられる♪『百六歳のでゃあこうぶつ きんさんぎんさんの長寿の食事』には、写真入りで作り方の説明がある。わかりやすい。愛知県内でつくられているから、愛知県のほかの市町村の本を見てみよう。『新編岡崎市史 12』にも由来を発見!

調査結果

解決スタンプ

『名古屋めしのもと 特別展』の図録のp100に「木型を起こして取り出すので、「おこしもの(おこしもん)「おしもの(おしもん)「おこしもち」などと呼ばれます」とあった。『新編岡崎市史 12』p443には「型を台の上で強くたたいて餅を型からおこす(抜く)ことから、おこしものとも言う」とあった。なるほど。...だじゃれ?!それにしても、"おこしもの"と言ったり、"おこしもん"と言ったり、"おこしもち"と言ったり...。いろんな言い方があるなぁ。作り方は、たくさんの本に紹介されていることもわかった。

今回の調査で使った資料

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