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調べ物案内

調査団報告書No.48

調査内容

名古屋城といえば、お堀の鹿が隠れた人気者ですよね。実は江戸時代にもお堀に鹿がいたとか。なにか記録はありますか?

調査手順

江戸時代の名古屋城に鹿ですか?さて、何を調べたらよいのやら...。まずは、昭和34年に出された『名古屋城史』を見てみましょうか。ありませんねぇ。そうだ、江戸時代の名古屋城の記録なら、尾張藩士奥村得義(おくむらかつよし)・定(さだめ)が編集した「名古屋城百科事典」ともいうべき資料『金城温古録(きんじょうころく)』がありますね。『名古屋叢書続編13--16巻』に収められている活字化された『金城温古録』の索引を引いてみましょう。索引に鹿はないようです。では、各巻の目録を順に確認してみましょうか。

調査結果

解決スタンプ

中を確認していったら、ありました!『名古屋叢書続編 第15巻』P.92「御飼鹿」の項目です。「御屋形向ひの空堀に、数年鹿をはなし有之。...」と書かれています。どうやら、『蓬左旧記 上』からの引用のようですね。『金城温古録』の原本では第三十六之冊二之丸編五搦手(からめて)部にあたります。『蓬左旧記』原本では16丁オ--16丁ウです。どちらの原本も、「なごやコレクション」としてインターネットで公開していますので、名古屋市図書館のホームページで見ていただけます。

今回の調査で使った資料

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