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調べ物案内

調査団報告書No.105

調査内容

東山動植物園のハワイアンハウスで「マルハチ」という植物を見つけました。名古屋市のシンボルマーク○八(丸八マーク)と何か関係があるのでしょうか。

調査手順

まずは過去に似たような相談を受けていないか調べました(図書館では調査した内容を記録に残し、同じ質問がきたときにすぐ答えられるよう工夫しています!)。すると...調査団報告書No.33「名古屋市内でよく見かける「〇」に漢字の「八」を書いたマーク。名古屋市のマークだって聞いたけど、どんな由来があるの?」が見つかりました。しかしマークの由来については諸説書いてあるものの、植物と関係があると書かれた資料は載っていません...。
気を取り直して植物の本を調べてみました。『日本産シダ植物標準図鑑1』によると、マルハチは小笠原諸島の固有種で、和名の由来は「幹の葉痕が○の中に逆さ「八」の字を入れた模様になっていることによる」とありました。東山動植物園のHPでも同様の説明がされています。うーん、名古屋のことは1ミリも出てきません。
あきらめ悪く名古屋市の木や花についても調べました。『市勢要覧なごやマイタウン2021』を見てみると、市の木はマルハチ...ではなくクスノキでした。市の花はユリ。
残念ながら、関連を裏付けるような資料は見つかりませんでした。

調査結果

解決スタンプ

植物のマルハチは名古屋市のマークとは関係なさそう。でも、くっきり(さかさまだけど)○八模様がついている幹はインパクト大。ぜひ東山動植物園に行って、実物を見てみましょう!

今回の調査で使った資料

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