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お知らせ

本の展示

鶴舞中央図書館 「いのちの支援パネル展」≪展示期間:8月16日(金)~9月18日(水)≫

2019年8月21日

展示期間:2018年8月16日(金曜日)~9月18日(水)

鶴舞中央図書館では、自殺予防週間(9月10日~9月16日)にあわせ、パネルの展示と図書の貸出、そしてパンフレットの配布を行います。悩みや問題を抱えている方、周囲の方の力になりたい方、心と社会の双方にかかわる問題に理解を深めたい方、ぜひご覧ください。
教育委員会子ども応援室、健康福祉局障害企画課との共催展示です。

展示の様子(鶴舞中央図書館 「いのちの支援パネル展」)パネル展示とともに、本・パンフレットもぜひご覧ください

名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」、「ぴよ吉」(鶴舞中央図書館 「いのちの支援パネル展」)名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」、「ぴよ吉」©becco

あわせて、
☆ 名古屋市いのちの支援サイト「こころの絆創膏」(外部リンク)
☆ 名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」のfacebook(外部リンク)もご覧ください。

■ 主な展示資料 ■

表紙をクリックすると、貸出中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

『問題解決大全 ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール』
『問題解決大全』表紙画像

読書猿/著
フォレスト出版 2017年 〈0027〉

「ビジネスや人生のハードルを乗り越える」ためのこの本は、実は、心の「問題」を解決するための本でもあるのです。問題解決のためのツールとして最初に取り上げられる「100年ルール」からして、不安の対処について扱っています。
紹介されているツールに触発されて、自分でもツールを作りたくなるかもしれません。私もちょっと真似してみましたが、練られていないツールであっても、「問題」を率直に考えることができて、意外にも楽しさすら感じました。そうしたツールでも「ないよりまし」(36番目「ピレネーの地図」参照)以上の効果をもたらすことがあります。
著者まえがきは、問題を解決しようとする人が持つ責任を自覚させると同時に、そうした人が持つ自由についても触れており、自分の問題解決に向けて歩みはじめる際に読んでおきたい文章です。

『不安のメカニズム 完全版』
『不安のメカニズム 完全版』表紙画像

クレア・ウィークス/著,白根美保子/訳,森津純子/監修
筑摩書房 2016年 〈49374〉

問題はひとりで解決しなければならないわけでもありません。特に心の問題をなんとかするにあたって、『不安のメカニズム 完全版』は、自分が心配や不安にさいなまされて疲弊してしまった際には、「助けを求める相手をできるかぎり慎重に選ぶこと」という限定つきで、信頼できる人の力を借りることが必要になってくることを教えてくれます(pp191-3)。
 おそらく、現在、この本より読みやすい、心の健康についての本はたくさん出ているでしょう。しかしこの本が重要なのは、著者が、不安や心の問題の解決が難しいことをよく分かっていることです。その点で信頼に値します。

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