本の展示
鶴舞中央図書館 「いのちの支援パネル展」≪展示期間:8月17日(金)~9月17日(月・祝)≫
展示期間:2018年8月17日(金曜日)~9月17日(月曜日・祝日)
鶴舞中央図書館では、自殺予防週間(9月10日~9月16日)にあわせ、今年度も、関連するパネルと図書の展示を行います。相談窓口が載っているパンフレットなども配布しています。
いま苦しんでいる方だけでなく、全然関係ないと思っている方もぜひご覧ください。
あわせて、
☆ 名古屋市いのちの支援サイト「こころの絆創膏」(外部リンク)
☆ 名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」のfacebook(外部リンク)もご覧ください。
■ 主な展示資料 ■
表紙をクリックすると、貸出中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
■ 『どうなってるんだろう?子どもの法律』 ■
山下敏雅/編著,渡辺雅之/編著
高文研 2017年 〈3676〉
この本は、子ども(未成年)の心を守るのに役立つ本ですが、それ以上に法律や人権にかんする知識を教えてくれます。耐える必要のない辛さから子どもが脱出する道が分かります。さらに、普段の生活の中では身近に思えないかもしれないけれど、辛い時に信頼・相談できる、弁護士という存在のことも教えてくれます。
「先生が体罰をやめない」、「親の虐待から逃げてきて家に帰れない」、「妊娠してしまってどうすればいいかわからない」などの深刻な悩みだけでなく、「小遣い値上げ交渉のコツ」といった相談事にも真面目に対応しています。
■ 『相方は、統合失調症』 ■
松本ハウス/[著]
幻冬舎 2018年 〈779〉
松本キックとハウス加賀谷によるお笑い芸人コンビ、松本ハウス。加賀谷は統合失調症が悪化し、10年間活動を休止していました。「復活」と相成ったものの、万事OK・ドラマのハッピーエンドというわけにはいきません。ふたりとも、かつての成功体験にとらわれて過去と今を比べてしまい、うまくいかない時が続きます。松本が、はっとそれに気づくときもあるのですが、同じような罠にまたはまってしまいます。行きつ戻りつして、ふたりが「いま」をようやく肯定できるようになっていく様子が丁寧に書かれています。
なお、加賀谷が統合失調症になったきっかけ(芸人になる前のこと)を始め、「復活」以前の事柄については、『統合失調症がやってきた』に書かれています。