本の展示
楠図書館 「韻文の楽しみ」≪展示期間:3月17日(土)~4月19日(木)≫
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2018年3月18日
展示期間:2018年3月17日(土曜日)~4月19日(木曜日)
詩や俳句、短歌など、一定の韻律をもった文を「韻文」とよびます。
小説とは異なり、ストーリーを楽しむ文学ではありませんが、音の響きやリズムを楽しみ、そこにこめられた思いを感じとる、そんな内なるさざめきが広がるのが韻文のよさともいえます。
人の心が大きく動くときというのは、世界をこえても、時代をこえても共通しているようです。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | 詩歌の待ち伏せ 上・下・続 | 北村薫/著 | 文芸春秋 | 上 2002 下 2003 続 2005 |
91104 | いつ、どこで、素敵な詩歌に出会えるかはわかりません。それを「待ち伏せ」と表現したのは、北村薫さんです。 ひとつひとつの詩歌をていねいにほどいてゆきます。読み進むにつれて、さびついた自分の感性が、少しずつ磨かれていくように感じられます。 |
2 | シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ | 全国有料老人ホーム協会/編,ポプラ社編集部/編 | ポプラ社 | 2012 | 911467 | 「シルバー」は和製英語で「老年世代」のこと、という解説で始まるこの本は、すべて公募で選ばれた川柳の作品集です。 シルバーにはシルバーの悩みや楽しみがあります。くすっと笑えたり、そうそうと相槌をうったり。ほっとするひとときをどうぞ。 |
3 | 通勤電車でよむ詩集 | 小池昌代/編著 | 日本放送出版協会 | 2009 | 9081 | タイトル通り気軽に持ち歩ける新書サイズの詩集です。朝の電車、午後の電車、夜の電車と章立てされ、開くページに迷いません。殺伐とした通勤電車に心をとがらせることがなくなりそうです。 |
4 | 千年後の百人一首 | 清川あさみ/著,最果タヒ/著 | リトルモア | 2017 | 911147 | 百人一首をもう一度現代の詩として書いたという作品です。最果タヒさんは1986年生まれ。今注目の詩人です。新しい感性で、新しい百人一首を書くとどうなるのでしょう。共著の清川あさみさんは、布、糸、ビーズで描いています。 |
5 | 短歌の作り方、教えてください | 俵万智/著,一青窈/著 | 角川学芸出版 | 2010 | 911107 | 俵万智さんは、『サラダ記念日』で当時一世を風靡した歌人。一青窈さんへの短歌レッスンを記録した1冊です。ゲストも登場します。歌を作るって素敵な事ですね。 |