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お知らせ

本の展示

西図書館 「冬の園芸家を応援します」≪展示期間:1月21日(土)~2月16日(木)≫

2017年1月22日

展示期間:2017年1月21日(土曜日)~2月16日(木曜日)

西図書館 「冬の園芸家を応援します」

チェコの作家カレル・チャペックによれば、「園芸家にとって、一月という月もけっしてひまではない。一月は、天候の手入れをする月だから。二月は、一月の作業のひきつづきだ。おもな仕事は天候の手入れだ。」(『園芸家12カ月』小松太郎訳 中公文庫)とのこと。チェコよりも気候の温暖な名古屋の園芸家のみなさんは、一月・二月には天候の手入れ以外にもさまざまな仕事があって、冬といえども決して暇ではありません。それでも春・夏・秋に比べれば、多少は体力に余裕があり、夜に読書を楽しむ時間がもてるのではないでしょうか。
そこで、西図書館では、彩り豊かなガーデニング関係の本をそろえて、冬の園芸家を応援します。
 ☆ 園芸をテーマにした物語や絵本で自分の持ちたい庭や畑のイメージをふくらませ、
 ☆ 園芸や農業の実用書で技術を学び、
 ☆ 花や野菜の図鑑やガーデニング道具のカタログをながめながら、
来たるべき春をむかえる準備をされてはいかかでしょう?冬の夜長、図書館の本をお供に楽しい時間をおすごしください。

■ 主な展示資料 ■

No. 書名 著者名 出版者 出版年 分類 コメント
1 ボタニカル・ライフ 植物生活 いとうせいこう/著 新潮社 2004 6204 今やベランダ―(ベランダ園芸者)のはしりとしてすっかり有名になった著者・いとうせいこうが、「ガーデナー」とは一味ちがった「ベランダ―」生活の屈折に満ちた楽しみを語ります。庭のない都会でも植物生活が楽しめます。
2 ダダダダ菜園記 明るい都市農業 伊藤礼/著 筑摩書房 2016 6269 猫の額程度の農場を所有し、耕耘機を駆使して、「本格的に」「真剣に」耕作している伊藤礼のユーモアあふれる都市農業エッセイ。
3 みどりのゆび モーリス・ドリュオン/作,安東次男/訳 岩波書店 2002 9537 園芸をする人なら、だれでもほしい「みどりのおやゆび」。その「みどりのゆび」を持って生まれた男の子・チトを描いたフランス児童文学の古典です。あわせてイギリス文学の古典『秘密の花園』もおすすめです。
4 マクブルームさんのすてきな畑 S.フライシュマン/作,Q.ブレイク/画,金原瑞人/訳 あかね書房 1994 933 マクブルームさんの畑はすごいよ。トマトなんか気球くらいに大きくなる。カボチャのつるはのびるのが速すぎて、実をつかまえるのが大変!一日に三度も収穫できる!関西弁でくりひろげられる、スケールの大きなほら話をどうぞ。小学校中・高学年のお子さん向け。
5 ルピナスさん 小さなおばあさんのお話 バーバラ・クーニー/さく,かけがわやすこ/やく ほるぷ出版 1987 「世の中をもっと美しくしたい。そのためには...」。村をルピナスの花でいっぱいにし、ルピナスさんとよばれたおばあさんのおはなしです。バーバラ・クーニーによる美しい絵とストーリーで、大人でも見応えのある絵本です。

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