本の展示
中川図書館 ミニ展示「アングラから世界へ 追悼 蜷川幸雄さん」≪展示期間:5月21日(土)~6月12日(日)≫
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2016年5月29日
展示期間:2016年5月21日(土曜日)~6月12日(日曜日)
蜷川幸雄さんが去る2016年5月12日に亡くなられました。日本が生んだ世界的舞台演出家の死を悼み、関連本を展示します。蜷川さんは1935年生まれ。1955年に劇団青俳で俳優デビュー後、1969年アングラ劇(反体制地下運動=アンダーグラウンド)の演出家に転身。1970年代は商業演劇に取り組んでシェイクスピア始め国内外の多くの作品を手掛け、1980年代には海外に進出して絶賛され、「世界のニナガワ」となりました。「怒声と灰皿が飛ぶ」厳しい演出姿勢と、劇場全体の視覚に訴える演出でも知られています。
■ 主な展示資料 ■
No. | 書名 | 著者名 | 出版者 | 出版年 | 分類 | コメント |
1 | 演出術 | 蜷川幸雄/[著],長谷部浩/[著] | 紀伊国屋書店 | 2002 | 7721 | 代表作の時代背景と演出テクニックを蜷川自身が語った蜷川ファン必読の書。ホストは演劇評論家長谷部浩氏。 |
2 | 蜷川幸雄とシェークスピア | 秋島百合子/著 | KADOKAWA | 2015 | 7721 | シェークスピア26作品の蜷川演出の発想の背景、裏話、公演データから後日談までを記録した本。 |
3 | 千のナイフ、千の目 | 蜷川幸雄/著 | 紀伊国屋書店 | 1993 | 7704 | 前半が蜷川の自伝、後半が執筆時期の異なる演劇随筆と対談の集成からなる本。蜷川の本音が書かれている。 |