瑞穂図書館では、2025年11月8日(土曜日)に市博物館との連携で、はくぶつかん講座「名古屋の銅鐸と中根銅鐸」を開催しました。
講師は市博物館の廣瀬正嗣学芸員が務めました。今回は手話通訳および要約筆記つきの講座として開催し、42名の幅広い方々にご参加いただきました。
明治3(1871)年に現在の瑞穂区の中根地区で出土し、その後長らく行方不明となっていた中根銅鐸のヒストリーを解き明かす興味深い講座でした。
地元の発見者から東本願寺に寄進された銅鐸は、寺から兵庫県の酒造家である辰馬家に売却されましたが、
昭和15(1940)年、たまたま名古屋を訪れた考古学者によりこの銅鐸が中根出土の銅鐸であると解明されました。
参加者の方々からは、地元の銅鐸の歴史がわかりとても良かった、銅鐸の不思議な来歴が面白かったなどの感想をいただき大好評でした。



