瑞穂図書館では、市博物館との連携講座「山水画の源流と中国絵画」を2024年11月16日・23日(土曜日)に開催しました。
講師は市博物館学芸員で中国絵画が専門の島村桂子氏が務めました。
2回合わせて80名の参加者が熱心に講師の話に聞き入りました。
今回の講座は、(1)描かれ方編、(2)漢文資料編の2回にわたって行いました。
(1)描かれ方編では、古代からの中国絵画の歴史を詳しくたどり、宋代に至って水墨画に代表される山水画が成立した過程を具体的な作品解説を交えながらお話ししました。
(2)漢文資料編では、画論と呼ばれる資料を読み解きながら、当時の人達がどのような絵を優れた絵と考えていたのかを学びました。
参加したみなさんからは、美術の知識が広がった、絵を見る際の楽しみが増えて良かった、中国の話が聞けて良かったなどの感想をいただきとても好評でした。