ページの先頭です。
本文へジャンプする。
ここから本文です。

お知らせ

行事報告

熱田図書館 土曜の朝学-あつたを知るミニ講座」【工芸編】「神具[三方]づくりから見える過去と未来」を行いました!

2023年3月15日
熱田図書館「神具[三方]づくりから見える過去と未来」岩田康行氏の写真 講師の岩田康行氏です

熱田図書館では、2023年3月11日(土曜日)に、岩田三宝製作所の岩田康行氏をお迎えして、土曜の朝学-あつたを知るミニ講座」【工芸編】「神具[三方]づくりから見える過去と未来」を行いました。
岩田氏は、江戸中期より神具・仏具などを製作している家系の七代目で、愛知県の伝統工芸品「尾張仏具」の伝統工芸士でもいらっしゃいます。

三方(さんぼう)とは、神事において供物を載せるための台ですが、生活のなかでも鏡餅や月見団子を飾る台として季節の節句に使われています。
その三方の歴史や製作方法、材料となる木曽ヒノキについて、たくさんの写真とともに分かりやすく解説していただきました。
新しい取り組みも紹介していただき、ヒノキのカンナ屑で作った花のアロマディフューザーは参加者たちの目をひいていました。
「たくさんの人たちに日本の伝統産業ついて知ってもらいたい。ものは人の気持ちを載せるもの...海外のひとたちや次の世代にも伝えていきたい。」という講師の熱意が伝わる講座でした。
会場には、三方をはじめ様々なヒノキを使った製品を展示していただき、講座後の参加者との歓談も弾みました。

熱田図書館「神具[三方]づくりから見える過去と未来」の写真1
製作された三方です。漆を塗ることで仏具になります

熱田図書館「神具[三方]づくりから見える過去と未来」の写真2
お弁当箱やコースター、アロマディフューザーです

▲ページトップへ