鶴舞中央図書館では、今年で9年目となる図書館サイエンス夜話を2022年10月28日(金曜日)、11月2日(水曜日)に実施しました。
第一夜は尾張の生き物や人々の暮らしの様子をまとめた資料、張州雑志をもとに過去と現代の生物多様性をリンクさせながら説明いただきました。
かつて知多半島に生息していたアシカの話や高速道路に営巣をする鳥の話など、どの時代でも力強く生きる生き物たちを知ることができたとても興味深い講演でした。
第二夜は普段あまり馴染みのない量子論と今年のノーベル物理学賞について、動画や図を交えながらわかりやすく解説していただきました。
沢山の物理学者が研究のリレーをつないだからこそ、現在の功績があるということに感銘を受けました。
ご参加いただけなかった方も、第二夜の谷村先生のお話は、あいちサイエンスフェスティバルのYou Tubeチャンネル(外部リンク)にて後日、動画がアップされる予定です。ぜひご視聴ください。
また、図書館作成の関連書籍を紹介したブックリストもご覧ください。11月20日(日曜日)まで、関連書籍を紹介する振り返り展示も行っています。
- 第一夜 「尾張の生物多様性―ノアの箱舟"張州雑志"を読み解く」
(名古屋市立大学 医学研究科 学内講師 金澤 智氏) - 第二夜 「アインシュタインも納得しなかった量子論の不思議」
(名古屋大学大学院情報学研究科 教授 谷村 省吾氏)
ブックリスト
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