楠図書館では、2022年11月5日（土曜日）、国土交通省中部地方整備局庄内川河川事務所の協力により「庄内川防災講演会－地域の河川防災について学ぼう－」を開催しました。
講師は同事務所地域防災調整官・村井茂之氏が務めました。

2000年の東海豪雨から22年間に実施を重ねて来た庄内川の河川改修の取り組みを中心に、今後私たちが必要とする防災への心構えについて講師からお話いただきました。
庄内川そのものは改修により当時より安全性を高めていますが、近年は急激に災害の激甚化が進んでおり、国や自治体ばかりでなく、地域の市民の協力や教育も重要性を増している、とのことでした（流域治水）。
質疑応答では、堤防の構築法や河川の浚渫（しゅんせつ）についてなどの質問があり、講師からは河川改修は下流から上流へ向けて実施することで総合的に治水力を高めているなど参考になる回答がありました。

普段から防災を意識し、いざという時に身を守れるようにしましょう。楠図書館には防災の本を集めた「防災コーナー」があります。こちらもご利用ください。

関連ホームページ

• 国土交通省中部地方整備局庄内川河川事務所（外部リンク）
   東海豪雨の記録も掲載されています。
• ハザードマップポータルサイト（外部リンク）
   全国の複数のハザードマップをまとめて確認できる便利サイトです。