楠図書館では、2021年8月18日(水曜日)に、北消防署および北消防署楠出張所の協力のもと「夏休み子ども防災セミナー」を開催しました。
当日はタンク車と救助車の2台の消防車が図書館に出動しました。午前と午後の2回開催し、あわせて9組の小学生親子が熱心に防災の話を聞き、消防車見学を楽しみました。
館長の挨拶後、図書館司書が防災の紙芝居や本を紹介しました。
火事にあった時のポイントをまとめた紙芝居『「おかしも」はかじのおやくそく』、近年激増する水害をテーマにした『水害の大研究』、新型コロナウイルスが流行する中での避難について説明している『感染しないひなん所生活』など、防災に役立つ本にみなさん関心を示していました。
北消防署楠出張所の消防士さんからは、クイズを交えながら、災害や身近な火事、消火器の使い方についてわかりやすく説明いただきました(テキスト:『名古屋の防火&防災』)。
また、『あなたの街の洪水・内水ハザードマップ 令和2年8月時点北区 保存版』https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112398.htmlを見ながら、洪水時に予想される浸水被害について、参加者のみなさんで確認しました。
後半は屋外に場所を移し、水消火器を使って消火器の使用を体験し、消防車の見学や写真撮影をしました。
火事ばかりでなく、交通事故などの救助でも活躍する救助車、大量の水を積んでいるポンプ車を間近に見ることができ、みなさん大喜びでした。
これから台風や雨の多い季節となります。普段から防災を意識し、いざという時に身を守れるようにしましょう。
防災には、ぜひ図書館の本をご活用ください。