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お知らせ

行事報告

鶴舞中央図書館 映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』公開記念イベント イブニングトーク「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」を開催しました

2019年7月10日

鶴舞中央図書館では、2019年6月22日(土曜日)に、ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマン監督による映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の名古屋での公開を記念し、映画の配給会社であるムヴィオラ、ミモザフィルムズや名古屋シネマテークの協力を得て、映画や図書館の魅力について知っていただくためのイベントを開催し、53名にご参加いただきました。
中部大学 松林准教授からは、映画で描かれているニューヨーク公共図書館の活動は、日本とは大きく異なる寄附や基金の仕組みに支えられていること、生活を支える様々なサービス実施にはアメリカには日本のような公民館やハローワーク、学習塾などがないことが背景の一つにあることを教えていただきました。
その後、松林准教授をナビゲーターとし、名古屋シネマテークの関係者と鶴舞中央図書館の若手司書を交えた対談では、日米の図書館の違いの他、多様な人が集まり、いつか誰かの役に立つための多様な資料を集める図書館の意義、図書館という存在の厚みについて図書館に馴染みがない人にも感じられるように描くワイズマン監督の映像などについて自由に語り合いました。
また、世界の様々な図書館を旅してきた中川図書館奉仕係長 鈴木からは、南京市金陵図書館始め、台湾、ソウル、ロンドン、アムステルダム、シドニー等の図書館の特徴的・先進的な取り組みや、名古屋市図書館で近年力を入れているシニア向けの音読教室や保健センターでの活動の紹介がありました。
トークイベントの終了後は、希望者29名に館内バックヤードツアーとして、普段は入ることができない書庫や、購入する本を選ぶための図書選択室等をご覧いただき、図書館を支える裏方の活動について案内しました。
参加者からは「映画を観る前に参考になった」「このような企画を今後たくさん開催してほしい」という感想をいただきました。

この映画をきっかけに、図書館の持つ様々な可能性や名古屋市図書館での多くの取り組みについて広く知っていただければと思います。

☆  関連ホームページ
映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(外部リンク)

  • 松林准教授による解説の様子(鶴舞中央図書館 「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」)

    松林准教授から映画を観るための基礎知識を教えていただきました

  • 対談の様子(鶴舞中央図書館 「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」)"

    松林准教授、名古屋シネマテーク関係者2名、鶴舞中央図書館若手司書3名で対談しました

  • 鈴木係長のトークの様子(鶴舞中央図書館 「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」)"

    鈴木係長の楽しいトークに何度も笑い声が上がっていました

  • バックヤードツアーの様子(鶴舞中央図書館 「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」)"

    購入する本を選ぶための部屋です

  • 関連資料展示の様子(鶴舞中央図書館 「世界の図書館、名古屋の図書館 その舞台裏」)"

    関連資料の展示も行いました

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