熱田図書館では、平成28年6月28日（火曜日）に、6月の食育月間にちなんだ講演会「あつたにまつわる食文化」を開催しました。
講師に、あつた宮宿会の構成員である「矢蒲鉾商店」の大矢晃敬さんと、お茶の「妙香園」の田中良知さんの二人をお迎えしました。お二人は地元熱田区の老舗店代表を務めており、あつた宮宿会では熱田の魅力を内外に発信するため奮闘されています。大矢さんは、大昔に熱田がまだ港町だったころの歴史や、かまぼこのルーツや作り方をお話しくださいました。田中さんからは、名古屋はお茶どころであるとの持論を様々なデータを使って面白く説明していただき、おいしいお茶の入れ方なども教えてもらいました。どちらも地元老舗として歴史があり、また食のプロとしての知識・視点からのお話で、参加者はどなたも興味深く聞き入っていました。