講演会の様子

平成28年1月30日（土曜日）に名東図書館では、1日セミナー【14】「死=生ききること　死を感じて何に気づいたか？」を開催しました。
ユーモアたっぷりでパワフルな講師の久田邦博先生(52歳)。14年間に及ぶ抗がん剤治療中とは思えません。38歳で白血病を告知され、バリバリ働いてきた自分を見つめ直した時、なぜこんな病気になってしまったのか落ちこんだそうです。積極的に生きるきっかけは、新人研修に関わりそこで出会った6人の新入社員の中に自分が生きていた証を残したいと考えたから。それからは、がん患者支援活動にも参画。病の呪縛を自ら解き放つことで豊かな人生を手に入れました。
「人生の価値は長さではなく、充実度であるとわかったのはこの病気になったからこそ」との言葉に、皆さん熱心に聞き入っていました。