行事報告
富田図書館 講演会「ジャングルにひそんで28年 横井庄一さんのくらしから学ぶこと」を開催しました
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2015年11月16日
グァム島のジャングルに28年間ひそみながら生きぬいた元日本兵、故・横井庄一さんは中川区富田町千音寺出身です。自然物などを利用して衣服や道具を自分でこしらえ、自給自足で生活していました。
平成27年10月31日(土曜日)に富田図書館では、横井さん生誕100周年を記念して講演会「ジャングルにひそんで28年 横井庄一さんのくらしから学ぶこと」を開催しました。
講師は名古屋市博物館で横井さんに関する企画展を担当した竹内弘明調査研究員です。横井さんとも交流のあった講師からは、きちんとしたものづくりが極限状況の中での生きる力となったことや、企画展の見どころなどが話されました。
会場には横井さんの奥様、美保子さんもお越しになり、質疑応答では奥様からみた横井さんについて語っていただきました。ちなみに横井さんと読書についてのエピソードは、敵から隠れるときに昔、読んだ歴史物の本の知識が役立ったとのこと。美保子さんいわく「読書は身を助けます。本を読むことはいいことですよ。」
講演にちなんで、横井庄一さんに関する本や横井庄一記念館提供の横井さんの書(複製)、横井さんの生前作られた陶芸作品も展示しています。(11月15日(日曜日)まで)
☆関連図書リストは下記PDFからご覧いただけます。
富田図書館「名古屋市図書館所蔵の横井庄一さん関連図書リスト」<PDF形式 139KB>
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