一人何役もこなしてくださいました。

来年は、シェイクスピアが亡くなってちょうど400年目に当たります。これを記念して、中川図書館では、平成27年10月31日（土曜日）に「朗読三昧の会　朗読劇『リア王』」を実施しました。朗読は、なごやかわぎつねのみなさんです。
最初は、みんなで声を出して『のはらうた』（くどうなおことのはらみんな／作、童話屋）から、生きものたちのかわいい詩を読みました。部屋の空気が和んだところで、いよいよ朗読劇『リア王』の始まりです。年老いたリア王が3人の娘に所領を分け与えるとき、娘たちの愛情をはかり、言葉を飾った2人の姉たちを信じ、そっけない言葉を用いた末娘コオデリヤを勘当するところから始まる悲劇です。今回は、名古屋にもゆかりの深い坪内逍遥の訳で、第1幕第1場と、第5幕第3場を披露いただきました。みなさん、真剣に耳を傾けていらっしゃいました。