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書誌情報サマリ

書名

消えた学び舎変わりゆくまち (それでも「ふるさと」)

著者名 豊田直巳/写真・文
出版者 農山漁村文化協会
出版年月 2025.11
請求記号 36/00810/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 熱田2232650040じどう図書じどう開架 在庫 

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豊田直巳
36936 36936

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

請求記号 36/00810/
書名 消えた学び舎変わりゆくまち (それでも「ふるさと」)
著者名 豊田直巳/写真・文
出版者 農山漁村文化協会
出版年月 2025.11
ページ数 32p
大きさ 27cm
シリーズ名 それでも「ふるさと」
シリーズ名 原発災害は今も
ISBN 978-4-540-25151-1
分類 36936
一般件名 福島第一原子力発電所事故(2011)   避難   浪江町(福島県)
書誌種別 じどう図書
内容紹介 山・川・里・海がつながる自然豊かな福島県浪江町。東日本大震災と原発災害、避難の長期化で小学校(学び舎)はすべて閉じられ、解体が進められた。その現実と向き合う卒業生や住民の思いと願いを写真で伝える。
タイトルコード 1002510058020

要旨 福島県の沿岸部のほぼ中央にある浪江町は、東には太平洋、西には阿武隈の山々が広がり、山・川・里・海がつながる自然豊かな町です。ここには6つの小学校(学び舎)がありました。しかし、この学び舎はすべて閉じられました。東日本大震災と原発災害、そして避難の長期化で、多くの人びとは帰れなかったのです。そして、学び舎の解体が進められました。歴史ある学び舎の卒業生や町民からは、解体延期を求める声が多く寄せられました。しかし、その願いはかないませんでした。解体前には学校見学会が行われましたが、きれいに整理された教室は、さびしげでした。原発災害では、学び舎だけでなく、まちの家々や商店街なども消えていきました。いまそこには、人びとの暮らしがあったことを思い出すのも難しい風景が広がっています。原発事故から15年になろうとしていますが、ふるさとの浪江町に帰って暮らす人は、震災前のわずか1割ほどです。でも、帰らない人、帰れない人の心のなかにも、それぞれの消えない「ふるさと」があります。
著者情報 豊田 直巳
 フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材・報告してきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む。取材で出会った人々が、困難に立ち向かう姿を記録し、人々の記憶に残る仕事を、と心がけている。『それでも「ふるさと」全3巻』(農文協)で第66回産経児童出版文化賞[大賞]受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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