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| 要旨 |
存在者へとアクセスする存在論的条件の探究。物自体への接近を論じるメイヤスーらの思弁的実在論と、ヘーゲルを独自の形で解釈するブランダム、マクダウェルらの分析哲学の批判的検討により、カント以降のドイツ観念論を新たな存在論として再構成することを試みた力作。「世界は存在しない」「複数の意味の場」など、その後に展開されるテーマをはらみ、ハイデガーの仔細な読解も目を引く、哲学者マルクス・ガブリエルの本格的出発点。 |
| 目次 |
序論 超越論的存在論のコンテクスト 第1章 知の存在論(シェリング、ヘーゲル、そして懐疑論の形而上学的な真理 絶対的同一性と反省―カント、ヘーゲル、マクダウェル 表象それ自体の病理的な構造―ヘーゲルの「人間学」) 第2章 シェリングの自由の存在論(思考以前的存在と出来事―後期シェリングと後期ハイデガーにおける存在概念 事後的な必然性―シェリングの後期哲学における神、人間、判断) 第3章 偶然性か、それとも必然性か―シェリング対ヘーゲル(絶対者の弁証法―超越的形而上学に対するヘーゲルの批判 偶然性の余地―論理空間の様相的地位についてのシェリングとヘーゲル) |
| 著者情報 |
ガブリエル,マルクス 1980年生まれ。後期シェリングの研究によりハイデルベルク大学から博士号を取得。現在、ボン大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中島 新 1988年生まれ、新潟県出身。ボン大学哲学科博士課程。専門はシェリング自然哲学および現代実在論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中村 徳仁 1995年生まれ、京都市出身。テュービンゲン大学博士研究員。専門はシェリングをはじめとした近現代ドイツ哲学、社会思想史。批評誌『夜航』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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