蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
| No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
| 1 |
鶴舞 | 0238422885 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
| 請求記号 |
91026/01326/ |
| 書名 |
中間小説とは何だったのか 戦後の小説雑誌と読者から問う |
| 著者名 |
小嶋洋輔/[著]
高橋孝次/[著]
西田一豊/[著]
|
| 出版者 |
文学通信
|
| 出版年月 |
2024.5 |
| ページ数 |
367p |
| 大きさ |
21cm |
| ISBN |
978-4-86766-051-5 |
| 分類 |
910264
|
| 一般件名 |
日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)
日本文学-雑誌
|
| 書誌種別 |
一般和書 |
| 内容紹介 |
戦後日本では人々は雑誌で小説を読み、数多くのベストセラーが生まれた。昭和20年代から40年代にかけて隆盛した純文学と大衆小説の間の存在である中間小説の誕生から、読者層の形成、市場が確立、拡大するまでをさぐる。 |
| 書誌・年譜・年表 |
中間小説誌関連年表:p353〜354 文献:p359〜360 |
| タイトルコード |
1002410013151 |
| 要旨 |
藤田先生、ありがとう!生前書き残した最後の名エッセイ。カイチュウ博士、涙と爆笑の一代記! |
| 目次 |
第1章 「変わり者」を生きる勇気(真の「安定」とは変化し続ける時の流れにある 人も寄生虫も、どこかで誰かの役に立っている ほか) 第2章 「寄生虫博士」の人生はトンデモなく奇想天外(微生物がウヨウヨいる川はキレイで、雑菌のいない場所はキタナイ みんな違って当たり前。それがわかっていてこそ、人は尊重しあえる ほか) 第3章 苦しいときほど「下」を向いて生きればいい(どん底に突き落とされたとき救ってくれたのは、人の優しさだった 生きる原点は「下」にある。つらいときほど「下」を見ればいい ほか) 第4章 「健康」がアブナイ(「健康とは何か」。今、改めて問い直してほしい 人も寄生虫も「地球のパラサイト(寄生生物)」にすぎない ほか) |
| 著者情報 |
藤田 紘一郎 1939年旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。テキサス大学留学後、金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。2021年誤嚥性肺炎のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 中間小説とは何だったのか
「はじめに」に代えて
9-18
-
高橋孝次/著
-
2 「中間小説誌」の誕生
和田芳恵と『日本小説』
20-43
-
高橋孝次/著
-
3 小説と読物
「筋の面白さ」を追求した先駆け
44-46
-
小嶋洋輔/著
-
4 苦楽
大佛次郎の再始動
47-49
-
牧野悠/著
-
5 小説界
堅実な中間小説誌を目指して
50-52
-
西田一豊/著
-
6 小説朝日
自覚的な中間小説誌
53-56
-
西田一豊/著
-
7 「チャンバラ中間小説」の徴候
戦前期大衆文学論からの要請
57-85
-
牧野悠/著
-
8 舟橋聖一『雪夫人絵図』と中間小説誌
86-105
-
西田一豊/著
-
9 昭和二〇年代の『小説新潮』
「御三家」の筆頭
106-109
-
小嶋洋輔/著
-
10 大衆雑誌懇話会賞から小説新潮賞へ
「中間小説」の三段階変容説
110-138
-
高橋孝次/著
-
11 昭和二〇年代の『別冊文藝春秋』
芸術の香りただよう「小説好きの大人の雑誌」
139-143
-
高橋孝次/著
-
12 中間小説の「真実なもの」
「地方紙を買う女」と「野盗伝奇」
146-171
-
高橋孝次/著
-
13 清張の“ポスト銭形”戦略
『オール讀物』のなかの「無宿人別帳」
172-197
-
牧野悠/著
-
14 昭和三〇年代の『オール讀物』
戦前・戦後を生き抜いた「檜舞台」
198-203
-
牧野悠/著
-
15 中間小説誌における「読者の声」欄の位置
『小説新潮』の試み(昭和二八年〜昭和三九年)
204-234
-
小嶋洋輔/著
-
16 『日本の黒い霧』と小説群
松本清張の小説方法をめぐって
235-252
-
西田一豊/著
-
17 吉行淳之介『男と女の子』と『別冊モダン日本』
<戦後>の違和をいかに描くか
254-279
-
小嶋洋輔/著
-
18 笑いのリベンジ
山田風太郎「忍法相伝73」から「笑い陰陽師」へ
280-306
-
牧野悠/著
-
19 遠藤周作と中間小説誌の時代
『小説セブン』と人気作家の戦略
307-325
-
小嶋洋輔/著
-
20 表皮としてのエンターテインメント
五木寛之「さらばモスクワ愚連隊」論
326-342
-
西田一豊/著
-
21 創刊から昭和四〇年代前半までの『小説現代』
最後の「御三家」
343-346
-
小嶋洋輔/著
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